公式戦3連敗で重圧高まるバイエルン、トゥヘルは「公平じゃない。あらゆることが不利に働いた」

 

トゥヘル(C)Getty Images

バイエルントーマス・トゥヘル監督は、ボーフム戦への不満を吐露してる。 前節レヴァークーゼンとの天王山を0-3で落とし、続くチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでもラツィオ相手に0-1で敗れていたバイエルン。トゥヘル監督をはじめチームへのプレッシャーが高まる中、18日にはブンデスリーガ第22節でボーフムと対戦した。 バイエルン逆転優勝の可能性は?ブンデスリーガ最新順位表 開始14分にジャマル・ムシアラのゴールで先制したバイエルンだったが、38分に浅野拓磨に同点弾を奪われると、前半終了間際に逆転を許す。さらに78分にダヨ・ウパメカノが退場、PKから3失点を喫し、終盤にハリー・ケインがネットを揺らすもそのまま2-3で敗れている。 これで公式戦3連敗と、苦境に立たされたバイエルン。試合後トゥヘル監督は、ドイツ『スカイ』で以下のように語った。 「今日の敗戦は公平ではない。あらゆることが不利に働いた。我々のxG(ゴール期待値)は3.4であり、決定機は5~6回、完全に支配していた。ビハインドを背負ってからも決して努力をやめなかったんだ。多くが不利に働いている。過去2試合とは違い、この敗戦は当然ではない」 「(チームへのプレッシャーは)負けるたびに起きる。『どうやって』が重要なんだ。今日はOKだ。非常に不満だがね。今日はマーフィーの法則、つまりうまくいかない可能性のあるものがすべてうまくいかなかった」 これで首位レヴァークーゼンとの差が「8」まで広がったバイエルン。トゥヘル監督は逆転優勝について「今はそれほど現実的ではない。昨季は最後まで信じたことで報われた。今季もそうするつもりだ。だが前提として、軌道に戻さなければならない」と語っている。

 

 

 

 

 

 

 

三笘薫の「キャリアは終了していた」 “選手生命”危機の悪質タックルを英代表OB非難

 

レドナップ氏、三笘へのタックルを厳しく非難

危険タックル被害に遭った三笘薫【写真:ロイター】

 イングランド1部ブライトンは2月18日、プレミアリーグ第25節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦した。この試合に先発出場した日本代表MF三笘薫は前半11分に相手選手から悪質なタックルを受けたが、大事には至らずにプレー続行した。このシーンを見た元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は、「この数年、見た中で最悪のタックルの1つ」とコメントした。英紙「デイリー・メール」が報じている。 【動画】三笘薫が危険タックル被害…相手DFホルゲートの足裏が三笘に直撃した瞬間  この試合の前半11分、三笘は左サイドで得意のドリブル突破を仕掛けた。ここで相手DFメイソン・ホルゲートが、足裏を向けた激しいタックルで三笘を倒す。主審はホルゲートへイエローカードを提示したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。オンフィールドレビューで確認された結果、ホルゲートは一発退場となった。痛がる様子を見せていた三笘だったが、無事にプレーに復帰。後半30分にはクロスから相手のオウンゴールを誘発して、チームの5-0の快勝に貢献した。  レドナップ氏は「これは暴行だ。この数年、見た中で最悪のタックルの1つだ。私が現役の時も、あのタックルはスキャンダラスなものとして扱われただろう」と言い、さらに三笘のキャリアを終わらせる可能性があったと指摘した。 「一体全体、どのようにして三笘は左足を逃がすことができたのか。私には想像もつかない。そうできたことを本当にありがたくと思う。そうでなければ、彼のキャリアは終わるところだった。彼のキャリアは終了していた」  記事によればホルゲートは、2021-22シーズン以降で3度のレッドカードを受けており、これはリーグ最多の数だという。非常に悪質なタックルだったため、今後、どのような処分が科されるかにも注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

ロバートソンが三つ巴のプレミアリーグ優勝争いを語る「チーム全体の力が必要」

写真:リヴァプールのロバートソンがタイトル争いについて語っている

リヴァプールのスコットランド代表DFアンディー・ロバートソンがアーセナル、マンチェスター・シティと争うリーグタイトルについて語った。 【動画 ブレントフォード vs リヴァプール】ロバートソンはフル出場 試合ハイライト 23/24シーズン プレミアリーグ 第25節 今シーズンのリヴァプールは、コナー・ブラッドリーやジャレル・クァンザーの台頭、ハーヴィー・エリオットとカーティス・ジョーンズは試合で決定的な仕事するなど、若手選手が首位を走るチームに大きな貢献をしている。ロバートソンは若手選手が経験する優勝争いについて言及した。地元メディア『Liverpool Echo』が伝えている。 「一部の選手にとって、これ(優勝争い)は初めての経験で異質なものだが、経験豊富な選手は彼らを助けようとしている。僕が若い頃、多くの選手が助けてくれた。そして今度は僕が助ける番になった」 「SBという同じポジションのコナー・ブラッドリーとはいつも話をしている。今は若い選手たちが入ってきて、カーティス・ジョーンズのような選手がリーダーとなり、将来もリーダーとなるだろう」 続けて、タイトルを争うマンチェスター・シティとアーセナルについて語った。 「マンチェスター・シティは最も多くのタイトルを獲得し、経験豊富なチームだ。今までの経験から、その恩恵を受けることができる。アーセナルは昨シーズンから、より強い立場にあると思う。シーズンの終わりまで、誰が一番頑張れるかが勝負になるだろう」 現在リヴァプールはケガ人が続出しており、アリソン・ベッカーやトレント・アレクサンダー=アーノルド、ドミニク・ソボスライなどが欠場中だ。さらに前節のブレントフォード戦ではカーティス・ジョーンズ、ディオゴ・ジョタ、ダルウィン・ヌニェスが負傷により、途中交代をしている。離脱者が多い中で、ここからロバートソンはタイトル獲得に向けて総力戦になると考えており、以下のように続けた。 「僕たちはこれまでのように深く団結する必要がある。ブレントフォード戦では途中から入った選手も、(マイナスの)違いを生むことはなかった。トロフィーを獲得するにはチーム全体の力が必要で、11人だけではなく、23、25人のチームの話だ。そして今シーズンはそれを確実に活用できている」