ヴァイオリンの習い始めは
ヴァイオリンと弓を持って
左指は押さえないで、
弦の上で弓を動かして
音を出す練習をします。
次に、左指で弦を押さえて
色々な高さの音を出して
色々な曲が弾けるようになります。
それから、音と音をなめらかに繋げて
メロディーの表現を豊かに出来る
スラーを習います。
この音と音をつなげて弾くスラーが
うまく弾けない場合があります。
なぜでしょう!
一つずつの音を
弓を返して弾く時は
左右の手は同時に次の動作に移ります。
ところが、スラーを付けると
左指は次の音の指に変えても
弓は長い一つの音を弾いているように
動かしていなければなりません。
左右の手で違う事をするのに
慣れていないからです!
では、どうしたらよいのでしょうか。
まずはじめに、スラーの付いている音を
スラーなしで弾いてみましょう!
良い音で弾けていたら
次に、左指を押さえないで
長い音を弾いてみます。
よく響く良い音かどうか確認したら
スラーを付けて、
次の音を弾く前に弓を止めて
一音一音止めて
次の音を押さえて弾いてみましょう。
そして、段々弓を止めないで弾くと
スラーが付いた音をなめらかに
弾くことができます。
この時、弓の長さを弾く音の数に分けて
指を動かすと弾きやすいです。
こうすると、特に沢山の音をスラーで弾く時に
弓が足りなくなりません。
なんだかスラーがなめらかに弾けない時に
やってみましょう!


