お次は、メンタルテコ入れ。
小項目をあげる。

(1)前向き発言を根付かせる
(2)成功体験を与え、メンタル強化
(3)監督の個人攻撃禁止
(4)ここまでのメンタル面から見る実績

配点は各5点。

(1)前向き発言を根付かせる
与田監督は優勝と唱えつつ、全員に期待しているといい続けている。
選手たちも、メディアのコメントやインタビューで前向き発言をしているし、結果が出なかった時も、まっすぐをしっかり投げられたのは良かった、など、いい点を言葉するようになってきている。
言葉は言霊と言って、魂が宿るので、言葉が変わると行動、態度が変わり、結果が変わると言われます。
難しいテーマですが、着手な足がかりになっている部分が見えます。
得点は4。

(2)成功体験を与え、メンタル強化
投手起用の際、言ってましたね。
先発が打たれてから変えるのでなく、打たれる前に変えて、成功体験として終わらせてあげたいと。
野手も、失敗自体を責めず、ミスをしても翌日もチャンスを与えるようにしていますね。
この辺は、どこからがフォローで、どこからが交代のタイミングかが難しく結果論になりがちですが、ここの心の状態を考えてやっているかが、わかるのはこれからかもしれませんね。
現時点ででは3点とする。

(3)監督の個人攻撃禁止
これは、与田監督自らが意識しているんだな、と感じます。
使う側の責任、と言ってますが、その通りですよね。
監督がメディアでここを批判するのって、メンタル面からみて、なんのプラスもないと思う。
批判する人の意見って、なんやかんや言い方変えてるけど、自分の価値観でしかないもんね。
言われた方が傷つき、切り替えにも影響するだろうし、次の出番の時、取り返そうと無駄にプレッシャーかかるかもしれないしね。
監督もストレス溜まるだろうけど、ここは徹底して頑張ってると思う。
得点4。

(4)ここまでのメンタル面から見る実績
まずは何と言っても大野雄大。
昨年未勝利、登板6から堂々たるローテの一角に戻した。
実績もある彼だけに、復調の要因はメンタルしかないでしょう。
高橋もうまく使われたり、使われなかったりの状態から昨年初の規定打席。
その掴みかけたきっかけ、自信を役割とポジションを、与えたことで安心させ一皮剥ける手助けをしたようにも思える。
これもある種のメンタルケアだ。
福谷や又吉のように、メンタルが原因?って思える投手には配置転換をしてみてきっかけを与えた。福谷は怪我で一回のみの登板だが、こちら側が楽しみに思える出来だった。
大島、平田も実績を鑑みてうまく使ったと思う。
もちろん、一方で埋れている者、チャンスが少ない者もいると思うので、後半戦にも期待したい。
現時点では、5でもいいと思う。

ということで、メンタルテコ入れは20点満点中、16点。

ただ、与田監督が少し闇に掴まれかかってるんで、しんどいと思いますが、初心忘れずお願いしますね!