U-23サッカー日本代表情報7/18 | NAOのNEWSブログ

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パリ五輪に臨むFW佐藤恵允、磨いた個の打開力と“他者とのつながり”

 

 

パリ五輪に臨む18人に選出されたブレーメンの佐藤恵允 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

世界への想いが強まった23年のU-23アジアカップ

 躍動感とキレ味鋭い仕掛け――。ドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンに所属し、パリ五輪日本代表に選ばれたFW佐藤恵允の代名詞だ。

 2022年5月の初招集以降、コンスタントに五輪世代の代表に名を連ねるなど、大岩剛監督からの信頼が厚い佐藤は昨夏、明治大学在学中に海外挑戦を決め、1シーズンを過ごした。

 2023-24シーズンはブレーメンのU-23チームの選手として、ドイツ5部リーグでプレーし、公式戦16試合に出場。トップチームに呼ばれることもあったが、ブンデスデビューを果たすことはできなかった。だが、ずっと待ち望んでいた海外での1年で大きな刺激と学びをつかみ、パリ五輪という檜舞台に臨まんとしている。

 世界への想いが強まったのは大岩ジャパンでの経験だった。2022年6月にウズベキスタンで開催されたU-23アジアカップ。2度目の招集となったこの大会で佐藤は初戦、第2戦こそ出番はなかったが、第3戦のタジキスタン戦でスタメン出場をすると、1ゴールをマーク。この活躍で信頼をつかむと、準々決勝の韓国戦では後半頭から投入され、フィジカルコンタクトでも一歩もひかず、かつ得意の馬力あるドリブルで何度も相手ゴールに向かってチームに推進力をもたらした。チームはベスト4で敗退したが、この大会は彼に通って大きなターニングポイントとなった。

「僕自身、初めての国際大会で異様な緊張感というか、独特な雰囲気を感じましたし、試合中に違う言語が飛び交うのも新鮮な感覚がありました。その中で自分の長所だけではなく、足りないものをしっかりと把握することができた。国際試合を経験していけば、それだけ成長できると確信できたきっかけになりました」

 U-23アジアカップにおける彼の洞察力はすさまじかった。浮き足立ってしまう時もあったが、ピッチの外から冷静に試合を見つめ、ピッチに出たら自分の強みである個の打開力を発揮しつつ、何が欠けているかを実感しながら自己研鑽(けんさん)を怠らなかった。

「韓国のエースであるイ・ガンイン(当時マジョルカ、現パリ・サンジェルマン)選手と対戦して感じたのは、他の選手とは全く違って、“うまい、速い、強い”とすべてを兼ね揃えていて、正直圧倒されました。『これがヨーロッパの高いレベルでやっている選手の本物の姿』なんだと思いましたね。でも、その一方であの時の韓国はイ・ガンイン選手の圧倒的な個の能力をチームとして生かしきれていない印象を受けました。自分もどちらかというと個で打開するタイプなので、やはり自分の武器をチームの勝利につなげるためには“他者とのつながり”を大事にしないといけないんだなと痛感しました」

大学で「個人戦術プラス味方とのつながり」を意識

 

明治大時代、栗田大輔監督のもとで大きく成長した佐藤(10) 【写真:安藤隆人】

 ちょうどこの時、当時所属していた明治大の栗田大輔監督から「もっと周りとリンクしないといけない。周りに自分の力を引き出してもらったり、引き出してあげたりするプレーをしてほしい」と強く要求されていた。

 確かに佐藤は自己分析通り、個人で突破できてしまう選手だ。コロンビア人の父と日本人の母を持つ彼は、「ひたすら筋トレをしましたし、1対1を意識的にやりました。相手を置き去りにするようなプレーをどんどんしたかったので、平坦な道だけではなく坂道でダッシュをひたすらしました」と語ったように、実践学園高校時代に自分の武器となるスピードとパワーを磨き上げることに没頭したことで、その出力と破壊力はすごみを増した。

 だからこそ、高校時代までは無名だったが、大学サッカー界の名門・明治大の栗田監督に見初められ、すぐに頭角を表すことができた。

 だが、その一方で強引に突破を仕掛けようとするあまり、中途半端な位置で奪われてカウンターを受けたり、いいポジション取りをしていた味方の選手を生かせなかったりするシーンも見られた。それを栗田監督は佐藤に口酸っぱく言い続けていた。

「個人戦術プラス味方とのつながり。“他者とのつながり”という部分をもっと追求していけば、成長できると感じました。明治大には『球際、切り替え、運動量』という三原則があって、その中には個としての部分と、チームや周りを助ける運動量や切り替えの部分がある。明治大で高い意識を持って取り組めば必ず伸びるし、海外に出ても十分に通用すると確信できた」

 初めての国際大会で彼は世界のレベルと恩師の言葉の真の意味をはっきりと感じ取ることができた。ここから彼の成長曲線はさらに上がっていく。

 明治大ではFWとしてもサイドアタッカーとしても、献身的なディフェンスに加えてミドルエリアでボールを受けてからタメを作れるようになった。アタッキングエリアではどのポジションからでも最大出力を持ってペナルティーエリア内に侵入し、決定的な仕事をこなした。圧倒的な個の力とチーム戦術における自分の力の両方をピッチで示すことができるようになったのだ。

 

 

 

 

 

 

U-23日本代表と対戦! U-23フランス代表市場価値ランキング12位。一体なぜ? 約5億円もダウン…。堂安律の同僚

【写真:Getty Images】

 サッカーU-23日本代表は現地時間17日(日本時間18日)、パリ五輪前最後のテストマッチでU-23フランス代表と対戦する。果たして、レ・ブルーのレジェンドであるティエリ・アンリ率いるチームにはどのようなタレントが揃うのか。今回は、情報サイト『transfermarkt』が算出したU-23フランス代表の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠

【写真:Getty Images】

12位:キリアン・シルディリア 生年月日:2002年5月16日 所属クラブ:フライブルク(ドイツ) 市場価値:1500万ユーロ(約24億円) 23/24リーグ戦成績:27試合0ゴール1アシスト  市場価値ランキングで12位に入ったのがキリアン・シルディリアだ。堂安律も所属するドイツのフライブルクで活躍する22歳の市場価値は1500万ユーロ(約24億円)となっている。  シルディリアはFCメスのユースに在籍していた2020年に、出場機会を求めドイツのフライブルクへと移籍。1年目にセカンドチームで36試合に出場すると、その活躍が認められ21/22シーズンにはトップチーム初出場を記録した。以後右SBの主力へ成長し、直近2シーズンどちらもリーグ戦27試合に出場している。  セカンドチームの頃までCBのポジションを主戦場としていたこともあり、シルディリアは対人戦の強さに定評がある。186cmとSBとしては恵まれたフィジカルに加え俊敏性も兼ね備えており、守備型SBとしてU-23フランス代表で一定の地位を築いている。さらに、SBの経験がない中で、トップチーム昇格後適応していった順応性も魅力で、試合中の状況判断に優れている。  実は昨年末には市場価値が1800万ユーロ(約28.6億円)まで上昇していたが、終盤戦の退場処分による3試合の出場停止も響き300万ユーロ(約4.8億円)下落してしまった。パリ五輪は、名誉挽回を図るシルディリアにとって格好の舞台となるだろう。