阪神が西宮神社で必勝祈願 藤川監督、岡田顧問も参拝、300人のファンが集まる 絵馬に決意記す
阪神は6日、兵庫県西宮市内の西宮神社で恒例の必勝祈願を行った。藤川球児監督をはじめ、首脳陣、選手、球団関係者ら約150人が参拝。岡田彰布オーナー付顧問も姿を見せた。境内には300人の観衆が集まり、六甲おろしが流れる中、2年ぶりのリーグ優勝と日本一を祈願した。
指揮官は絵馬に「球進一歩」としたためた。選手会長の中野は「奪還」を掲げ、「やっとシーズンがはじまったという、そういう気持ちです」と決意を新たに。今年は球団創設90周年のメモリアルイヤーでもあり、「リーグ優勝と日本一を奪還できるように、チーム一丸となって戦っていきたい」と力強く語った。
阪神・藤川監督 支配下枠かけバトル! 現状空き4枠、開幕までに育成から1人引き上げ 育成1位・工藤&3位早川合流
「オープン戦、阪神(降雨中止)中日」(4日、甲子園球場) 阪神・藤川球児監督(44)が4日、支配下枠をかけたバトルのゴングを高らかに打ち鳴らした。中日とのオープン戦は悪天候で中止となったが、育成ドラフト1位・工藤泰成投手(23、四国ILp徳島)、同3位・早川太貴投手(25、くふうハヤテ)が1軍に合流。現状、支配下選手は66人で、4枠空いている。指揮官は開幕までに育成から1人引き上げる考えを持っており、オープン戦で起用すると明言した。 「支配下の枠は空いてますから。実力があれば支配下ということを考えていますからね。(登板日は)その日のゲームを見てもらえれば分かってくることだろうとは思いますけど。今の段階で背番号は関係ないですね」 支配下争いはし烈だ。現状、育成選手は14人。投手では伊藤稜、松原がキャンプ中の紅白戦で好投。野手では福島が2日の教育リーグ・広島戦でサヨナラ安打を放ってアピールした。日本選手だけではなく、コンスエグラ、アルナエス、ベタンセスら助っ人もチャンスをうかがう。 育成選手のモチベーションは高い。最速158キロを誇る工藤は「結果を残し続けるのが大事だと思う。謙虚に、一試合一試合やっていきたい。フォークが得意なので、真っすぐだけじゃないところも甲子園で見せたい」と気合十分。昨季、ウエスタン・阪神戦で甲子園の登板経験がある早川も「1軍で投げることが去年は絶対になかった。早い段階でチャンスをいただけたので結果を出したい」。2人は5日・中日戦に登板する可能性があり、闘志を燃やしている。 開幕1週間前のオリックス3連戦(京セラ)を除けば、オープン戦は残り8試合。1/14をかけた争いは、さらに熱を帯びていく。
阪神 育成の工藤を支配下登録!激励会で藤川監督がサプライズ発表 背番号は「24」
阪神・藤川球児監督が6日、大阪市内で開催された「2025年 阪神タイガース激励会」に出席し、育成1位・工藤泰成投手=四国ILp徳島=を支配下登録することをサプライズ発表した。背番号は「24」。 開会直後にあいさつに立った藤川監督は感謝の言葉などを伝えた後に、「私たちがこれからチームを作り上げて行きます。そんな中で今日は新たな発表があります。新たに支配下選手、ひとり誕生します。工藤泰成」と報告。工藤は「ハイ!!」と力強く返事をして、会場は拍手に包まれた。

