日本人獲得に新たな英クラブが名乗りか 20Gエースに退団の噂…関心ありと現地報道
前田大然にブレントフォードが関心
イングランド1部ブレントフォードがスコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然の獲得に関心を示していると現地メディアが報じている。 【動画】「ウサイン・ボルトみたい」前田大然が“70m爆走弾”を叩き込んだ瞬間 前田は今季公式戦51試合で33得点を決めて攻撃陣をリードし、リーグとリーグカップの二冠に大きく貢献した。その活躍によって、ステップアップの期待が高まっている。 これまでに1部昇格を果たしたリーズ・ユナイテッドやトッテナム、ウェストハムなどのイングランド1部の複数クラブをはじめ、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるトルコ1部フェネルバフチェからの関心が報じられてきたが、英紙「デイリー・レコード」はこの争奪戦にブレントフォードが加わったと伝えてる。 ブレントフォードは今季のプレミアリーグで10位と健闘。チームを率いたトーマス・フランク監督は低迷からの脱却を目指すトッテナムに引き抜かれたが、セットプレーコーチを務めていたキース・アンドリュース氏が昇格する形で新指揮官に就任した。 セルティックは前田に対するフェネルバフチェからのアプローチに対して、移籍金2100万ポンド(約42億円)を要求したとも言われており、ブレントフォードにとっては非常に大きな買い物となる可能性が高い。今季20ゴールを決めたFWブライアン・ムベウモに退団の噂もあるなか、新たな得点源として前田を獲得することになるのだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部
グアルディオラ監督がクラブW杯批判に反論「彼らがここに来られなかったからだ」「ユルゲンとは何度も何度も喧嘩した」
ジョゼップ・グアルディオラ監督(C)Getty Images
FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025に参加しているマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、選手たちの負傷を恐れた。29日、『ESPN』が伝えた。 決勝トーナメントの行方は?クラブW杯2025|組み合わせ・試合日程・放送予定 グアルディオラ監督は「11月、12月、あるいは1月には大惨事になるかもしれない。我々は疲れ果て、ワールドカップで完全に打ちのめされている。分からないが、こんなことは人生で初めてだ」とCWC参加による疲労を認めた。 「選手たちは過去にワールドカップや欧州選手権で代表チームとしてプレーしてきたから、メンタル面でそういうことはよくあることだ。時には精神的に休息が必要なこともあるが、回復すれば復帰できるだろう」 CWC決勝は7月13日に行われ、来シーズンのプレミアリーグは8月15日に開幕。約1ヵ月間と短い準備期間から選手たちのコンディション不調が危惧されている。CWCについては、かつてボルシア・ドルトムントやリヴァプールで、グアルディオラ監督と熱戦を繰り広げたユルゲン・クロップ氏も批判していた。 グアルディオラ監督は、クロップ氏の意見に同意しつつも「いいかい、ユルゲンとは何度も何度も喧嘩したんだ」と持論を述べた。 「彼の気持ちは理解できるし、尊敬もしている。私も彼の主張を擁護するし、理解できる。しかし私たちは監督として、大会を運営しているわけではないんだ。ここに来られたことを誇りに思う。多くのチームが大会に不満を抱いているが、それは彼らがここに来られなかったからだ。そうでなければ、彼らはここにいることを心から楽しんでいたかもしれないだろう」 「もちろん、監督にとって理想的な状況ではない。来シーズンに向けて2ヵ月間準備できたらうれしいだろう?来シーズンに向けてリフレッシュしたいかって?もちろんだ。でも、仕方がない。これまでの努力のおかげで、ここにいる。ここまで来たら、できる限りのことをしよう」 シティは日本時間7月1日の10時からアル・ヒラルと対戦し、準々決勝進出を目指す。
プレミア王者がフリーでサウジから欧州帰還 8年半ぶりにバーミンガム復帰へ
元レスター・シティの優勝メンバーで、ジャマイカ代表MFデマライ・グレイが、サウジアラビアのアル・イティファクからフリートランスファーで古巣バーミンガム・シティに復帰する見通しであることが『talkSPORT』により伝えられている。すでに契約条件は合意済みで、メディカルチェックの一部を受け、7月1日には全て完了する予定だという。 17歳ヤマルと12歳年上インフルエンサーがバカンスに? 神童のプライベートに注目が集まる バーミンガム下部組織出身のグレイは、2006年にアカデミー入りし、2013年10月に17歳でトップチームデビューを果たした。同クラブで公式戦78試合に出場し8得点を記録。2016年1月には約370万ポンドでレスター・シティへ移籍し、同年5月には奇跡のプレミアリーグ制覇を経験した。 その後、2021年にレバークーゼンへと渡ったが、半年でプレミアに復帰しエヴァートンへ移籍。67試合で12ゴールを記録し、クラブの残留に貢献した。2023年9月にはスティーヴン・ジェラード氏が監督を務めていたアル・イティファクに加入したが、50試合でわずか4得点5アシストと苦戦。チームも結果を出せず、ジェラード氏は2024年1月に成績不振により契約解除となった。 今回のグレイの移籍に際し、アル・イティファクは将来的な売却益の20%を得られる条項を保持しているとのことだ。なお、ジャマイカ代表はゴールドカップでグループリーグ敗退が決定しており、それによりグレイの渡英がスムーズに進んだ形だ。 バーミンガムは2024-25シーズン、リーグ1からの昇格を決め、最終的に111ポイントというEFL史上最多勝点記録を打ち立てた。グレイの復帰は、勢いそのままにチャンピオンシップでの飛躍を目指すクラブにとって、大きな追い風となるだろう。