4月 29日 広島 対 阪神 戦 降雨のため 雨天中止
4回戦
4/29(月) マツダスタジアム
セ・リーグ 4位
試合中止
セ・リーグ 1位
後攻
先攻
試合中止
降雨のため
阪神・筒井壮コーチは英語が話せる?助っ人をサポートするために必死のパッチ
【球界ここだけの話】今季も阪神は昨年同様に春から首位に立ち、着実に白星を重ねている。経験豊富なコーチングスタッフも、選手に最高のパフォーマンスを発揮させるため尽力している。中でも、情熱と明るさでナインの盛り立て役を担うのが筒井壮外野守備走塁コーチ(49)だ。 【写真】阪神の仲良し大砲コンビ。佐藤輝明を引っ張る阪神・ミエセス 試合前のグラウンドで、筒井コーチとシェルドン・ノイジー外野手が2人で言葉を交わしながらやりとりをしている姿がしばしばみられる。 「僕のできる範囲で、英語でアドバイスをすることがある。細かいことを通訳が間に入ってになるけど」と筒井コーチ。日本語がほとんどわからないノイジーのために、可能な限り距離を詰めて寄り添うには相手の母国語でコミュニケーションを取る方が精神面の支えにもなる。 スペイン語を話すヨハン・ミエセス外野手の場合は、さすがに通訳を挟んでになるそうだが、助っ人へのきめ細やかな配慮は、2007年から18年にわたって指導経験を重ねてきた同コーチならではのサポートだ。 筒井コーチがノイジーの外野手としての強みとして挙げたのは、強肩を生かした走者の進塁を防ぐ送球や、フェンスにはね返った打球や飛球に対する打球への対応力。 「球の扱いがうまく、メジャーでセカンドなどを守っていただけあり、『さすが』と思わせるものがある。昨季よりもフライに対する判断もよくなった」 打球に対処する守備センスの高さは筒井コーチも認めるところで、森下や前川らが飛球の判断を磨くために受けている外野ノックもノイジーは免除となることが多い。 昨季より日本でプレーし、本格的に外野守備をはじめてまだ2年目。助っ人の守りには伸びしろがさらにありそうだが、筒井コーチは「試合に出られれば、もちろん。でも、前川も試合に常時出られるように守備に取り組んでいかないといけないから」という。3年目の20歳のレギュラー候補生を大きく育てるべく、守備を仕込んでいくのも大事な使命の一つだ。(上阪正人)
【阪神】今季初の雨天中止 広島は夜まで本降り予報 貯金5で首位走るチームに休息の1日
<広島-阪神>◇29日◇マツダスタジアム 午後2時45分に中止が発表された。広島市は日中から本格的な雨が降り、夜まで降り続く予報になっている。 【写真】雨が降り続くマツダスタジアム 阪神の試合中止は今季初めて。この試合は6連戦の4試合目。27日、28日のヤクルト戦(甲子園)は連続して逆転での1点差勝ちと、接戦を乗り切ってきた。 貯金5で首位を走る昨季王者にとっては休息の1日になる。 勝率5割で4位の広島は3度目の中止。