パドレス、2年連続のポストシーズン進出決定! 執念のサヨナラ勝利で逆転地区優勝へ望みを繋ぐ
2年連続のポストシーズン進出を決めたサンディエゴ・パドレス(写真=GettyImages)
○ パドレス 5x-4 ブリュワーズ ●<現地時間9月22日 ペトコ・パーク> サンディエゴ・パドレスが中地区王者ブリュワーズとの本拠地カード初戦にサヨナラ勝利。2年連続でポストシーズンへの切符を掴んだ。 勝てばポストシーズン進出の決まるパドレスは初回、ナ・リーグ最多17勝の右腕ペラルタから二死満塁と好機を作ると、ペラルタのボークにより三塁走者が生還。ラッキーな形で先制点を奪ったが、直後の2回表にチーム最多13勝の右腕ニック・ピベッタが3点を失い、逆転を許した。 それでも、5回裏にホセ・イグレシアスが左翼スタンド2階席へ2号ソロを運んで1点差に。7回裏には3番手右腕ミアーズに対して二死から連続四球をもぎ取って好機を作ると、ルイス・アラエスの右前適時打で同点。試合はそのまま延長タイブレークに突入した。 延長10回は両軍1点を取り合って勝敗付かず。延長11回表には7番手の新人右腕ブラッグリー・ロドリゲスが一死満塁のピンチを背負うも、2番チョウリオを二ゴロ併殺に仕留めてゼロに封じた。そして11回裏、タイブレークの走者を送りバントで三塁に進めると、フレディ・フェルミンが中前適時打を放ってサヨナラ勝利。直近6年で4度目のポストシーズン進出を決めた。 今季のパドレスは開幕7連勝を収めるなどドジャースと熾烈なデッドヒートを繰り広げ、現在は86勝71敗でワイルドカード圏内の2番手に位置。2.5ゲーム差を追う2位パドレスは5試合、地区優勝マジック「3」の首位ドジャースは6試合を残している。
ドジャースに痛手! 救援グラテロルは「今年中の復帰はない」とフリードマン編成本部長が言及「必要な投球量を積み上げるのが難しい状況」
今季の復帰が絶望的となったドジャースの救援右腕グラテロル。(C)Getty Images
ロサンゼルス・ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長兼CEO(野球部門)が、救援投手ブラスダー・グラテロルについて「ポストシーズンで復帰できる可能性は低い」と話したと現地9月22日、米誌『Sports Illustrated』などが報じた。 【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい! 華やかに“始球式”を彩った美人女優&タレントたちを大特集! フリードマン編成本部長は、昨年11月19日に右肩関節唇の手術を受けたグラテロルについて、「今季復帰する可能性は極めて低い」とコメントし、こう続けた。 「本人が望むようには進んでいませんし、我々が望むようにもいっていません。復帰に必要な投球量を積み上げるのが難しい状況です。したがって、今年中の復帰はないと見ています」 今季苦戦するドジャース救援陣にとって、グラテロルは貴重な戦力となるはずだった。2023年にはキャリアハイの68試合に登板し、防御率1.20、4勝2敗、7セーブ、48奪三振の好成績をマーク。昨季のワールドシリーズでも3試合に登板して1失点のみと世界一に大きく貢献していた。 こうしたなか、デーブ・ロバーツ監督は現在のブルペン陣について「彼らには自信が欠けている。全員がいい投球をしたいと思っているし、チャンスを求めているのに、必要な場面でいいボールを投げられていない」と指摘。さらに「時に慎重になりすぎることもある。才能はあると信じているが、いまは安定して結果を出すために必要な自信を持てていない。地区優勝チームのように粘る打線と対戦する時には、常にいい投球を続けなければならない。そうでなければ、必ずつけ込まれてしまう」と語った。 現地22日、地区2位のサンディエゴ・パドレスはミルウォーキー・ブルワーズに勝利を収め、ポストシーズン進出を決めるとともに、首位ドジャースとのゲーム差を2.5に縮めている。地区優勝へマジック3と迫るドジャースだが、ブルペンに不安を抱えるチームがこのまま終盤戦を乗り切れるのか。ポストシーズンを見据えるうえでも、今後の動向から目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部
MLB=通算147勝のモートンがブレーブスと契約、古巣で引退へ─報道
[22日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)で通算147勝を挙げているベテラン右腕チャーリー・モートン投手(41)は22日、ブレーブスとメジャー契約を結び、古巣で現役引退することになった。MLB公式サイトが報じている。 モートンは2002年のドラフト3巡でブレーブスから指名され、08年にメジャーデビュー。09年途中にパイレーツへトレードされると、アストロズ時代の17年にはワールドシリーズ制覇に貢献した。21年に古巣のブレーブスに復帰するとこの年に自身2度目のワールドシリーズ優勝を経験し、24年まで在籍した。 今季はオリオールズで開幕を迎え、途中で移籍したタイガースを21日に解雇。現時点での通算成績は147勝134敗、防御率4.13で、オールスターには2回選出されている。 ブレーブスのブライアン・スニトカー監督は「モートンは戻ってきたばかりなので、今後のプランはまだ分からない」とコメント。MLB公式サイトはリリーフ起用、先発として数イニング登板のどちらも可能性があるとし、今週末に組まれているもうひとつの古巣のパイレーツ3連戦で登板することになれば、モートンはさらに感傷的な気分になるだろうと伝えている。


