ソフトバンク・モイネロ7回3失点 リード許して降板 3勝目逃す
5回2死二塁、モイネロ(右)はロッテ・高部に中前適時打を打たれる(撮影・伊東昌一郎)
◆ロッテ―ソフトバンク(24日、ZOZOマリン) ソフトバンクのモイネロが7回106球を投げ、3失点で降板した。3勝目を逃した。 ■周東速すぎ!? 大渋滞の3者連続生還【動画】 2回に同点に追いつかれた後、なお2死三塁で岡に中前適時打を打たれて勝ち越された。5回には2死二塁で高部に中前に運ばれさらに1を失った。 前日の23日には、佐々木との投げ合いに「良いピッチャーと対戦しているときは自分も1点もやれない」と意気込んでいたが、リードを許して降板することになった。
西武・髙橋光成が6度目の登板も勝てず 3点リード守れず…6回4失点で降板「冷静でいられなかった」
3回2死満塁、オリックス・紅林に走者一掃の適時二塁打を浴びた西武・高橋(右)(撮影・大泉謙也)
◆西武―オリックス(24日、ベルーナドーム) 西武の髙橋光成投手(27)が6回4失点で降板し、6試合目の登板でまたも今季初勝利を逃した。 ■あのレジェンド最強助っ人が激ヤセ近影【写真】 初回にNPB史上369人目となる通算1000投球回を達成。2回に154キロをマークするなど本来の球威を取り戻しつつあったが、3点リードの3回に制球が突如乱れた。1死から3者連続で四球を与え、中川に中犠飛を許して1失点。さらに森の左前打で2死満塁となると、紅林に走者一掃の右中間二塁打を浴びた。その後は要所を締め、92球を投じたところで7回から平井にマウンドを譲った。 「3回のイニングがすべてですね。冷静でいられなかったです。もっと淡々と投げることができていれば一番よかったと思います。その後、6回まで粘り強く投げることができたことはよかったです」とコメントした。
巨人・戸郷が7回までノーノー 甲子園が異様な雰囲気に
「阪神-巨人」(24日、甲子園球場) 巨人の先発・戸郷が七回まで阪神打線を無安打無失点の快投。快挙の雰囲気が漂い始め、甲子園が騒然となった。 【写真】巨人が発表した仰天のカップラーメン「90周麺 ジャイアンツ勝油味」 試合は序盤から投手戦の様相。戸郷は初回、近本、中野、森下と続く阪神の上位打線を3人で抑えると、直球と宝刀・フォークを軸に的を絞らせない投球。三回、二死から及川が投手前のボテボテのゴロを放ち、一塁はセーフの判定だったが、戸郷の送球エラーが記録された。 五回は先頭・糸原を一塁・岡本和の失策で出塁させたが、前川を遊飛に抑えると、坂本を三ゴロ併殺に斬って取った。 今季、チームは甲子園で2敗(1分)と苦戦しているが、戸郷は登板前から「甲子園は好き。阪神も苦手意識が普通の人よりはない。結構、投げているから」と話していた。言葉通りに同球場での通算は12試合で6勝3敗、防御率3・23。「何とか勝ちを付けます」と力強く誓っていた。


