中日】風呂場で井上監督から「野手はどうだ」2年目で野手転向の加藤竜馬がきっかけ明かす

 

中日加藤竜馬(2024年2月撮影)

 来季から育成契約になる2年目の中日加藤竜馬投手(25)が31日、野手転向で臨む1日からの秋季キャンプへの意気込みを語った。  転向のきっかけは、今年の夏に井上2軍監督(当時)と独身寮の風呂場で会い「野手はどうだ」と勧められたこと。「投手で結果が出なかったら野手もありだな」と思っていた加藤竜はオフに転向を決断した。「とりあえずバットをしっかり振り込むこと。やることいっぱいある」。高校通算25本塁打の大型スイッチヒッターは大学時代から愛用する巨人長野モデルのバットを手に目をギラギラさせた。

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムが来季コーチ陣を発表 就任4年目の新庄剛志監督以下、スタッフの陣容が固まる【一覧】

 

 日本ハム・新庄剛志監督

 日本ハムは31日、来季のコーチングスタッフが決まったと発表した。江口孝義2軍投手コーチ、横尾俊建2軍打撃コーチ、的場直樹2軍バッテリーコーチの就任を発表。就任4年目を迎える新庄剛志監督以下、2025年の全陣容が固まった。 【一覧】来季こそ!新庄監督肝いり気合のスタッフ陣容  発表されたコーチ陣は以下の通り。 【1軍】 監督 新庄剛志 ヘッドコーチ 林孝哉 投手コーチ 武田久 投手コーチ 加藤武治 打撃コーチ 八木裕 バッテリーコーチ 山田勝彦 内野守備走塁コーチ 谷内亮太 外野守備走塁コーチ 森本稀哲 データ分析担当兼走塁コーチ 代田建紀 【2軍】 監督 稲葉篤紀 総合コーチ 清水雅治 投手コーチ 浦野博司 投手コーチ 金子千尋 投手コーチ 江口孝義 打撃コーチ 小田智之 打撃コーチ 横尾俊建 打撃コーチ 佐藤友亮 バッテリーコーチ 的場直樹 内野守備走塁コーチ 岩舘学 外野守備走塁コーチ 紺田敏正 捕手インストラクター 山中潔

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクが巨人・大城をFA調査か 甲斐が巨人にFA移籍で「事実上のトレード」の可能性も

 

甲斐は新たな挑戦をするのか

 小久保裕紀監督が就任した今年、ソフトバンクは首位を独走して4年ぶりのV奪回。CSファイナルステージも日本ハムに3連勝と圧倒し、日本シリーズに進出した。最多勝に輝いた有原航平、最優秀防御率を獲得したモイネロ、首位打者と2年連続最高出塁率の近藤健介、移籍1年目で本塁打王、打点王の2冠を達成した山川穂高がフォーカスされる中で、縁の下の力持ちとしてチームを支えた甲斐の貢献度は高い。ソフトバンクは、昨季に規定投球回数に到達した投手がゼロだった。先発陣に不安を抱えていたが、好リードで能力を引き出していた。 【写真】かつて西武の中心選手として女性人気を集めたこの選手も戦力外  甲斐は今年4月に国内FA権を取得。昨オフに球団から提示された複数年契約を断り、推定年俸2億1000万円で単年契約を結んだため、今オフに権利を行使する可能性がある。 ■残留がベストだが…  スポーツ紙デスクはこう指摘する。 「条件面や待遇を考えれば、ソフトバンク残留がベストでしょう。今年は119試合出場でほぼ全試合出場していた近年より20試合ほど少ないが、長いシーズンを見据えて負担がかからないようにという首脳陣の配慮です。絶大な信頼を置かれていることは間違いない。甲斐も居心地が良い環境だと思います。ただ、野球人生で新たな挑戦をしたいと考えた時にFA移籍という選択肢は考えられます」

 甲斐がFA権を行使した時、獲得に乗り出す可能性が高いのが巨人だ。阿部慎之助監督が就任した今年は4年ぶりのリーグ優勝を飾った。CSファイナルステージでDeNAに敗れたが、その戦いぶりは十分に健闘したと言えるだろう。ただ、来季もリーグ連覇を狙うためにはプラスアルファが必要になる。補強ポイントの1つとして考えられるのが捕手だ。今年は岸田行倫がチーム最多の72試合先発でマスクをかぶり、小林誠司が36試合、大城卓三が34試合だった。それぞれの捕手が自身の持ち味を出していたが、絶対的な存在にはなれなかった。巨人は2019、20年と日本シリーズに出場したが、ソフトバンクに2年連続で4連敗を喫している。この時に、卓越したリードで巨人打線を翻弄した捕手が甲斐だった。 ■「事実上のトレード」 「甲斐のすごさは日本シリーズで対戦した巨人の首脳陣、選手たちが肌で感じたでしょう。常勝軍団を築いたソフトバンクの扇の要として活躍し、17年から6年連続ゴールデングラブ賞を受賞しています。18年の日本シリーズ・広島戦では6度の盗塁をすべて阻止し、MVPを獲得しました。侍ジャパンの常連で活躍していますし、バッテリー強化の観点で最も欲しい選手でしょう」(民放のテレビ関係者)  ソフトバンクは甲斐の慰留に全力を注ぐだろう。だが、他球団にFA移籍となれば補強が必要になる。2番手捕手・海野隆司、若手の成長株・谷川原健太、ベテランの嶺井博希がいるが、軸になる捕手を考えると心許ない。球界関係者は「ソフトバンクは、今年FA権を取得した大城を高く評価しているという情報が入っています。甲斐が流出するようなら、大城の獲得に動くのでは。『事実上のトレード』ですね。可能性は十分にあると思います」と明かす。