DeNA・筒香嘉智、3打数無安打も「コンディションはかなり良くなってきている」
(イースタン・リーグ、DeNAーヤクルト、4日、横須賀) 5年ぶりに古巣・DeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)が「4番・左翼」で先発出場。3打数無安打に終わったが「(感覚は)戻ってきました。コンディションはかなり良くなってきています」と手応えを口にした。 【写真】DeNA、交流戦に配布されるVサインTシャツに筒香が追加された ヤクルトの右腕、原樹里と対戦。第1打席からニゴロ、中飛、二飛と快音こそ響かなかったが「(日本の投手のタイミングに)だいぶ慣れてきました」と振り返った。 六回からはベンチに下がったが「予定通りです」と順調な調整ぶりを強調した筒香。その後は隣接する2軍球団施設・DOCKに場所を移して屋外フリー打撃で黙々とバットを振り込んだ。(加藤次郎)
【ロッテ】メルセデス、守備にも支えられ6回無失点の粘投も今季初勝利はお預け…防御率は0・78→0・62に
◆パ・リーグ 楽天―ロッテ(4日・楽天モバイル) ロッテのメルセデス投手が、6回4安打無失点の好投を見せたが、今季初勝利はまたもお預けとなった。試合前時点で「0・78」だった防御率は「0・62」に。7回からは2番手・岩下がマウンドに上がった。 メルセデスは、2回までいずれも3者凡退にする上々の立ち上がりを見せると、6回2死一、二塁で迎えた5番・阿部には右翼へ大飛球。だが、この回にセンターからライトについていたベテラン・荻野がランニングキャッチ。味方の守備にも支えられ、98球の粘投で6回を無失点で投げきった。 チームは今季初めて若手の主砲の山口、安田の2人をスタメンから外すなど、オーダーを大きく変更。「1番・中堅」に荻野、「3番・右翼」に角中らをスタメンに抜てきした。角中は3打数3安打で猛打賞の活躍。荻野も4回先頭の村林の打球で華麗なダイビングキャッチを決めるなど、ベテランが躍動している。 メルセデスは試合前時点で、先発5試合で計29イニングに投げ、防御率0・62だが打線の援護に恵まれず、勝ち星には縁がない。メルセデスは球団を通じ、「守備でいいプレーに助けられて、自分も積極的に攻めることができたよ。しっかり無失点に抑えることができて良かったです」とコメントした。
【巨人】大勢が登録抹消へ…前日に右肩違和感訴え降板 杉内コーチ「10日後、戻ってこられたら戻す予定」
◆JERAセ・リーグ 巨人―阪神(4日・東京ドーム) 巨人・大勢投手が出場選手登録を抹消されることが決まった。 前日3日の阪神戦で9回に登板したが、右肩の違和感を訴え緊急降板。この日はランニングなどを行っていた。杉内投手チーフコーチは練習後「抹消しますよ、一回ね。(検査で患部の)画像を撮ったけど特に問題なかったので、こちらとしてはすごい安心していますし、10日後、戻ってこられたら戻す予定にしています」と大事を取っての抹消と明かした。 今後はジャイアンツ球場で調整していくという。大勢に代わって、大江が今季初昇格となる。右腕の不在期間の代役守護神について同コーチは「一番抑えていますからね、やっぱりバルちゃんかなと」とバルドナードを筆頭とする方針を示した。