鎌田大地、ガラタサライへの移籍はどうなる? 伊メディアが見解「サッリ監督は手放す用意があるが、会長の要求で交渉にブレーキ」

 

「サッリの序列でどんどんポジションを失っていった」

去就が注目されている鎌田。(C)Getty Images

 鎌田大地はラツィオで出場機会に恵まれていない。2024年になり、その傾向はさらに強まっている。では、1月のマーケットで新天地を目指すべきなのだろうか。 【動画】イタリア代表MFからパスをもらえなかった鎌田。ゴール後も喜ばず  シーズンを通じてチームに馴染めていないと指摘されてきた鎌田。年明け初戦のウディネーゼ戦ではスタメンに名を連ねたが、ハーフタイムに交代すると、以降は公式戦3試合で出場機会なしとなっている。出場機会を争ってきた司令塔ルイス・アルベルトが先発出場しなくても、マティアス・ベシーノにポジションを譲っている状況だ。  イタリアのメディア『calciomercato.it』は1月25日、「夏にフリーで加入し、カマダはセリエAで良いインパクトを残した。ラツィオのサポーターは、ナポリ戦でのゴールやユベントス戦でのアシストを覚えているだろう」と報じた。 「本当に美しかった2つのプレーだが、どちらも9月のことだ。以降、日本人MFは影響を及ぼせず、サッリの序列でどんどんポジションを失っていった」  そうなれば当然、注目されるのは鎌田の去就だ。ラツィオとの契約は以前から延長オプションつきの1年と報じられている。これまではシーズン後の退団見込みと報じられていたが、冬の移籍市場が開いているとあり、1月中の動きを巡る噂も後を絶たない。  直近ではガラタサライからの関心が報じられた。だが、calciomercato.itは「マウリツィオ・サッリ監督は彼を手放す用意があるが、クラウディオ・ロティート会長の要求で交渉にブレーキ」と伝えている。 「直近ではガラタサライの関心が騒がれたが、情報によると、交渉はスタンバイ状態となった。ロティートが求める1000万ユーロ(約15億5000万円)と、ガラタサライが提示する約半額とで、あまりに開きが大きい。取引を再開させるには、双方の努力が必要だ」  鎌田が重視したチャンピオンズリーグで、ラツィオは決勝トーナメントに進出した。ラウンド16でバイエルンと対戦する。だが、事態が大きく好転しない限り、現状では鎌田に十分な出場機会が与えられるとは想像しがたい。  厳しい状況が続くなか、鎌田はどのような道を思い描いているのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

 

 

 

 

 

昨夏は移籍拒否も成長続けるサウジリーグをルカクが称賛 「世界最高のリーグの1つになる」

 

サウジ・プロ・リーグのポジティブな面を語ったルカク

ローマのベルギー代表FWロメル・ルカクがサウジ・プロ・リーグに言及した。ベルギー『HLN』が伝えた。 先日新たにダニエレ・デ・ロッシ監督を迎えたローマは新体制初陣となった20日のセリエA第21節エラス・ヴェローナ戦を2-1で勝利。連勝をかけて臨む次の一戦は29日の第22節サレルニターナ戦となっている。 ローマはこの試合間隔を利用し、サウジアラビアのリヤドでアル・シャバブと親善試合を実施。昨夏にアトレティコ・マドリーから移籍したベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコに直接FKを決められるも、終盤のルカク弾で2-1と勝利した。 決勝点のルカクは試合後、現地メディアの取材に対応。結局、ローマ入りとなった昨夏はアル・ヒラルからのオファーを拒否したとも報じられたが、今回は大物獲得を続けるサウジ・プロ・リーグに対して好意的なコメントを寄せている。 「このリーグは今後2年間で、世界最高とまではいかなくても、世界最高のリーグの1つになるだろう。クラブは “ビッグ “プレーヤーを連れてくるために多くの努力をしている。その結果、チームとサッカーの質は猛烈に向上している」 また、いつか再びサウジアラビアでプレーする姿を見られるかと問われたルカクは「もちろんだ」とウインクしながら答えたとのこと。昨夏は欧州に残りたいがためにオファーを拒否したともみられるが、いずれサウジアラビア行きを受け入れるのかもしれない。

超WORLDサッカー!

 

 

 

 

 

 

サラーに批判集中? 怪我で代表離脱→リバプール帰還も反論「僕は代表チームを愛している」

 

エジプト代表への思いを自身の公式SNSで綴る

エジプト代表のモハメド・サラー【写真:ロイター】

 イングランド1部リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、アフリカ・ネーションズカップを戦っている代表チームを負傷のため途中離脱した。これにより、批判を浴びることになったが、エジプト代表への思いを自身の公式X(旧ツイッター)に綴って反論している。サウジアラビア紙「Arab News」が報じた。 【動画】「うまっ笑」「完璧」 リバプールFWサラーがドヤ顔…日本の正月遊び「だるま落とし」に挑戦する様子  アフリカ・ネーションズカップを戦うために、クラブを離れて代表活動に加わっていたサラー。しかし、グループリーグ第2戦のガーナ戦(2-2)で左太ももを負傷。リバプールに戻って治療を行い、エジプト代表が大会に勝ち上がり、サラーが復帰できる状況に戻れば、再びチームに合流する計画を立てているという。  しかし、エジプトが大会を戦っている最中にプレミアリーグで優勝争いをし、UEFAヨーロッパリーグ、FA杯、リーグカップにも勝ち上がっているリバプールに戻ったことで、サラーは代表を軽視したと批判を浴びている。  4週間の離脱が報じられているサラーは、「昨日、僕は治療とリハビリのプログラムを開始した。最初の約束通りに最速で代表に復帰するため、僕はできることをすべてやるつもりだ。僕は代表チームを愛しているし、人々を愛している。全力を尽くす」と、Xに綴った。  サラーはリバプールに戻る前に、エジプト代表がベスト16進出を決めた第3節のカーポベルデ戦(2-2)をスタンドから観戦していた。過去に2度アフリカ年間最優秀選手に選出されているサラーだが、2度決勝の舞台に立ったアフリカ・ネーションズカップの優勝経験はない。予期せぬ負傷で離脱したサラーだが、自身にとっての悲願でもあるアフリカ制覇を今大会で成し遂げることはできるだろうか。