日本は強豪国にとっても厄介な存在に? 元代表指揮官サウスゲイトはイングランドがW杯で“避けたいチーム”の1つに森保ジャンパンを選出 「非常に厳しい試合になる」

 

コロンビア、スコットランドの名前も

W杯抽選会が迫る日本代表 photo/Getty Images

元イングランド代表指揮官ガレス・サウスゲイト氏は、W杯でイングランドが避けたい相手の1つに日本代表を挙げたという。英『METRO』が報じている。 日本代表はアジアトップにランクイン! Optaスーパーコンピューターによる2026年W杯優勝予想「日本の優勝確率は……」 来年6月に開催される北中米ワールドカップは史上最多となる48カ国が出場する。そのうちすでに42カ国が出場を決めており、日本時間6日(土)深夜2時に組み合わせ抽選会が行われる。 出場国はポット1〜4に振り分けられ、4チームずつの12グループがこの抽選会で決まるが、サウスゲイト氏が昨夏まで代表監督を務めたイングランドはポット1。ポット2〜4に振り分けられた国と対戦するなか、同氏は本大会で対戦を避けたい相手を3つ聞かれると、南米の強豪コロンビア、イングランドとライバル関係にあるスコットランドに並び、森保ジャパンを選出。「日本のようなチームと対戦するのは非常に厳しい試合になると思う」と語ったという。 日本は前回大会でドイツ、スペインを倒しグループ首位通過を果たし、さらに直近の親善試合ではブラジルを撃破した。そんな日本はポット2に入っているが、強豪国にとってもあたりなく相手と警戒されているようで、サウスゲイト氏もイングランドにとって厄介な存在になると考えているようだ。 また同氏は今夜の抽選会を見るかどうか聞かれると、「おそらく見ないだろう」とコメント。続けて「大会期間中はメディア対応は一切しない。今、私の役割は邪魔にならないようにすること」とも語っており、トゥヘル体制に変わったイングランドを影から応援するつもりだと話している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ北中米W杯の組み合わせ抽選会が開催! 放送は?抽選方法は?基本情報をおさらい

W杯組み合わせ抽選会は5日深夜に実施

 FIFAワールドカップ26の組み合わせ抽選会が5日(金)に開催される。史上初の3カ国共催となり、出場国もこれまでの32カ国から48カ国へと大幅増に。改めて抽選会の基本情報をおさらいする。 【動画】W杯抽選会の方式を10分で解説!

■どこで何時から?

 抽選会は開催国の1つであるアメリカのワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターで行われる。時間は2025年12月5日(金)の26時(6日(土)の2時)にスタート予定となっている。  ジョン・F・ケネディ・センターは、総合文化施設であり、ミュージカルや演劇、バレエ、オーケストラなど、様々なジャンルの公演が開催されている。

■抽選会の中継は?

 地上波放送ではNHK総合テレビが、インターネット配信ではDAZNがライブ配信を実施することが発表されている。また、「FIFA.com」および「FIFA YouTubeチャンネル」も含めたすべてのFIFAプラットフォームで行われる。  ●NHK総合  2025年12月5日(金)25:45~ 【ゲスト】山本昌邦、森岡隆三 【キャスター】今井美桜 【アナウンサー】下境秀幸  ●DAZN  2025年12月5日(金)25:30~ 【スタジオMC】野村明弘 【ゲスト】矢部浩之、影山優佳 【解説】林陵平、柿谷曜一朗 (※12月5日 15時追記)

■登壇者は?

W杯抽選会に登壇するレジェンドたち [写真]=Getty Images

 日本代表の森保一監督も現地入りする中、ボイコットを発表しているイラン代表以外の関係者が集うことに。その中で、抽選会のアシスタントはアメリカのスポーツ界を彩る豪華な顔ぶれとなった。  元イングランド代表DFでもあるリオ・ファーディナンド氏がメインのプレゼンターを務め、国際アナウンサーでもあるサマンサ・ジョンソンさんがアシスタントに。また、レッドカーペットホストは、元NFLプレーヤーでニューヨーク・ジャイアンツ一筋でプレーを続けえたクォーターバックのイーライ・マニング氏が務める。  抽選のアシスタントには、NFLのスーパーボウルで7度の優勝経験があるトム・ブレイディ氏、NHLの殿堂入り選手でもあるウェイン・グレツキー氏、MLBのニューヨーク・ヤンキースで活躍し7度オールスターに出場しているアーロン・ジャッジ、そしてNBAで4度の優勝を経験したシャキール・オニール氏が登場。北米で人気の4大スポーツのレジェンドが集うこととなる。

■抽選方法は?

 4カ国が12のグループ(A〜L)に割り振られてグループ分けが決定。抽選はポット1のすべてのチームがグループAからLに割り振られるところからスタートする。すでに、開催国のカナダ、メキシコ、アメリカはグループが割り振られており、メキシコがグループAの1、カナダがグループBの1、アメリカがグループDの1に入ることが決定している。  ポット1の残りの9カ国は、残りのグループの「1」に入ることになる。なお、FIFAランキングの上位4カ国に当たるスペイン、アルゼンチン、フランス、イングランドの4カ国は、準決勝までの2つのルートに分けられることに。スペイン(1位)とアルゼンチン(2位)、フランス(3位)とイングランド(4位)はそれぞれ異なる山に配置され、順当に勝ち上がった場合にスペインとアルゼンチンが決勝まで対戦しない構図となる。  その後、ポット2、3、4の順に抽選が実施。これまでの大会同様に、同じ大陸連盟の国に関しては、欧州は各グループ2カ国まで、その他は1カ国までと制限されている。これはプレーオフ枠も同様に適用されるため、アジア、アフリカ、北中米カリブ海、南米の国々は該当する大陸間プレーオフはポット4から除外されることとなる。  また、ポット3の抽選終了段階で欧州の2カ国がグループに入った場合は、ポット4の欧州プレーオフが除外がされる。

■ポット分けは?

ポット分けに関してはFIFAが正式発表していない

 12カ国が4つのポットに分けられている。開催国であるカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国はポット1に。残りはFIFAランキングの上位から順にポット1から埋まっていく。  日本は史上初となるポット2に入ることに。出場国が増えたことによる恩恵でもあるが、クロアチアやモロッコ、コロンビアなどとの対戦は回避される。なお、欧州プレーオフの4カ国、大陸間プレーオフの2カ国はポット4に入ることが決定。2026年3月に残りの出場6カ国が決定する。 【ポット1】 27位:カナダ代表 15位:メキシコ代表 14位:アメリカ代表 1位:スペイン代表 2位:アルゼンチン代表 3位:フランス代表 4位:イングランド代表 5位:ブラジル代表 6位:ポルトガル代表 7位:オランダ代表 8位:ベルギー代表 9位:ドイツ代表 【ポット2】 10位:クロアチア代表 11位:モロッコ代表 13位:コロンビア代表 15位:ウルグアイ代表 17位:スイス代表 18位:日本代表 19位:セネガル代表 20位:イラン代表 22位:韓国代表 23位:エクアドル代表 24位:オーストリア代表 26位:オーストラリア代表 【ポット3】 29位:ノルウェー代表 30位:パナマ代表 34位:エジプト代表 35位:アルジェリア代表 36位:スコットランド代表 39位:パラグアイ代表 40位:チュニジア代表 42位:コートジボワール代表 50位:ウズベキスタン代表 51位:カタール代表 60位:サウジアラビア代表 61位:南アフリカ代表 【ポット4】 66位:ヨルダン代表 68位:カーボベルデ代表 72位:ガーナ代表 82位:キュラソー代表 84位:ハイチ代表 86位:ニュージーランド代表 欧州PO①:イタリア代表、北アイルランド代表、ウェールズ代表、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 欧州PO②:ウクライナ代表、スウェーデン代表、ポーランド代表、アルバニア代表 欧州PO③:トルコ代表、ルーマニア代表、スロバキア代表、コソボ代表 欧州PO④:デンマーク代表、北マケドニア代表、チェコ代表、アイルランド代表 大陸間PO①:ニューカレドニア代表、ジャマイカ代表、コンゴ民主共和国代表 大陸間PO②:ボリビア代表、スリナム代表、イラク代表

 

 

 

 

 

 

 

 

【サッカーW杯】日本は初のポット2決定 FIFAが発表 組み合わせ抽選は現地5日に開催

 

発表されたFIFAワールドカップのポット分け

FIFA(国際サッカー連盟)は26日、26年北中米ワールドカップの組み合わせに関する出場チームのポット分けを発表しました。 【一覧】最新のFIFAランクトップ20は? 今大会は出場48チームが、まず4チームずつA~Lの12グループに分かれてのグループステージ。その組み合わせ抽選をするにあたって、12チームずつ4つのポットに分かれます。同じポットに入ったチームは、グループステージでの対戦はありません。 開催国のカナダ、メキシコ、アメリカに加え、出場を決めたチームのFIFAランク上位からポット1、2、3、4に分かれることに。FIFAランク18位の日本はポット2に入ることが決定。日本がポット2に入るのは史上初。前回カタールワールドカップ3位のクロアチア、4位モロッコといった同じポット2のチームとは、グループステージで当たらないことが確定しました。 すでに開催国のグループ分けは決まっており、メキシコはA、カナダはB、アメリカがD。残りのポット1の9チーム、スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド、ブラジル、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ドイツが各グループに分かれます。その後、2ポットから順に全チームが振り分けられていくことになります。またヨーロッパ予選通過チーム以外の各予選突破チームは、同じグループに所属することはありません。 組み合わせ抽選会は、現地5日午後0時にワシントンで開催されます。 【FIFA北中米ワールドカップポット分け】()内の数字は11月20時点のFIFAランク <ポット1> カナダ(27位) メキシコ(15位) アメリカ(14位) スペイン(1位) アルゼンチン(2位) フランス(3位) イングランド(4位) ブラジル(5位) ポルトガル(6位) オランダ(7位) ベルギー(8位) ドイツ(9位) <ポット2> クロアチア(10位) モロッコ(11位) コロンビア(13位) ウルグアイ(16位) スイス(17位) 日本(18位) セネガル(19位) イラン(20位) 韓国(22位) エクアドル(23位) オーストリア(24位) オーストラリア (26位) <ポット3> ノルウェー(29位) パナマ(30位) エジプト(34位) アルジェリア(35位) スコットランド(36位) パラグアイ(39位) チュニジア(40位) コートジボワール(42位) ウズベキスタン(50位) カタール(51位) サウジアラビア(60位) 南アフリカ (61位) <ポット4> ヨルダン(66位) カーボベルデ(68位) ガーナ(72位) キュラソー(82位) ハイチ(84位) ニュージーランド(86位) 欧州PO枠A イタリア(12位)、ウェールズ(32位)、北アイルランド(69位)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(71位) 欧州PO枠B ウクライナ(28位)、ポーランド(31位)、スウェーデン(43位)、アルバニア(63位) 欧州PO枠C トルコ(25位)、スロバキア(45位)、ルーマニア(47位)、コソボ(80位) 欧州PO枠D デンマーク(21位)、チェコ(44位)、アイルランド(59位)、北マケドニア(65位) 大陸間PO枠1 コンゴ民主共和国(56位)、ジャマイカ(70位)、ニューカレドニア(149位) 大陸間PO枠2 イラク(58位)ボリビア(76位)、スリナム(123位)