【巨人】菅野智之がノーヒット投球から7回に3連打を浴びまさかのKO

降板する菅野智之。右は阿部慎之助監督

 巨人の菅野智之投手(34)が26日の阪神戦(甲子園)で7回一死までノーヒット投球も、連打を浴び一転降板となった。  背番号18は力のある直球とスライダーを織り交ぜ、小林のミットにボールを投げ込んだ。虎打線を相手に2回二死でノイジーに四球を与えた以外、1人の走者も出さなかった。  だが0―0の7回一死で森下に右中間へ二塁打を許すと、大山には左前打、渡辺に右前適時打と3連打を浴びた。ここで阿部監督マウンドを出て2番手・船迫との交代を告げた。菅野は7回途中92球3安打1失点と5勝目はならなかった。  体調不良により登録を抹消されこの日は中14日での登板だった。「万全かどうか分からないけど、でも試合投げる以上はしっかり結果を求められると思うし、そこの責任をしっかり果たしたい」と臨んでいた菅野だが、〝魔の7回〟に泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

【中日】2戦連続完封勝利 借金2で交流戦に!先発・仲地が1回で緊急降板も救援6投手が無失点 ビシエドの適時打など11安打5得点

 

中日・立浪和義監督

■プロ野球 中日5ー0ヤクルト (26日 バンテリンドーム) 中日はヤクルトに2試合連続完封勝利で2連勝、20勝22敗4分の借金2で交流戦に入る。今季初登板の先発・仲地が1回を投げ終え緊急降板も救援陣6投手が無失点に抑え今季7度目の完封勝利。打線はビシエド石川昂ディカーソンが放つなど11安打で5得点を挙げた。 仲地礼亜(23)今季初登板。ファームでは8試合(先発7)に登板し3勝2敗、防御率3.23。昨季のヤクルト戦は2試合に先発し0勝2敗、計6イニングで6失点(自責6)の防御率10.50だった。 仲地は1回、西川を空振り三振、長岡を三ゴロ、サンタナを空振り三振とわずか11球で3人を抑えた。 スタメンは石川昂が3番サード、細川4番がライト、ディカーソンが5番レフト、ビシエドが6番ファースト、捕手は石橋が入った。 ヤクルトの先発はプロ初初登板で完封勝利を飾った右腕・松本健吾(25)。1回、村松が死球、田中はバント失敗の捕飛、石川昂が左中間フェンス直撃のツーベースで1死二・三塁に。細川の遊ゴロ間で1点を先制、さらにディカーソンが死球、ビシエドがライトへタイムリーを運び1点を加えた。 仲地は何らかのアクシデントで2回のマウンドに上らず。橋本が緊急登板し2回に村上、オスナ、山田を3者連続空振り三振に取った。 橋本は3回も続投し三者凡退に抑える。3回の攻撃で先頭・田中が右安打、石川昂が左中間フェンス直撃のタイムリーツーベース、ディカーソンもセンターへタイムリーを飛ばし、4ー0とする。 橋本は4回も続投し西川を二ゴロ、長岡を空振り三振、サンタナに右安打、村上に四球を出し2死一・二塁で降板。代った3番手・勝野がオスナを空振り三振に抑えた。 勝野は5回もマウンドへ、1死から中村に四球を出す岩田、代打・青木と後続を抑えた。 6回は4番手・藤嶋が西川、長岡、サンタナと1番からのヤクルト打線を3人で退けた。 打線は6回、先頭の代打・福永がレフトフェンス直撃のツーベース、村松は犠打を決めると田中がセンターへタイムリーを打ち返し、5ー0とする。 7回は5番手・清水が村上、オスナ、山田と主力打者を三者凡退に抑える。 8回は6番手・斎藤が先頭・中村に左安打も岩田を二ゴロ併殺打、代打・北村拓も三振に抑える。9回は67番手・松山が1死三塁とするが無失点で試合を締めた。橋本が2勝目を挙げた。

 

 

 

 

 

西武、八回に逆転 プロ野球・西武―オリックス

 

8回、勝ち越しの適時打を放つ西武の蛭間=26日、ベルーナドーム

 西武は1点を追う八回、外崎の適時二塁打で追い付き、蛭間の適時打で勝ち越し。  さらに岸の3ランで突き放した。2番手の佐藤隼が今季初勝利。先発ボーも7回1失点と好投した。オリックスは7番手のマチャドが踏ん張れなかった。