右サイドや中央で精力的なプレーを見せた堂安律。現地メディアからは一定の評価「常にボールを受けられるアクティブな選手」
フランクフルトのMF堂安律が現地メディアで一定の評価を得ている。 フランクフルトは30日、ブンデスリーガ第12節でヴォルフスブルクと対戦した。試合は拮抗した展開でスコアレスのまま後半へ進むと、67分に右サイドからのクロスをアーロン・ツェンターが沈めてヴォルフスブルクが先手を奪った。それでも、フランクフルトは後半アディショナルタイムにミッキー・バチュアイがPKから同点弾を奪取。そのまま試合は終了し、1-1のドロー決着となった。 この試合では右サイドだけでなく途中からは中央のポジションでもプレーした堂安は、現地メディア『フランクフルター・ルンドシャウ』で、チーム内でも2番目となる「まずまず」の評価を受け、以下のように記された。 「常にボールを受けられるアクティブな選手で、多くを試みたが、全てが成功したわけではない。ペナルティエリアの端からのシュートは大きく枠を外れた。鋭い角度からのシュートはディフレクト(コース変更)し、グラバラに阻まれた。後半は勢いが落ちた」
今季5得点目の前田大然、現地メディアから賛辞「スピードは常に脅威となった」
先制点を挙げた(右)前田大然 [写真]=Getty Images
セルティックに所属する日本代表FW前田大然とMF旗手怜央のパフォーマンスには高い評価が与えられている。 【動画】旗手怜央のアシストから前田大然が先制弾! スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第14節が11月30日に行われ、セルティックはハイバーニアンと対戦。27分に敵陣高い位置でプレスをかけたところを旗手が奪って横パスを受けた前田が流し込んで先制に成功すると、28分にはアルネ・エンゲルスが追加点を挙げた。その後、56分にPKから1点を返されたが、リードを守り切り、2-1で勝利を収めた。 この試合に先発出場した前田はフル出場を果たし、旗手は77分までプレー。前田は今季公式戦5得点目(リーグ戦では4得点目)、旗手は今季2アシスト目をそれぞれ記録して勝利に貢献した。なお、山田新と稲村隼翔はメンバーから外れていた。 試合後、選手採点を発表したスコットランドメディア『グラスゴー・ワールド』は、前田に「8」点をつけ、「序盤に中央からネットを揺らしたがオフサイドで認められなかった。それでも、数分後にゴールを決めると、彼のスピードは常に脅威となった。中央でのプレーを快適に感じているようで、ハイバーニアンは対抗するために1、2ヤード下がっていた。本当に素晴らしかった」と賛辞を送っている。 また、前田の先制点をアシストした旗手には「7」点をつけ、「ミスの後も冷静さを保って、アシストを記録した。その後は幅広いパスレンジを披露して試合に入り込んでいた。快適な午後だった」と評価している。
上田綺世、当初のOG判定が覆る! 公式記録変更でエールディヴィジ14戦14発&公式戦15発目
フェイエノールトでプレーする日本代表FW上田綺世のオウンゴール判定が覆った。 フェイエノールトは11月30日に行われたエールディヴィジ第14節でテルスターのホームに乗り込み、2-1で勝利。公式戦での連敗を「4」でストップし、トンネルを脱出した。 【動画】上田綺世が絶妙トラップからゴール! この一戦で均衡を破ったのは今季のフェイエノールトで得点源と化す上田。25分にボックス右で浮き球パスを左足トラップで収めると、右足をひと振りし、チームを先制に導いた。 当初こそ相手DFフース・オッフェルハウスに当たってのものとみなされ、リーグの公式記録上でオウンゴール表記だったが、後に修正。上田の得点として認められている。 これがリーグ戦3試合ぶりの一発だが、公式戦では先のヨーロッパリーグ(EL)に続くゴールに。これでリーグ戦では出場14試合で得点ランキングトップを保つ14ゴール目となった。 また、ここまで20試合に出場している公式戦を通じては15ゴール目。得点感覚が研ぎすまれる27歳ストライカーだが、どこまでこの数字を伸ばすのか。今後の活躍も楽しみだ。
セルヒオラモス 古巣レアル復帰を志願か スペインメディア報道「最後にもう一度…」
メキシコ1部モンテレイの元スペイン代表DFセルヒオラモス(39)が、古巣であるスペイン1部レアル・マドリード復帰を申し出たと、同国メディア「フィジャヘス・ネット」が報じた。 Rマドリードの最終ラインにケガ続出中の状況を踏まえ、自ら復帰に立候補したという。そのため、低い給与水準やサブ的な役割での契約を受け入れるつもりであるとし、今季終了までの期限付きで加入したい意向であるとした。 その理由として同メディアは、本人に近い関係者の話として「彼はRマドリードのユニホームを着て、最後にもう一度ベルナベウのピッチに立ちたいと望んでおり、それが今回の直接オファーの理由となっている」と伝えた。 クラブ側は大ベテランの復帰を検討していなかったというが、同メディアは「Sラモスの行動はRマドリードを驚かせた。チームは現在、守備陣に多くのケガ人を抱える中、この選手がチームにフィットするか検討しているところだ」と指摘した。 Sラモスは2020―21年シーズン限りで16年在籍したRマドリードを退団したが、サプライズは実現するのか。



