7月 25日 パリ・オリンピック 男子サッカー グループD 第1節 試合結果
五輪 グループD 第1節
7/24(水)26:00
スタッド ド ボルドー
5 | 1 | 前半 | 0 | 0 |
4 | 後半 | 0 |
試合終了
U-23パラグアイ
戦評
困難な戦いが予想された初戦だったが、日本は望外の5発大勝。この上ないスタートを切り、56年ぶりのメダル獲得へ向けて大きな弾みを付けた。 日本は序盤から強みであるサイドを起点に突破を図るが、パラグアイがためらいなくファウルで止めてくることもあってリズムが生まれない。しかし、流動的な立ち位置の変更で綻びを生み出し、前半のうちに先制。さらには直後に相手が退場処分を受けたこともあり、以降はしたたかな試合運びにシフトする。 後半も機を見て攻め込む日本は、訪れるチャンスを次々と仕留め、相手の心を折りにいく。クロス、カウンター、セットプレーと、さまざまな形でネットを揺らす一方で、ピンチの場面は体を張った守備を披露。攻守に隙のない戦いぶりで反撃を許さず、無失点のまま終了の笛を迎えた。 数的優位の状況がかえって試合を難しくするのはよく見られる光景だ。しかしながら、最終予選であらゆる状況を経験できた「大岩ジャパン」にとって、今日の展開は大きな問題とはならなかった。もちろん、平河悠の負傷も考えると手放しに喜ぶことはできないが、チームが確実に前進している証を結果と内容の両面で示したことは大きく、次節に向けての期待も膨らむばかりだ。
試合経過
U-23日本 | U-23パラグアイ | |
---|---|---|
前半8分 | マルセロ フェルナンデス | |
三戸 舜介 | 前半18分 1 - 0 |
|
前半25分 | ワイルダー ビエラ | |
平河 悠 佐藤 恵允 |
前半35分 | |
高井 幸大 | 後半5分 | |
関根 大輝 | 後半12分 | |
後半17分 | マルセロ フェルナンデス ケビン パルザユク グスタボ カバジェロ マルセロ ペレス |
|
三戸 舜介 | 後半18分 2 - 0 |
|
山本 理仁 | 後半24分 3 - 0 |
|
山本 理仁 川崎 颯太 三戸 舜介 藤尾 翔太 斉藤 光毅 荒木 遼太郎 |
後半28分 | |
後半29分 | フリオ エンシソ アラン ヌニェス |
|
後半35分 | ロナウド デジェズス | |
藤尾 翔太 大畑 歩夢 西尾 隆矢 |
後半36分 4 - 0 |
|
後半37分 | ディエゴ ゴメス エンソ ゴンサレス ダニエル リヴァス アレクシス カンテロ |
|
藤尾 翔太 | 後半42分 5 - 0 |
|
後半50分 | エンソ ゴンサレス |
チームスタッツ
U-23日本 | U-23パラグアイ | |
---|---|---|
65% | ボール支配率 | 35% |
17 | シュート | 11 |
7 | 枠内シュート | 3 |
- | 走行距離 | - |
- | スプリント | - |
590 (85.6%) | パス(成功率) | 304 (71.1%) |
1 | オフサイド | 1 |
20 | フリーキック | 12 |
3 | コーナーキック | 4 |
0 | ペナルティキック | 0 |
イエローカード
2 レッドカード0 |
警告・退場 | イエローカード
3 レッドカード1 |
フォーメーション
U-23日本
4-1-2-3
前半0分
U-23パラグアイ
4-4-2
-
14
バルブエナ
-
1
Gフェルナンデス
-
3
デジェズス
-
4
リヴァス
-
5
フローレス
-
6
Mゴメス
-
7
Mフェルナンデス
-
8
Dゴメス
-
10
ビエラ
-
15
エンシソ
-
17
Gカバジェロ
スターティングメンバー
U-23日本
Pos. | 背番号 | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 1 | 小久保 玲央ブライアン | |
DF | 4 | 関根 大輝 | |
5 | 木村 誠二 | ||
15 | 高井 幸大 | ||
16 | 大畑 歩夢 | アウト
後半36分 |
|
MF | 7 | 山本 理仁 | アウト
後半28分 |
8 | 藤田 譲瑠チマ | ||
14 | 三戸 舜介 | アウト
後半28分 |
|
FW | 10 | 斉藤 光毅 | アウト
後半28分 |
11 | 細谷 真大 | ||
17 | 平河 悠 | アウト
前半35分 |
U-23パラグアイ
Pos. | 背番号 | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 1 | ガティート フェルナンデス | |
DF | 3 | ロナウド デジェズス | |
4 | ダニエル リヴァス | アウト
後半37分 |
|
5 | ジルベルト フローレス | ||
14 | ファビアン バルブエナ | ||
MF | 6 | マルコム ゴメス | |
8 | ディエゴ ゴメス | アウト
後半37分 |
|
10 | ワイルダー ビエラ | ||
FW | 7 | マルセロ フェルナンデス | アウト
後半17分 |
15 | フリオ エンシソ | アウト
後半29分 |
|
17 | グスタボ カバジェロ | アウト
後半17分 |
ベンチ入り選手
U-23日本
Pos. | 背番号 | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 12 | 野澤 大志ブランドン | |
DF | 2 | 鈴木 海音 | |
3 | 西尾 隆矢 | イン
後半36分 |
|
MF | 6 | 川崎 颯太 | イン
後半28分 |
13 | 荒木 遼太郎 | イン
後半28分 |
|
FW | 9 | 藤尾 翔太 | イン
後半28分 |
18 | 佐藤 恵允 | イン
前半35分 |
U-23パラグアイ
Pos. | 背番号 | 選手名 | 交代 |
---|---|---|---|
GK | 12 | ロドリゴ フルートス | |
DF | 2 | アラン ヌニェス | イン
後半29分 |
13 | アレクシス カンテロ | イン
後半37分 |
|
16 | フェルナンド ロマン | ||
FW | 9 | ケビン パルザユク | イン
後半17分 |
11 | エンソ ゴンサレス | イン
後半37分 |
|
18 | マルセロ ペレス | イン
後半17分 |
監督
U-23日本
監督名 |
---|
大岩 剛 |
U-23パラグアイ
監督名 |
---|
カルロス ハラサギエ |
審判情報
主審 | フランソワ レテキシエ | 第4審判 | イェレナ ツヴェトコヴィッチ |
---|---|---|---|
副審 | シリル ミュニエ | VAR | ジェローム ブリサール |
副審 | メディ ラーモウニ | AVAR | デイビッド クート |
スタジアム情報
試合会場 | スタッド ド ボルドー | ||||
---|---|---|---|---|---|
観客数 | - | 気温 | 27℃ | ||
芝状況 | 全面良芝 | 湿度 | 59% | ||
天候 | 晴れ | 風 | 弱風 |
U-23日本代表が南米1位を5-0で撃破した理由 大一番で見せた「28年」の積み上げと試合巧者ぶり
日本は2得点を挙げた三戸舜介らの活躍で、パラグアイに快勝している 【写真は共同】
U-23日本代表が、何の誇張もなく「世界を驚かせる戦い」を見せた。現地時間7月24日にヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドーで開催されたパリ五輪のサッカー男子1次リーグ「日本×パラグアイ」は、5-0という一方的な展開で決着している。
日本はAFC U23アジアカップを制して五輪のキップをつかんだ。ただ本大会は3枠あるオーバーエイジ(24歳以上の選手)を活用できず、U-23年代も久保建英や鈴木彩艶のような海外組のトップレベルを呼べていない。
パラグアイは人口700万人足らずの小国だが、長くブラジルやアルゼンチンと渡り合った。大一番で見せる「したたかさ」「闘志」は伝統と言っていい。古くから見ているサッカーファンならば日本が0-4で敗れた1999年のコパ・アメリカや、日本がPK戦の末に屈した2010年のW杯南アフリカ大会をご記憶だろう。
さらに今大会のパラグアイは南米予選1位で、強力なオーバーエイジも起用している。アルゼンチンやスペイン、フランスと並んでメダル候補の一角だ。
しかし「純U-23代表」の日本は、難敵を一方的な展開で叩きのめした。
先制点と相手の退場がポイントに
会場で最初に感じたのはパラグアイの「熱」だ。全選手が肩を組んで国歌を高らかに歌い上げ、試合前のコイントスもわざわざ陣地を入れ替える念の入れよう。インテル・マイアミCFでリオネル・メッシとプレーをするディエゴ・ゴメス、グスタボ・カバジェロらのスピードは間違いなく脅威で、立ち上がりから「圧」も感じさせていた。
ベンチで試合を見ていたFW藤尾翔太は、試合を終えてなお、パラグアイの「脅威」を口にしていた。
「強度が高いですし、カウンターも速い。そういうところで準備はしてきたけど、立ち上がりに押された部分もあったので、油断はできない相手だったと思います」
日本は19分に待望の先制点を挙げる。斉藤光毅のスルーパスから左サイドバック大畑歩夢がエリア内までえぐり、シャドーの三戸舜介がボックスの「左角」に走り込んで叩き込む狙い通りの形だった。
殊勲の「みとちゃん」は振り返る。
「自分たちの狙っているポケット(エリアの左右両端)で大畑選手から折り返しを受けたとき、細谷(真大)選手がセンターバックをブロックしてくれていて『なぜこんなにフリーなんだろう』というくらいゆっくり時間がありました。リラックスして打てました」
先制点以上に試合の流れを左右した場面が、ウィデル・ビエラの退場だろう。ビエラは平河悠の足を強く踏み、負傷退場に追い込むラフプレーをした。VARの介入により主審の映像チェックが行われ、25分に退場が宣告された。
パラグアイは立ち上がりから球際が激しい、言葉を選ばずにいえば荒いプレーを見せていた。南米サッカーにはありがちなスタイルで、「戦う」ことは彼らのアイデンティティでもある。もっともVAR導入により退場相当のプレーが見過ごされにくくなった2024年のサッカーでは、ラフプレーは相手を恐れさせるより、自分たちを苦しめる副作用が大きい。
パラグアイは南米基準でプレーしていたが「世界基準」ではなかった。
相手の自滅を誘った老練な試合運び
パラグアイはカードが出なかった場面も含めて、ラフプレーが目立った 【写真は共同】
日本は前半の残り時間を冷静に戦った。無理に2点目を取りに行かず、ボールを握って相手の圧をやり過ごした。
例えばGK小久保玲央ブライアンは相手サポーターの大ブーイングの中でも「ボールを動かさず、FWが寄ってくるのを待つ」プレーを繰り返した。相手を焦らす、嫌らしい試合運びを見せていた。
キャプテンの藤田譲瑠チマはこう説明する。
「相手の戦い方的にも、そうやった方が相手に合っていたところはあるとは思いますけれど、自分たちがボール持ちながら、チャンスがあれば相手の隙を突くプレーも多く出ていた。その中でしっかり点を取れて、すごく良かったです」
攻め気を失ってただテンポを落とすだけなら、5-0にはならなかった。それは「布石」だった。
日本は63分、斉藤の左クロスから三戸が本日の2点目をヘッドで決める。69分には藤田のスルーパスから佐藤恵允が右サイドを切り裂き、ファーサイドに飛び込んだ山本理仁がミドルを叩き込んだ。試合は3点差となり、日本の勝利は動かしがたいものとなった。
しかも73分から攻撃陣3枚を入れ替えると、日本の勢いは更に加速する。途中出場の藤尾翔太が81分、87分と連続ゴールを決め、パラグアイの心を折った。
藤尾には15日前までFC町田ゼルビアのチームメイトだった平河への思いもあった。
「相手がラフに来るというのは分かっていた。悠はやられましたけど、そういう部分は、やはり思うところがありました」
MF藤田譲瑠チマ 初戦5-0での勝利に「チームとしてもいい流れに乗れる」【パリ五輪 男子サッカー】
U-23日本代表 MF藤田譲瑠チマ PHOTO:Getty Images
<2024年7月24日(水)パリ2024オリンピック競技大会 男子サッカー 1次リーグ グループD 日本 5-0 パラグアイ @ボルドー競技場> 【特別対談】パリ五輪開幕直前!U-23サッカー日本代表・大岩剛監督 × 松井大輔氏 サッカーU23日本代表は7月24日、パリ・オリンピック2024のグループステージD組の初戦でパラグアイ代表とフランスのボルドーで対戦。 退場者を出した相手にMF三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)と途中出場のFW藤尾翔太(町田)が2得点ずつを決めるなど5-0と快勝。56年ぶりのメダル獲得に向けて好スタートを切った。 前回の五輪の舞台でパラグアイとの対戦は2004年大会のグループステージの初戦。 OA選手を加えて戦った日本は3-4で敗れ、その後グループステージで敗退。パラグアイは銀メダル獲得まで進んだ。 あれから20年、のびのびと躍動感のプレーで勝利を手にした日本の戦いぶりに、前回対戦からの日本サッカーの変化や進化が色濃くうかがえる内容となった。 MF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)は初戦の5-0での勝利に、「チームとしてもいい流れに乗れると思う。内容的にもよかったので、次の試合もこういう勢いで乗れるように、いい準備をしていきたい」と話し、先制点を取れたことと、チームとしてアグレッシブにプレーできたことを勝因に挙げた。 藤田は相手に退場者が出た後も「自分たちがやるべきことは変えずにいこう」とチームで話していたと明かし、「得点の取り方もセットプレーやカウンターなどバリエーションがあった。すごくよかったと思う」と話した。 三戸も「初戦を勝ち切ることができてよかった」と笑顔を見せたが、すぐに「ボールロストもあったので、次へ改善したい」と話して、中2日で臨むマリとの第2戦へ切り替えていた。 日本は次戦27日(日本時間28日)にアフリカ予選を3位で突破したマリと初戦と同じボルドーで対戦。マリは初戦でイスラエルと1-1で引き分けた。 この結果、初戦を終えて日本は勝ち点3でD組トップに立ち、イスラエルとマリが勝ち点1で並び、勝ち点ゼロのパラグアイは4位となった。 このほか、A組では開催国フランスがアメリカに3-0で勝ち、ニュージーランドがギニアに2-1で勝って、初戦を終えてフランスが首位にたった。 B組ではアルゼンチンがモロッコに1-2で敗れる波乱があり、イラクがウクライナに2-1で勝って、イラク、モロッコ、アルゼンチン、ウクライナという順位になった。 C組ではスペインがウズベキスタンに2-1で勝ち、エジプトとドミニカ共和国は0⁻0で引き分けたため、スペインが首位スタートとなった。 16チームが4チームずつに分かれてグループステージを行い、各組上位2チームがノックアウトステージの準々決勝へ進出できる。
出場チームの中で唯一OA枠なし 日本代表が一体感と連携でパラグアイを5発撃破!【パリ五輪 男子サッカー】
<2024年7月24日(水)パリ2024オリンピック競技大会 男子サッカー 1次リーグ グループD 日本 5-0 パラグアイ @ボルドー競技場> 【特別対談】パリ五輪開幕直前!U-23サッカー日本代表・大岩剛監督 × 松井大輔氏 サッカーU23日本代表は7月24日、パリ・オリンピック2024のグループステージD組の初戦でパラグアイ代表とフランスのボルドーで対戦。 退場者を出した相手にMF三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)と途中出場のFW藤尾翔太(町田)が2得点ずつを決めるなど5-0と快勝。56年ぶりのメダル獲得に向けて好スタートを切った。 大会出場16チームのなかで唯一、年齢制限のないオーバーエイジ(OA)選手抜きで戦う日本だが、優勝で8大会連続でのオリンピック出場を決めたU23アジアカップなどを通してチームが築いてきた一体感と連携は健在。 落ち着いた試合運びを見せて、チームが得意とするセットプレーもはまって、得点を重ねた。 先発はGK小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)、DF関根大輝(柏)、DF高井幸大(川崎)、DF木村誠二(鳥栖)、DF大畑歩夢(浦和)を最終ラインに並べ。 MF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)を中央、右にMF山本理仁(シントトロイデン)、左に三戸を配して中盤を構成。 前線にはFW細谷真大(柏)をトップに、右に町田からブリストルへ移籍が決まったFW平河悠、左にFW斎藤光毅(ロンメル)という布陣で臨んだ。 パラグアイはブラジルやアルゼンチンという強豪を抑えて南米予選を1位で突破して、銀メダルを獲得した2004年大会以来の五輪舞台へ復帰した。 今回、GKとセンターバックにOA選手を起用し、大会直前にはイングランドのプレミアリーグ、ブライトンで10番をつけるFWフリオ・エンシソも招集して臨んだ。 先制したのは日本。 前半19分、斎藤が左サイドで送ったスルーボールに大畑が走り込み、ペナルティボックス左からフリーの三戸へマイナスのボールを送ると、細谷が前線で相手DFをブロックしてスペースを確保。 三戸は相手GKの動きを冷静に見て右足を振り、ゴールネットを揺らした。 三戸は、「左サイドから自分たちが狙いとしているポケットをとって、大畑選手から折り返しをもらった。うまくきめることができてよかった」と試合後に振り返った。 その後も積極的に仕掛ける日本に対して、パラグアイはファウルで止める場面が多く、25分にはMFウィルダー・ヴィエラが平河の足を踏みつけ、VARチェックの結果、レッドカードで退場になる。 このプレーで足を痛めた平河は、この数分後に担架でピッチをあとにし、代わりにFW佐藤恵允(ブレーメン)がピッチに立った。 数的不利で守備を固めながらカウンターを狙うパラグアイに対して、日本は最終ラインでボールを保持。 前半終盤は攻撃がスローダウンするが、後半に入ると再び攻勢に出て、細谷や大畑が相手ゴールを脅かす場面を作る。 そして63分、斉藤がペナルティボックス左から上げたクロスに、「(斎藤選手が)クロスを上げる前に目が合っていた。ドンピシャのボールがきた」という三戸がダイビングヘッドで合わせて2点目をマーク。 6分後には右サイドの仕掛けから左に展開して山本が得点。一気に2得点を畳みかけて大勢が決した。 日本はこの後、70分過ぎにMF荒木遼太郎(F東京)、藤尾、MF川崎颯太(京都)を投入。 さらに、終盤には左サイドバックにDF西尾降矢(C大阪)を送り込む。 すると、81分に荒木のFKに藤尾が頭で合わせて4-0とし、さらにその6分後にはハーフウェイライン付近からの細谷のパスに藤尾が反応。 ドリブルで持ち上がって相手GKと1対1になると、狙いすまして右足を振り、2連続ゴールをマーク。日本は5-0として試合を終えた。 強豪パラグアイ相手に5得点で圧勝した日本は1968年メキシコ大会での銅メダル以来となるメダル獲得に向けて最高の形でスタートを切った。