【阪神】唯一防御率0点台の村上頌樹 2年連続で豊橋のマウンドへ「狭い球場と分かっている」

 

キャッチボールを行う村上(撮影・前岡正明)

 阪神は14日に今年初の地方球場での試合に臨む。愛知県豊橋市の豊橋市民球場で中日戦。村上頌樹投手(25)が2年連続で同球場の先発マウンドに上がる。 【写真】「狭い球場」という豊橋市民球場  村上は登板を翌日に控え、甲子園室内練習場で投手練習に参加。「狭い球場というのは分かっている。ホームランも打たれましたし。いい感じとは思っていないですけど、気をつけたいです」と慎重に策を巡らせた。  1年前の5月16日は5回7安打4失点。打線の援護で勝ち星を拾ったが、5-0の5回に細川成也外野手(25)の適時打と、石川昂弥内野手(22)の3ランで1点差に詰め寄られた。  12球団唯一の防御率0点台(0・88)と今年も順調な滑り出し。両翼93メートル、中堅115メートルと狭い球場でどんな投球を見せるか。

 

 

 

 

 

 

体調不良を訴えていた阪神の桐敷が甲子園室内での練習に参加し、ブルペン投球「思った以上に問題なく投げられた」

 

 キャッチボールをする桐敷(撮影・中田匡峻)

 体調不良のため戦列を離れていた阪神桐敷拓馬投手(24)が13日、甲子園での投手指名練習に参加した。ブルペン投球などを行い調整。「思った以上に問題なく投げられたかなと思います」と安堵(あんど)した。  球団は10日に体調不良を発表。DeNAとの3連戦ではベンチから外れ、帰阪していた。12日に練習を再開。この日はブルペンで28球を投げて状態を確認した。  桐敷はここまで16試合に登板し2勝0敗8ホールド、防御率1・13。強力なブルペン陣の一角としてフル稼働していた。  また、14日の中日戦(豊橋)に先発する村上頌樹投手(25)は、キャッチボールやダッシュなどを行い準備した。  2年連続となる豊橋市民球場での登板。前回は5回4失点で勝利をつかんだが「狭い球場というのは分かっている。ホームランも打たれているので。気をつけたい」と両翼93メートル、中堅115メートルと狭く、一発への警戒心を強めた。

 

 

 

 

 

2軍合流の阪神・伊藤将 早期1軍復帰誓う「一日でも早く戻りたい」 18日・ヤクルト戦はビーズリー先発濃厚

 

 2軍に合流し、練習前の円陣に加わる伊藤将(中央)=撮影・山口登

 阪神・伊藤将司投手(28)が12日、出場選手登録を抹消され、鳴尾浜での練習に参加。「状態を早く戻して、一日でも早く(1軍に)戻りたいなと思います」と話し、秋山とキャッチボールを行うなどした。 【写真】悪夢の7失点KOの伊藤将 交代を告げる岡田監督の顔が超~険しい  11日・DeNA戦(横浜)では9点の援護を得ながら、4回2/3を7失点で降板。最大7点差を守り切れずにチームは逆転負けとなった。岡田監督からは球の高さの指摘を受け「投げてても高いなと思ってたので、あの風ですし、一発ね、入りやすいですし」と反省。「また自分の投球を振り返らないといけない」と話した。  今季初の降格。「(直球の威力などが)去年は去年で、今年はまた違ってるので、そこを少しでも早く近づけるように」。本来の姿を取り戻し、再び1軍のマウンドを目指す。また、18日のヤクルト戦はビーズリーの先発が濃厚だ。