巨人 佐々木が守備妨害で珍アウト判定 阿部監督がベンチ出て球審に確認、スタンド困惑 直前には秋広が牽制タッチアウト
7回、佐々木は空振り三振で振り逃げを狙ったが、ラインの内側を走ったため、走塁妨害でアウトとなる(撮影・佐藤厚)
「オープン戦、巨人-ヤクルト」(25日、沖縄セルラースタジアム那覇) 巨人のドラフト3位・佐々木(日立製作所)が、珍しい形でアウト判定になった。 【写真】佐々木の守備妨害 険しい表情で球審に確認する阿部監督 2点を追う七回、走者なしから空振り三振を喫した。だが、この投球を捕手・松本直が後逸。佐々木も一塁に走った。ここで捕手の一塁送球が走者と重なり、佐々木の背中に直撃。振り逃げが成立したかに見えたが、審判はアウトのジャッジを下した。 球場アナウンスで須山球審は「打者走者が一塁に走る際、内側を走って送球を妨げたため、守備妨害としてアウトにします」と説明。際どい判定に、阿部監督もベンチを出て球審に確認。説明を求めるなど、スタンドも困惑のワンプレーとなった。 直前には四球で出塁した秋広が捕手からの牽制球でタッチアウトになる場面も。走塁ミスでチャンスをつぶす形となってしまった。
ロッテ・松川 WBC韓国代表右腕からバックスクリーン弾 佐々木朗とバッテリー、攻守でアピール
<ロッテ・韓国ロッテ>2回1死、松川は中越えにソロ(撮影・長久保 豊)
◇練習試合 ロッテー韓国ロッテ(2024年2月25日 糸満) ロッテの松川虎生捕手(20)が25日、韓国ロッテ戦に「8番・捕手」で先発。2回にバックスクリーンへ中越えソロを放った。 【写真】ピカチュウとサトシに扮した佐々木朗と松川 2回1死走者なしから、相手先発で昨年WBC韓国代表の右腕・パク・セウンが投じた高めの直球をフルスイング。バックスクリーンへ放り込んだ。 守っては佐々木朗希投手とバッテリーを組み、今季初となる実戦に登板を1回を1安打無失点1三振だった。 初回、先頭の左打者、キム・ミンソクに対し、初球154キロをマークするなど直球だけで追い込むとフォークで空振り三振。 続くユン・ドンヒに内角への151キロを左越え二塁打を許した。しかし、続くレイエスには内角へズバッと151キロを投じて三邪飛。後続を遊ゴロに抑えた。 高卒3年目の松川はここまで公式戦本塁打0。昨年は2軍での「修行」ため、1軍出場は9試合だけと悔しい1年だっただけに、レギュラー確保へ打撃でもアピールした。 この時すでに降板していた佐々木朗は一発を見逃したといい「見ていなかった」と残念そう。「ぜひ頑張ってほしい」とエールをおくった。
佐々木朗希、韓国ロッテ人気守護神との長身2ショットに注目「大きいなぁ」「微笑ましい」
合同練習で対面
プロ野球・ロッテは22日、沖縄・糸満市内で韓国のロッテジャイアンツと合同練習を行った。佐々木朗希投手はWBC韓国代表にも選ばれたキム・ウォンジュン投手と対面。2ショットが球団公式Xに投稿されると「日韓ロッテの交流微笑ましい」「キム投手、大きいなぁ」などとコメントが集まった。 合同練習で人気選手同士が対面した。白いシャツにキャップを後ろ向きに被った佐々木。隣にいたのは韓国ロッテの守護神キム・ウォンジュンだ。トレードマークの長髪を結び、カメラに微笑んでいる。佐々木は身長192センチと長身だが、キム・ウォンジュンも同じくらい背が高い。 実際の写真は球団広報室公式Xが公開し、「#佐々木朗希 選手と会うのを楽しみにしていました!」というキム・ウォンジュンのコメントも紹介されている。ファンからは「お隣の国でもろーたんは有名人じゃないか?!」「日韓ロッテの交流微笑ましい」「キム投手、大きいなぁ」「朗希君より背が高い!」などとコメントが集まり、韓国のファンも「不思議と似てるな?」などと投稿していた。