センバツ高校野球情報3/18 | NAOのNEWSブログ

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【センバツ】田辺エース寺西 惜敗も“主役”の直球勝負、気迫139球「星稜も同じ高校生…最終回悔しい」

 

センバツ高校野球<田辺・星稜>9回1死二、三塁、勝ち越し2点適時打を浴びて渋い表情の田辺・寺西(撮影・北條 貴史)

 ◇第96回選抜高校野球大会第1日第2試合 田辺2―4星稜(2024年3月18日 甲子園) 【写真】星陵を接戦の末敗れ、悔しさをにじませる田辺ナイン  第96回選抜高等学校野球大会センバツ)は18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)に及ぶ熱戦の幕が開いた。第2試合では、21世紀枠で76年ぶり3度目出場の田辺(和歌山)が2―4で、昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)に惜しくも敗戦。76年ぶりの勝利はならなかった。  大きな拍手を浴びて聖地を後にしたエース寺西邦右。139球を投げ抜き、強気の直球で秋の神宮大会王者に立ち向かった。  堂々のピッチングを振り返った寺西は「最終回まで同点で、理想通りの試合ができていた。最終回の星稜の攻撃を何とかしのぎたかったが、打たれてしまったのは悔しい」と唇をかみしめた。相手は秋の王者という点については「星稜も同じ高校生なので、そこは気にしないようにやろうと」との言葉通り、球場の注目を一番集めたのは、優勝候補に臆することなく最後まで腕を振り続けた寺西だった。  大歓声を浴びたものの、初日で姿を消すことになり「全校応援でみんな来てくれた。声援は力になった。いい試合はできたけど、1回勝ちたかった」と応援に勝利で応えたかったと最後まで悔しそうな表情を見せた。  田辺は、1点を追う3回2死二塁から岡本和樹(3年)の右前適時打で同点。再び1点を負った4回1死三塁からは前田海翔(2年)のスクイズで追いついた。投げては先発の寺西が切れのある直球で秋の王者・星稜打線を翻ろう。8回まで互角以上の戦いを演じた。  しかし2―2で迎えた9回。1死後に連打を浴び、暴投で1死二、三塁のピンチを背負うと、代打・東に自慢の直球を右前に運ばれ2点の勝ち越しを許した。  2点を追う9回にも1死二、三塁と一打同店のチャンスをつくるも、7番・尾崎が空振り三振、8番・山根が一ゴロに倒れ無念の3アウト。最後の最後に力尽きた。  ▼山本陣世 アルプルが満員で、応援の声もよく聞こえた。だからこそ1回戦で終わったのは悔しい。  ▼山本結翔主将 あんなに埋まると思ってなかったんですけど、田辺市民の人も駆けつけてくれてアルプススタンドが満員でとても声援が大きくて力になりました。全員がまた甲子園に来たいと思っていると思うので、帰ってこられるように、これからも頑張っていきたい。

 

 

 

 

 

飛ばないバットが戦術変える センバツ開幕戦、外野の頭上越えは1本

 

八戸学院光星―関東第一 七回表八戸学院光星1死一塁、佐藤は犠打を決める=上田博志撮影

 (18日、第96回選抜高校野球大会1回戦 青森・八戸学院光星5―3東京・関東第一) 【写真】新基準の金属バット(下)は従来のバットに比べて細くなっている。明徳義塾・馬淵監督は飛ばないバット導入で「絶対おもしろくなる」と語る  高校野球が、大きく変わる。選抜の開幕試合で、強くそう思わされた。もちろん、新基準の低反発バットの導入によるものだ。  八戸学院光星は1点を追う七回に1死から死球で走者が出た。打席に入った5番の佐藤凌は、送りバントのサインに「来ると思った」。2球目で成功させ、その後の代打・小笠原由宇の同点適時打につなげた。  佐藤は「低反発バットに変わってから、練習試合ではよくバントをするようになった」と明かす。仲井宗基監督は「しっかり芯で捉えれば飛んでいく」としつつ、「ヒットは続かない。連打、連打というのは大間違い」。  大会前、新基準のバットについて、どの指導者からも「打球が飛ばない」という声が聞かれた。この試合、外野の頭上を越す当たりは1本だけ。試合が進むにつれて外野手の守備位置は浅くなった。外野に上がったと思われた打球が伸びず、内野手のグラブに収まることもあった。  左翼手の渡部主衣が言った。「外野陣の中で『(守備位置は)前で良いよね』という話になり、少しずつ前にポジションを変えていった」。遊撃手の竹田智紀は「フライが失速する。違和感がある」と苦笑いした。  タイブレークに入って互いに得点を挙げたが、それまでは1点を取ることに必死だった。4番の山本優大は、バントで好機を広げようとした関東第一の4番打者を見て、「確実に得点がほしい場面なら自分もバントをやっていかなければ」。  「飛ばないバット」は、攻守に、そして戦術にも大きな影響を与えそうだ。(室田賢)

朝日新聞社

 

 

 

 

 

八戸学院光星エース・洗平比呂、粘りの156球 センバツ初戦を突破

八戸学院光星―関東第一 一回裏、力投する八戸学院光星先発の洗平=長島一浩撮影

18日、選抜高校野球大会1回戦、八戸学院光星(青森)5―3関東第一(東京)  エースの真価が問われる場面が中盤にきた。 【写真】八戸学院光星―関東第一 二回裏、力投する八戸学院光星先発の洗平=滝沢美穂子撮影  五回、八戸学院光星の洗平比呂投手(3年)は、2死から、失策が絡んで先取点を許した。3、4番に連続四球を与えてなおも満塁のピンチを迎えた。  5番打者に4球ファウルで粘られたが、8球目を右飛に打ち取り、追加点を許さなかった。「五回を抑えたのが大きかった」  この日は変化球中心に低めを突いたが、ファウルで粘られる場面が目立った。それでも崩れなかった。  記憶にあるのが昨夏の甲子園準々決勝、土浦日大(茨城)戦だ。三回、2死から先取点を許し、さらに2失点した。2―9で敗れ、結果的に3点目が決勝点になった。  同点の九回は1死から足の速い1番を出したが、牽制(けんせい)球で刺してサヨナラ負けの芽を摘んだ。以前はよくあった走者を出すと表情を変える場面はほとんどなく、スタミナが課題だったが、この試合は九回156球を投げて2失点だった。  仲井宗基監督は「今年のチームは投手力が中心。リニューアルした光星の野球を展開したい」と話している。洗平投手のほか、岡本琉奨、森田智晴(いずれも3年)とすべて左腕の3本柱が注目されるが、その象徴は、成長した洗平投手だろう。  自身3度目の甲子園で、チームはすべて初戦を突破した。過去2度との違いを問われると、「自分が引っ張ってのものですから、これまでとは違います」。背番号1はきっぱり言った。(八鍬耕造、渡部耕平)