サッカー日本代表情報7/2 | NAOのNEWSブログ

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遠藤航らの招集は難しい?「OAなし」だった場合の18人とは? パリ五輪代表メンバー“最終予想”「大岩監督のマネジメントが問われる」

 

オーバーエイジでのパリ五輪出場が見込まれていた遠藤航だが、一転して“招集断念”との報道も出てきている photograph by Getty Images

 果たして、どんな18人になるのだろう。  パリ五輪に出場するU-23日本代表である。 【最終予想】遠藤航が呼べない場合…どうする?「OAあり・OAなし」2パターンで予想した「パリ五輪代表の18人」を見る。黒髪時代もヤンチャそうな松木玖生16歳など日本代表レア写真も一気に見る(全70枚)

OA招集には「たくさんのハードルが…」

 最大の懸念はオーバーエイジだろう。本来であれば、パリ五輪出場決定後初の活動となる6月のアメリカ遠征から、オーバーエイジを合流させたかったはずだ。東京五輪へのプロセスでは、6月のテストマッチから吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航が合流している。  しかし今回は、オーバーエイジを招集できるかどうかもはっきりしていない。交渉を担当する日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターは、「長い時間をかけて丁寧に進めています。ただ、たくさんのハードルがあり、個人の意思や所属クラブの了承を取らないといけないです」と、重ねて説明している。  出場権を獲得したU23アジアカップから判断すれば、オーバーエイジの招集が望まれるのはセンターバックだ。海外組なら谷口彰悟(アル・ラーヤン)、板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ)のいずれかを招集したい。3人に共通するのは国際経験だ。谷口はカタールW杯、町田は東京五輪、板倉はU-20W杯、東京五輪、カタールW杯に出場している。オーバーエイジに期待される「経験」を、彼ら3人はチームにもたらすことができる。町田は鹿島アントラーズ在籍時に、U-23日本代表の大岩剛監督のもとでプレーしている。指揮官のチーム作りに馴染みがあることも、短期間で順応するうえでのアドバンテージとなるだろう。  そうした条件を満たす選手は、国内にもいる。植田直通(鹿島アントラーズ)だ。大岩監督が鹿島を率いていた当時の選手で、2016年のリオ五輪に出場している。五輪特有の中2日の日程を実体験している選手を加えるのは、チームにとって大きな価値を持つ。さらに言えば、フランス・リーグアンでプレーした経験もある。  所属する鹿島アントラーズでは、21節まで全試合フルタイム出場している。エアバトルの強さは攻守両面でチームの支えとなるだろう。オーバーエイジの人材としては打ってつけだ。海外組の3人に植田を加えた4人から、ふたりを招集するのが理想的である。

 

 

 

 

 

 

 

【識者推奨|大岩Jのパリ五輪メンバー】前線のベストチョイスは荒木&松木か。OA3枠を守備的なポジションで使うべき根拠とは...

 

攻撃よりも守備組織を構築するほうが

白鳥氏が推奨するパリ五輪メンバー。オーバーエイジ3枠は守備的なポジションに使っている。 (C)SOCCER DIGEST

 7月末にパリ・オリンピックが開幕する。4年に一度の大舞台に挑むメンバーはどんな顔ぶれになるか。ここでは、サッカーダイジェストTV編集長の白鳥和洋氏が推奨するU-23日本代表の18人を紹介する。 【PHOTO】7月25日にパリ五輪初戦を迎えるなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介! ――◆――◆――  まず断っておきたいのが、予想ではなく“推奨”という点。当てにいくわけではないということだ。ただ、現実離れしすぎると面白くないので、リアルと理想をブレンドした陣容を考えてみたい。  パリ五輪のグループリーグで日本が戦うのは、パラグアイ(南米予選1位)、マリ(23年のU-23アフリカ選手権で3位)、イスラエル(23年のU-21欧州選手権でベスト4)の3か国。強敵揃いで、3試合とも押し込まれる展開になったとしても不思議はない。  そう考えると、グループリーグ突破の鍵はディフェンスと見る。ならばオーバーエイジ3枠は守備的なポジションで使うべきとの結論に行き着く。サッカーでは攻撃よりも守備組織を構築するほうが簡単で、となると短期間でチームにフィットさせやすいのはDFかボランチであるというのも、その結論の根拠となる。  例えばCFの上田綺世(フェイエノールト)をオーバーエイジで呼んだとする。必然的に彼を中心としたチーム作りになるわけだが(そうしなければ呼ぶ意味がない)、そうなった場合に本大会までの短期間で連係を確立できるか疑問。やはり、攻撃陣はU-23アジアカップや6月の海外遠征に参戦した選手で固めるべきだ。  GKは、6月の海外遠征に招集された鈴木彩艶(シント=トロイデン)と小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)で問題ない。どちらも才能豊かなタレントだが、一番手はクラブでの出場機会で小久保を上回る鈴木にした。  システムはU-23アジアカップでもベースだった4-2-3-1で、4バックにオーバーエイジ枠を2つ使いたい。具体的には、CBに冨安健洋(アーセナル)、左サイドバックに伊藤洋輝(バイエルン)を配置できれば理想的だ。守備力に加え、ビルドアップ能力、流れを読むセンスが抜群の冨安は堅守を築くうえで重要な戦力。現実的に招集は難しいとはいえ、いずれにしても彼のような強力なCBをオーバーエイジで呼びたい。  伊藤は左サイドバックとCBをこなすうえ、正確なロングフィードでカウンターの起点にもなれる。本大会で日本が勝ち上がるためのポイントのひとつが、速攻をどう仕掛けるか。その意味で伊藤のロングフィードは重要なファクターになるはずだ。冨安と同じく招集の可能性は低いものの、彼のポリバレント性、さらにパスセンスは大きな魅力に映る。  冨安の相棒はセレッソ大阪で主力を張る西尾隆矢で、CBの控えは成長株の高井幸大(川崎フロンターレ)。右サイドバックは柏レイソルでコンスタントに出場している関根大輝をピックアッぴし、左右に対応可能な半田陸(ガンバ大阪)をバックアッパー的な位置付けに。伊藤をCBで起用するなら、半田を左サイドバックに回すこともできる。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1人も失いたくない…森保監督と考える「酷暑とサッカー」42歳急逝から1年…遺族と初対面

 

対談に臨むサッカー日本代表森保監督(中央)(撮影・垰建太)

 1年前の今日、サッカー場で1人の男性が倒れた。2023年(令5)7月2日。埼玉県シニアサッカーリーグO-40(40歳以上)の公式戦に出場後、炎天下で意識を失い、帰らぬ人となった。42歳だった。事態を重く受け止めた日本協会(JFA)は、全国に熱中症対策の周知徹底を要請した。一周忌を前に、日本代表の森保一監督(55)が遺族と面会。再発防止への願い、酷暑下の「夏場のスポーツ」について考えることを、提起した。(敬称略)【取材・構成=木下淳】 【写真】遺族の愛息と対談に臨む森保監督  昨年8月4日、JFAが47都道府県の協会・連盟に通達を出した。「(周知依頼)熱中症対策の徹底について」。埼玉県で「公式戦後に40代の選手が倒れ、亡くなる事故が報告されています」と切り出し「サッカーファミリー1人1人の安全確保のため、厳重な熱中症対策を」と強く求めた。  「事故」は、その1カ月前に起きた。埼玉・吉見総合運動公園サッカー場。42歳の男性会社員が、所属クラブの試合(30分ハーフ)にフル出場した後、倒れていたところを発見された。  23年7月2日の午後だった。あれから1年。一周忌を迎える時機に、森保監督が遺族と初めて対面した。  森保 大切な家族を亡くされて、お悔やみ申し上げます。皆さんの穏やかな生活を天国から見守ってくださるよう、僕からも手を合わせさせてください。そして、当時のお話を聞かせていただき、夏場にスポーツをするリスクを皆で考えていけるように、自分自身も会う方々に直接、今回のことを伝えて気をつけてもらえるように。あの日のことを教えていただけますか。  暑い日だった。午後1時キックオフ。気温は試合が始まる時に36・6度、後半開始時が35・3度だった。  「記憶がない部分も多いのですが」。夫人はそう断った上で、突然の別れについて語った。取材に応じるのは初めてだ。「主人が倒れて意識がない、と友人から電話が鳴りまして。『熱中症かもしれない』と。居合わせた方が救命措置を施してくださったそうで」。  人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)で心肺蘇生を試み、救急車も到着したが、最後はドクターヘリで埼玉県内の高度急性期病院へ。「救急隊員の方に、どのような状態か尋ねたところ『厳しいです』と」。病院に駆けつけ、別室で説明を受けた長男も「『救命機器を限界数まで入れましたが、反応がありません』と言われたことを覚えています」。集中治療室(ICU)で懸命の治療も、息を引き取った。午後8時14分-診断は心筋梗塞だった。  「すみません…つらいことを、思い出させてしまいまして」。森保は神妙に、残された妻と中学2年生の長男に頭を下げた。続けて「熱中症との因果関係はどのような説明があったのでしょうか」と尋ね、夫人が答える。「熱中症とは、お医者さんから言われてはいないんです。ただ、心筋梗塞を引き起こすきっかけになり得ると。持病や前兆は全くなく、他に思い当たる節もありませんでした」。  JFAが「熱中症の診断集計は聞くが、直接の死因となるケースは把握していない。草サッカーや学校の部活動までは把握できていないが、JFA主催の全国大会では記憶にない」という、現場の死亡例だった。  埼玉県協会によると、試合当日の気温は高かったものの湿度は低く、WBGT(暑さ指数)は前半28・3度で後半27・4度。「原則試合中止・中断・延期」と定める31度を下回っていた。  森保は「軽率なことは言えませんが、現実問題、炎天下の試合でかかった負荷は相当だったはず」と推察した上で「今や猛暑ではなく酷暑の日本で、あらためて夏場の過ごし方を考えないといけない。おふたりが経験された悲しい出来事は2度と起きてほしくないですし、同じ思いをされる方が1人もいなくなることが理想。夏場は一切、運動できない世の中に今後なっていくかもしれない。日本人全体を守る、中でも日本の宝である子供たちを守る。そのことを大人たちが真剣に考えないといけない局面だと思います」と語った。  Jリーグは昨年12月、開幕を現行の2月から8月にする「秋春制」へ26-27年から移行すると決定した。調査によると、夏場は選手の走行距離が短くなる傾向が顕著。その期間の試合数が減れば、現場だけでなく観客の負担も軽減される。  移行の是非は別問題として、普段視察している森保も「夏場にプレー強度が落ちるのはデータからも明らか。なぜパフォーマンスが下がるのか。体に負荷がかかっているからです。その先に、けがが増え、事故が起こりかねない不調にも陥る、最悪は命の危険というところにつながっていく」と危うさを実感してきた。  J1歴代最多の672試合、代表でも国際Aマッチ最多の152試合に出場した遠藤保仁も、昨季引退した際、理由の1つに、猛暑下のプレーが生命に関わるという認識を挙げていた。  「鍛え上げられたプロの選手たち、日々調整に専念できて、夏はナイターで試合ができる環境にあってもそう感じるのに、育成年代やアマチュアの方々は昼間の公園などでプレーすることも多い。健康のこと、命のことをどう優先するか」  森保はそう言うと、長男に「中学はどう?」と尋ねた。1人息子は、亡き父が愛したサッカーを続けている。8人制の小学校から11人制の中学校に上がったことで、少年団のコーチをしていた父は昨年5月、愛息とのプレーを夢見てサッカーを再開した。シニアリーグに登録。その2カ月後の試合で悲劇に見舞われた。  それでもトラウマなど見せず「楽しいです」と、中学2年になった長男は森保に返す。一方で「朝の9時や10時でも、すごく気温が高い。結構きつくて『危ないな』とは思いもします。でも…。やっぱりたくさん試合をしたいんですけど、暑い時間帯を避けるとプレー自体ができなくなってしまうので『嫌だな』とも思うんです」と打ち明けた。  スポーツを楽しみたい。純粋な気持ちとは裏腹に、対策は避けられない。昨年7月27日、群馬・伊勢崎市で行われた全日本クラブユース選手権(U-18)。21年から午前8時45分開始に早められていた試合で、公式記録に刻まれた気温が「44・0度」だった衝撃は、SNSも騒がせるとともに、今年からナイター試合だけに変える決定打となった。  森保 実は、自分が最初に『夏場のスポーツ危険だな』と思ったのは、まさにそこなんです。息子3人、サッカーをしていて(三男が)広島のユース時代に高円宮杯U-18プレミアリーグ、プリンスリーグや、クラブユース選手権など、気温35度を超える中で試合していて『これ、やっていいのかな…』って。もちろん日程を消化しなければいけないことも分かりますが。  今回の遺族も「難しいですよね」と同調する。サッカー少年の母として「主人のようなことがあったとしても、息子は試合したい、練習したい、うまくなりたい、と思っていて、意欲を削ぐのも…。かといって普通の部活、特に公立はナイター設備がない所も多いですし、応援する保護者の間でも『プレーさせてあげたいね』とはなっていて」と複雑な胸中をのぞかせる。  森保は「心からの声をありがとうございます」と感謝しながらも、力を込め直した。「お父さまの場合は『試合後』とのことでしたが、プレーの最中に起こったとしてもおかしくない。自分の印象、感覚かもしれないですけど、この暑さの中でやれば、それが原因で尊い命が失われるケースが出てくるんだろうな、と。誰も亡くならないことが一番。前例なんて全く通用しない時代。知見のある決定機関が決めていくことですが、もう2度と悲しい事故が起こらないよう、大人が未来を予測して決断するタイミングだと思います」。  1年前の事案を受け、埼玉県シニア連盟では今年から7~9月は活動しないことを決めた。東京都協会も23年の真夏日が86日もあったことを踏まえて、今年7月1日から8月31日の公式戦を実施しない(ナイター含む)方針を固め、昨年11月7日に通達を出している。  森保は歓迎する。「JFAとしても全国に注意喚起していただければ」。日本代表監督という、現場の最高峰に立つ今だからこそ、熱中症について、夏場の運動の在り方について、発信すべき-。その思いで遺族に会うことを決めていた。  最後に質問した。「夢は何ですか?」。14歳は即答した。「サッカー関係の仕事に就きたいです。選手の近くで支えたり、監督やコーチとして指導もしたり、あとはスタジアムに関わることでも、メディアでも、何かしらの形で、ずっとサッカーに関わりたい」と。  森保は、ほほ笑みながら「サッカーに携わる者として本当にうれしいです。悲しく、つらい出来事を経験されて、思い出させてしまいましたが、起きてしまった現実の中で何ができるかということを、自分は常に前向きに考えています。簡単に言うなと怒られるかもしれませんけど、ご遺族の方々もぜひ前向きに、人生を豊かにしてくれるサッカーを楽しんでくれれば。子供は大人に、大人を子供にできるスポーツですから」と心からの言葉を贈った。  「将来の目標に、指導者やスタジアム関係が出てくるなんて30年前の日本からは考えられないですよね」とも重ね「だからこそ、さらなる発展へ、競技レベル向上や普及活動だけではなく、暑熱対策についても伝えないといけない。子供たちの未来のため、世の中のためになる発信をしていきます。おふたりのように悲しい思いをされる方が、いなくなりますように。すごく大切な機会をいただき、ありがとうございました」と御礼と約束と握手で締めた。選手、家族、審判員、運営、サポーター…サッカーファミリーの健康と安全を守るための啓発を、勝利と同等に追い求めていく。  ○…森保と遺族は、昨年9月に初めて接点を持った。今回の事案を伝え聞いた日本代表監督が、JFA職員を通じてサイン入りユニホームを贈呈。敵地でドイツに4-1で大勝した、歴史的な欧州遠征で選手からも集めたものだった。以来の初対面。遺族が「すごく元気が出ました」と感謝すると、森保は新たに「楽しむことを忘れずに頑張れ!」と色紙にしたため、励ました。母が「朝から息子のテンションが高い日は『今日は代表戦か』と分かりますね。これからも応援しています」と話すと、森保は「共闘いただければ。最短で26年のW杯で優勝を目指していますが、お子さんたちが大人になる頃には、日本は、優勝を狙える常連になっているはず。これからもサッカーに携わってくれれば」と願っていた。  ◆WBGT(湿球黒球温度)Wet Bulb Globe Temperatureの略で、暑さ指数と呼ばれる。熱中症予防を目的に米国で1954年に提案された指標。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示され、人体と外気の熱のやりとり(熱収支)に与える影響の大きい(1)気温(2)湿度(3)日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、の要素を取り入れて総合的に暑さを評価する。JSPOの「熱中症予防運動指針」で目安が5段階で定められており、WBGT値21度未満は「ほぼ安全」、21度以上で「注意」、25度以上で「警戒」、28度以上で「厳重警戒」、31度以上で「運動は原則中止」としている。