ロッテ 佐々木朗希と吉井監督が笑顔で「優勝するぞ！」指揮官の「朗希頼むで」に「精一杯頑張ります！」と誓う
ウエートトレーニング中の吉井監督にあいさつした佐々木（球団提供）
ロッテの佐々木朗希投手（２２）が２７日、千葉市内で記者会見を行った。１２球団で唯一、契約未更改が続いていたが、２６日に球団が合意に達したと発表。この日、現状維持の８０００万円で契約が更改された。（金額は推定） 【写真】スタジアムの芝で自然体の佐々木朗希 晴れ晴れすっきりした表情 終了後にはＺＯＺＯマリンスタジアムでウエートトレ中の吉井監督にあいさつしたという右腕。球団広報によると「おー、朗希頼むで！」という指揮官の声かけに「精一杯、頑張ります！」と力を込めた佐々木。最後は「優勝するぞ！」と２人で誓い合ったという。 会見では「去年はケガとかもあった。個人もそうですし、チームを勝ちに導けるように、自分ができることをやりたい」と今季への思いを語り、「マリーンズでいい投球を見せられるように。去年あまり投げられなかったので、勝ち試合を見てもらえるように」と意気込んでいた。
巨人に覚醒予感の23歳右腕…2軍で無双の最多勝 宝刀炸裂の逸材が示した「8.3」
巨人・松井颯は昨年2軍で最多勝、スライダーが冴えた
巨人の2022年育成ドラフト1位右腕、松井颯投手は昨年5月に支配下登録され、1軍で8登板、2軍では8勝を挙げて最多勝に輝いた。持ち球の1つであるスライダーは昨年、イースタン・リーグでトップの数値をマーク。2年目の飛躍が期待される。 【写真】巨人右腕の美人妻は女優として活躍 胸元ざっくりドレス姿で2ショット 23歳右腕は昨年1軍で19回1/3を投げ、1勝1敗2ホールド、防御率3.26。2軍では16登板、88回1/3を投げて8勝2敗、74奪三振、防御率2.04の成績を残した。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、スライダーによる失点増減の合計「wSL」はイースタン1位の8.3（70投球回以上）をマークした。 他にも奪三振割合「K％」は同4位の20.4％、被打率は同5位の.240。チェンジアップによる失点増減の合計「wCH」は同3位の3.7と高数値が並ぶ。 花咲徳栄高、明星大を経て今季が2年目。春季キャンプは2軍スタートになるが、覚醒するだけの素地は培われている。昨年大卒3年目でブレークし、MVPに輝いた阪神・村上頌樹投手のようなサクセスロードを歩めるか、注目される。 データ提供：DELTA 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1～3』（水曜社刊）、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』（DELTA刊）、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
ソフトバンク山川穂高が過ごした「流浪のオフ」 栃木に東京、福岡で自主トレ「いろんなところを転々と…」
西武から国内フリーエージェント（FA）権を行使し、ソフトバンクに加入した山川穂高内野手（32）が27日、福岡県筑後市のファーム施設で自主トレを公開した。練習後には取材対応して「流浪のオフ」を過ごしていたことを明かした。 ■山川の打撃練習❶【動画】 この日の自主トレは同郷の嶺井、リチャードとともに行った。明るい表情でストレッチやジョギングなどで体をほぐすと、屋内で行った打撃練習では力強い打球を連発するなど、順調な調整ぶりを披露した。 例年は地元の沖縄で自主トレを行うが、今オフは入団交渉などで自主トレを計画する時間が取れなかったという。「空いている球場が栃木にあったので、そこで一週間。あとは東京で社会人のグラウンドをお借りして。福岡に来てからも社会人野球のグラウンドを借りた。いろいろな所を転々としてやっていた」と苦労したことを明かした。 2月1日から始まる宮崎春季キャンプはA組（1軍）スタートが決まっている。「ここ何年かは自分のペースでやれたけど、そうはいかない。どちらかというと頭で考えながら練習するというよりは、体をいっぱい使う練習になると思っている。もう1回、若くなれるようにというか、若々しくいけるようにしっかりやっていきたい」と意気込みを口にした。