阪神タイガース情報6/10 | NAOのNEWSブログ

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【内匠宏幸】目立つドラフト下位指名…岡田阪神の苦境救ったたたき上げの投手陣

 

阪神才木浩人(2024年6月9日撮影)

 西武戦は3連勝。これはデカい。一息ついて、さらに勢いもついた。交流戦は残り7試合。難敵のオリックスとソフトバンク。それと雨で流した日本ハム戦。もちろん勝ち越しを願うが、相手は強い。正直、五分で終わってくれれば…と思う。 【写真】ドラフト5位入団の村上頌樹  昨年の交流戦を思い出す。18試合で7勝10敗1分け。借金3で終わった。これを最低の目安にしてほしい。目下4勝7敗である。五分でいけば昨年と同じ。傷は浅く済む。  それにしても西武戦の勝ち方がよかった。際立った投手力。やっぱり阪神は守り、特に投手力と再認識した。2戦目のビーズリー。ひとりで投げ切ってくれた。3戦目の才木も8回まで投げた。登板が多くなっていたリリーバーの負担は軽減。これが何より…と監督の岡田彰布も考えていた。  トラの投手陣、改めて珍しい構成だと思う。先発、セットアッパー、クローザーにドラフト1位はひとりだけ。西純のみで、それ以外はたたき上げの苦労人投手ばかり。こんな構成は他球団にはない。  先発組では才木=3位、伊藤将=2位、村上=5位、大竹=育成4位、西勇=3位、ビーズリーでローテーションを回し、セットアッパーでは桐敷=3位、石井=8位、島本=育成2位、富田=6位、浜地=4位、漆原=育成1位、西純=1位(6月9日のベンチ入りメンバー)。クローザーは岩崎=6位。他の先発要員では青柳=5位、及川=3位で、12球団見渡しても、「ドラ1」のいない投手陣を形成している。  ここ10年、阪神のドラフト1位は野手が多かったこともあるが、投手のドラ1は低調だった。さかのぼれば岩貞、藤浪が1軍でブレークしたが、ここ数年は馬場、西純、森木。そして今年の1位の下村は投げる前に手術となった。  だが、そういう状況だからこそ、「強さ」を身につけた、たたき上げ投手が生まれたのだろう。早くも7勝を記録した才木は最たる存在である。ヒジを手術し、つらい日々を送ったが、目標を見失わなかった。リハビリ、トレーニングで徹底的に体を強くした。それが下半身にみなぎっているし、顔はパンパンに張っている。地力がついた証しは、体のほとんどに現れている。  地道に導いたトレーナー、コーチの手腕も素晴らしく、さらにドラフト1位でなくても、結果を残すことを夢見たスカウトの存在。そしてあきらめることなく、思い切って起用した前監督の矢野、前々監督の金本、そして時の担当コーチのコーチングが、ここで実った…ことは高く評価されるべきである。  それを昨年、岡田がメリハリをつけて起用し、リーグ最強のスタッフを定着させた。いまのメンバーはさほどチヤホヤされることなく年数を重ねてきた。入団時、脚光を浴びることもなく、地味に投げ続けた。それがいま、チームの強みの象徴になった。ドラ1のいない投手陣、実に痛快なドラマを、ここからまた見せる。まさに「チーム力」で、ここから巻き返しに挑む。【内匠宏幸】(敬称略)(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「岡田の野球よ」)

 

 

 

 

 

 

「ほら怒ってるやん!能見さん、怒ってるやん!」ノーノー途切れた瞬間の元阪神左腕の表情にMBSアナ大喜びで突っ込む

 

 能見篤史氏

 阪神オリックスで活躍した能見篤史氏が10日、MBS「よんチャンTV」に出演。9日の西武戦で阪神・才木がノーヒットノーランを逃したことを伝えるスポーツコーナーの中で、自身が阪神時代の2011年8月9日の中日戦で7回まで無安打無得点試合を継続していた場面が流された。 【写真】能見さん怒ってる?ポトリ…偉業が幻になった場面 2011年8月  能見氏は「僕は(ノーヒットノーランを)できるとは思ってなかったんで。逆に、いつ(相手が)打ってくれるんだろうと思いながら投げてたんですよ」と当時を思い起こしていたが、八回先頭の平田を内角球で詰まらせながら、左翼・俊介の前にポトリと落ちて偉業達成が幻となった瞬間の左腕が映し出されると、少し怒ったように見える表情だった。  これにMBSの河田直也アナウンサーが即座に「さすがに怒ったでしょ?」と突っ込むと、能見氏は「いや、ヒットはヒットなんで」と怒りを否定。だが、その場面が2度にわたって流されると河田アナは再び「ほら怒ってるやん!能見さん、怒ってるやん!」と大喜びで突っ込んだが、能見氏は「ノーアウトのランナーだったので」と柔らかな表情で再度否定していた。

 

 

 

 

 

阪神・森下 「構えが決まった」6月打率・375、交流戦10戦7打点と絶好調

 

<神・西>3回、森下は2点適時打を放つ(撮影・大森 寛明)

 ◇交流戦 阪神4-1西武(2024年6月8日 甲子園)  阪神・森下が着実に状態を上げてきた。2本の適時打で計3打点。特に先制した3回、なお2死二、三塁では初球の内角寄り151キロを鋭く左前へ打ち返し、走者2人を本塁へ迎え入れた。  「(前川)右京が前で(左飛に)倒れた。先輩として(取り)返してやろうと思った」  2年目23歳にして凡退した後輩を救おうと奮い立った心意気が頼もしい。あふれ出る主軸としての強い自覚。3―0で迎えた5回1死一、三塁ではカウント2―1から再び内角151キロ直球を中前へ。2打席連続適時打で試合の大勢を決めた。  3月31日の開幕3戦目以来、今季2度目の1試合3打点。交流戦は10試合で7打点に伸ばした。もちろんチーム最多。12球団トップにつける楽天・小郷の11打点とは4差でも、6月の月間打率・375(24打数9安打)の勢いがある今なら射程圏と言っていい。  「構えが決まってる状態にある。自分の思ったところにバットが出せている」  月間打率・228の低調だった5月は毎試合、毎打席フォームが変化。「全然ダメ。構えた時にバチッとはまった感覚がないとダメ。それができなければ結果は出ない」と表情は険しかった。「バッティング練習のところ(ケージ横の映像)で見たり」と試行錯誤を重ねて改善。2本の適時打は、ともに最初のスイングで直球を仕留めた。  岡田監督には「相手バッテリーがな、どこ投げても打たれるみたいな感覚を持てばいい」とヒントを授かった。絶好調か?と問われて「いや。まだまだ上げて」と上を向いた。6試合連続安打へ伸びても満足はしていない。目指すところは、もっと上にある。(石崎 祥平)