ロッテのタイトル右腕は退団か、バウアーも不透明 越年決定、去就未定の助っ人は

 

DeNAのバウアー、ロッテのぺルドモも去就未定

ルイス・ぺルドモ(左)とトレバー・バウアー【写真:矢口亨、荒川祐史】

 2023年も残り数時間となった。各チーム来季の戦力構想も固まりつつあるが、未だ去就が決まっていない助っ人も。越年が決まりそうな主な助っ人を見てみる。 【写真】DeNA外野手のモデル美人妻が披露したピンクのビキニ姿  注目はDeNAから自由契約となっているトレバー・バウアー投手。サイ・ヤング賞右腕という肩書を下げ、来日した今季は10勝4敗、防御率2.76の成績を残した。メジャー復帰も視野に入れているが、去就は不透明となっている。  ロッテのルイス・ぺルドモ投手もパ・リーグの最優秀中継ぎ投手賞を獲得したが新天地は未定。来季、ロッテの背番号「55」は柿沼友哉捕手が付けることになり、退団が示唆されている。他にも、ヤクルトのディロン・ピーターズ投手は韓国プロ野球移籍が濃厚とされていたが、破談となった。  オリックスのジェイコブ・ワゲスパック投手も未定となっている。2022年には日本シリーズで胴上げ投手になったが、今季は31登板で防御率5.77と安定感を欠いた。打者では、巨人でプレーしたルイス・ブリンソン外野手、中日のソイロ・アルモンテ外野手らも新天地は決まっていない。  年末に楽天が元広島のニック・ターリー投手、元日本ハムのコディ・ポンセ投手を獲得。円安やNPBのレベル向上の影響もあり、各球団、NPBで実績のある選手を獲得する傾向が増えている。去就未定の選手たちは来季、NPBでプレーするのか、国を変えるのか。まだまだ、注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

妻とツーショット!ソフトバンク柳田悠岐が公開 ファン「えーっ!ラブラブですやん」「素敵な写真」

 

ソフトバンク柳田

 ソフトバンク柳田悠岐が31日に自身のインスタグラムを更新し、年の瀬のメッセージをファンに贈った。 ■「しあわせいっぱいのショット」【写真】  「2023年ありがとうございました!2024年も宜しくお願い致します!良いお年をお迎えください!」とのコメントを付けてアップしたのは、柳田と1人の女性のツーショット。共に背中を向けているが、「#ディズニーランド」「#ディズニシー」「#奥様」「#と熊」とのタグから、妻とのツーショットであることがうかがえる。  ファンからは「素敵な写真~」「デカいクマさん、来シーズンも頑張ってください。厚底履いても、身長差ヤバイですね」「しあわせいっぱいのショットを見せていただきありがとうございます」「えーっ!ラブラブですやん」などのコメントが寄せられた。

 

 

 

 

 

 

 

巨人・坂本勇人 2度あることは3度ある! 本塁打が3本も幻になる“珍事”

 

巨人・坂本勇人 (C)Kyodo News

 2023年シーズンのプロ野球で起きた珍プレーや珍事を振り返る「プロ野球B級ニュース事件簿2023」。第2回は「巨人・坂本勇人編」と銘打ち、不運にも1シーズンで3本ものホームランが幻と消えてしまった“珍事3題”を紹介する。  開幕から5試合に出場し、20打席連続無安打と深刻な打撃不振が続いていた坂本は、4月8日の広島戦の7回の第3打席、床田寛樹から通算23打席目にしてシーズン初安打となるバックスクリーンへの1号特大アーチ。「ストレートをしっかりととらえることができました。これを継続できるように頑張ります」とほっとした表情を見せた。「みんなが待ってた」「マジで泣ける」とファンも大喜びだったが、皮肉にも、その後の坂本は呪われたように“幻のホームラン”を連発する。 ◆ まさかの“どんでん返し”  一度はホームランと判定されながら、リクエストでひっくり返ったのが、5月21日の中日戦だ。  2-0とリードの3回二死、不調から立ち直り、この日までに前年のシーズン5本塁打を上回る6本塁打を記録していた坂本は、1ボールから高橋宏斗の外角寄り143キロカットボールを右翼席に運んだ。  自らのバットで貴重な追加点を叩き出した坂本は、右翼席で総立ちになって万歳するG党の大歓声を背に、悠々とダイヤモンドを1周し、3点目のホームを踏んだ。ところが、直後、まさかのどんでん返しが起きる。  中日・立浪和義監督がリクエストを要求。リプレー検証の結果、フェンス上部に当たってからスタンドに入ったとして、エンタイトル二塁打に格下げされてしまったのだ。VTRを見ると、打球は確かにフェンスの最上部に当たっており、わずか数センチの差に泣いた。  巨人・原辰徳監督が納得のいかない様子で白井一行一塁塁審に詰め寄り、説明を求めるひと幕もあったが、判定は覆らず。試合は二死二塁で再開され、巨人は無得点に終わった。  1回程度なら「たまには不運もあるさ」と割り切ることができるだろうが、話はそれだけでは終わらなかった。 ◆ 甲子園の “浜風”に邪魔された  5月27日の阪神戦では、甲子園名物の浜風に邪魔されてホームランが“フイ”になるアンラッキーに見舞われた。  0-0の6回一死、坂本は大竹耕太郎の初球、真ん中近くに入ってきた120キロチェンジアップを思い切り良く一振。高々と上がった打球は、左翼席一直線となり、先制ソロと思われた。  ところが、左翼方向に吹く浜風に流され、ポールをわずかに切れる。吉本文弘三塁塁審の「ファウル!」の判定にスタンドの虎党から大歓声が上がった。  打ち直しとなった坂本は、今度は浜風に邪魔されないよう意識したのか、大竹の2球目、これまた真ん中近くの143キロ直球を逆方向に運んだが、右飛に倒れ、手を叩いて悔しがった。1週間に2度も幻弾の悲哀を味わう羽目になったのは、本当にツイてない。 ◆ 今度は、観客の手に当たりグランドに落下  そして、2度あることは3度あった。  8月13日のDeNA戦、6-1とリードした4回に先頭打者として打席に立った坂本は、カウント1-1から上茶谷大河の外角高め、123キロカーブを左中間に運んだ。  ところが、スタンド最前列の男性が捕球しようと伸ばした手に当たり、ボールはグラウンドにポトリ。男性の手に当たらなかった場合、スタンドに入っていたかどうかは、極めて微妙であり、二塁打と判定された。  原辰徳監督が「本塁打ではないか?」とリクエストすると、審判団は長い協議の末、責任審判の敷田直人二塁塁審が「お待たせいたしました。ただいま観客の妨害がありましたので、オーバーフェンスとせず。二塁打として試合を再開いたします」と説明。またしてもホームランは幻と消えた。  二塁ベース上にいた坂本は「またか」と言いたげに、派手にズッコケて苦笑い。さらに笑顔で腕立て伏せのポーズを披露し、スタンドの笑いを取った。  ちなみにNPBは翌14日、「観客の妨害によって本塁打が二塁打となった」と受け止められかねない敷田審判の説明について、「そもそも打球がフェンスを越えていないので二塁打の判断となり、お客様がインフィールド内に差し出した手に打球が当たった時点でボールデッドとなりました。本塁打を二塁打に変更したものではありません」と改めて説明している。早い話が、観客の妨害がなくても、打球はフェンスに入っていなかったのだ。  本塁打を3本損して、うち2本が二塁打に。だが、けっして悪い話でもなかった。二塁打2本が上積みされた結果、坂本は9月1日のDeNA戦で通算441二塁打を記録し、「440」の金本知憲(広島-阪神)を抜いて歴代4位に浮上(シーズン終了までに「445」に更新)。来季中に「449」で歴代2位の福本豊(阪急)、「448」で同3位の山内一弘(大毎-阪神-広島)を抜くのはほぼ確実で、「487」で歴代トップの立浪和義(中日)にどこまで迫れるかも注目される。 文=久保田龍雄(くぼた・たつお)