【巨人】 トレード加入のリチャードが「7番・三塁」で先発、4番には大城卓三を起用 戸郷翔征は今季初白星目指す
◆JERA セ・リーグ 広島―巨人(13日・マツダ) 巨人は13日、広島戦のスタメンを発表した。 【動画】移籍して即1軍合流のリチャードが三塁でノック ソフトバンクからトレードで加入したリチャード内野手が早速、「7番・三塁」でスタメン出場。期待の大砲のバットに注目が集まる。 大城卓三捕手が「4番・捕手」で先発。初の4番起用に応える。 以下、両チームのスタメン。 【巨人】 1番・遊撃 泉口 2番・左翼 若林 3番・二塁 吉川 4番・捕手 大城卓 5番・一塁 増田陸 6番・右翼 キャベッジ 7番・三塁 リチャード 8番・中堅 浅野 9番・投手 戸郷 【広島】 1番・中堅 中村 2番・二塁 菊池 3番・左翼 ファビアン 4番・右翼 末包 5番・捕手 坂倉 6番・三塁 小園 7番・一塁 モンテロ 8番・遊撃 矢野 9番・投手 森
「リチャードをどうしても獲得したい」 巨人が提案…城島CBO明かす電撃トレードの裏側
秋広は「将来的に主軸を張ってくれる」
取材対応したソフトバンク・城島健司チーフベースボールオフィサー【写真:森大樹】
ソフトバンクの城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO)が13日、福岡県筑後市のファーム施設で取材対応した。12日に発表されたリチャード内野手と巨人の秋広優人内野手、大江竜聖投手との交換トレードについて「両球団の思惑が一致した」と舞台裏を明かした。 【実際の様子】トレード直後…報道陣の前に見せたリチャードの“変化” 昨季までウエスタン・リーグで5年連続の本塁打王を獲得したリチャードは8年目の今季、栗原陵矢内野手の離脱もあって「8番・三塁」で初の開幕スタメンを勝ち取った。しかし、22打数2安打の打率.091、12三振と振るわず、4月5日に2軍降格。2軍では21試合出場で4本塁打、打率.162だった。 この日取材に応じた城島CBOは「両球団の思惑が一致したトレードであり、両球団とも魅力的な選手が獲得できたなと」と振り返る。その上で「今回に関していうと、ジャイアンツさんからリチャード選手をどうしても獲得したいという話がありまして」と、巨人から打診があったことを明かした。 2軍では圧倒的な成績を残しながら1軍では輝けなかったリチャード。城島CBOは「持っているものは素晴らしいものを持ってますし、活躍できなかったという思いはあるでしょうけど、ジャイアンツでその力を大いに発揮してもらいたいです」と新天地の活躍に期待を込めた。 一方でソフトバンクには大江と秋広が新たに加入した。中継ぎ左腕については「左のスペシャリスト。実績もありますし、うちの戦力としてすごく期待しています」とコメント。また、秋広は「まだ若いですから、将来的に主軸を張ってくれるという期待はあります」と、次代の大砲候補として注目しているようだ。
中日・中田翔が2軍降格 打率・169、2本塁打と低迷
中日は13日、中田翔内野手の出場選手登録を抹消した。代わって、辻本倫太郎内野手が昇格した。 【写真】先月バースデー弾を放った中田 上昇機運かと思われたが 中田はここまで22試合の出場で、打率・169、2本塁打、4打点。11日の阪神戦では4番・一塁で起用されたが、3打数無安打だった。 移籍2年目、オフに大減量して勝負のシーズンに臨んでいるが、5月は12打数1安打、打率・083。本調子を取り戻せないまま、再調整となった。


