三塁


高橋 周平 左打ち

期待のスラッガーも、気づけば足の遅いヒットメーカータイプになり、それも1年あまりで不調に。入団当時の期待値通り、3割20本を果たせるか。二塁守備に目処が立つようなら、コンバートは好手になるだろう。


石垣 雅海 右打ち

序列が下がりつつある右の大砲候補。チャンスはかなり少ないだろう。チーム方針の転換が感じられる今シーズン。率は捨てて、思い切りの良いスイングをアピールしたい。


石川 昂弥 右打ち

プロ3年目を迎えるドラ1スラッガー。今年は開花の予感。怪我がなければ首脳陣も優先的に起用するだろう。

.240、15本くらいを期待したい。ポジションはサードを軸に、セカンド、ショートも視野。


遊撃


京田 陽太 左打ち

常に酷評されるドラゴンズのレギュラーショート。打撃は、成績さることながら、内容が悪い、一方で守備は安定している。

貧打のドラゴンズにおいても、名ショートは安泰か。それとも、新監督が新たな形を示すのか。個人的には、年齢や過去の言動から、この辺が頭打ちと見ています。打つ方は、.240、3本前後程度でしょうし、ヒットの多くは相手バッテリーが抜いている時で、勝負どころでギアチェンジした場面では、まず打たないでしょう。ドラゴンズとしては、この京田選手を入団後5年間、レギュラーとして君臨させている現状が、壊滅的であるということを認識して、対抗馬になり得る人材の確保・育成に邁進してもらいたい。それは、チームのためであり、京田のためにもなるのだから。

私なら、京田はあえて守備要員にします。また、出場機会増加を希望するなら、セカンドのサブポジ練習も推奨するでしょう。試合展開次第ですが、スターターは、有望な若手を使い、展開次第では、早めに京田に変えるかもしれません。


土田 龍空 左打ち

ルーキーイヤーの昨年、一軍出場も果たした若手遊撃手。守備に定評ありとのことだったが、高卒の限界か、やはり京田と比べると…という話が尽きないようです。余談ですが、立浪監督の凄さが際立ちますよね。

土田選手も、長距離砲というわけではありませんから、どういう選手として自分を売り込むのかが、重要になるでしょう。及第点の守備にプラスして、京田より使いたい、と思わせるためには…。京田は比較的無計画に打ちに行く印象ですから、やはり左右の差はありますが、井端さんのような粘りのある打者なら、きっかけになるかもしれません。とは言え、身体、体力も含めてまだ2軍でのレベルアップも必要でしょう。今年に関しては、一軍は経験させる為の延長上程度でしょう。


根尾 昂 左打ち

外野一本というのは、ポジションにとらわれず、一軍で、打撃の結果を出せというメッセージでしょう。そのためには、まずは試合に出ること。昨年や過去3年程度の野手陣の成績を見れば、両翼のポストが1番スカスカなことは一目瞭然です。ポテンシャル的に、京田を追いやれるショートはやはり根尾なのです。逆説的に言えば、根尾がショートのレギュラーを掴む日が来れば、ドラゴンズは強くなるということ。ストーリーとしては、外野で出場する→打撃で結果を出す→守備に目をつぶってショート朝鮮→ショート守備の経験を積み、松井稼頭央や野村謙二郎、石井琢朗のようなショートになる

という未来図が見えてくるからです。

私なら、未来優先でいきなりショート根尾ですけど、攻守両方を一からというのは負担が大きいのでしょうね。外野守備なら既にある身体能力で一定基準を超えられるので、打撃に集中できるだろうという、中期戦略と見ています。

外野には、他にも有望株がいるので、根尾は、早期にまた、外野の枠を空けてもらいたいですね。


まとめ


三塁レギュラー

石川


遊撃レギュラー

京田→根尾


控え

高橋、ないし三ツ俣らユーティリティが兼務