有馬記念情報12/19 | NAOのNEWSブログ

NAOのNEWSブログ

初めまして アメーバブログへ引っ越し致しました
ぼくは身体障害者で電動車椅子に乗り、生活しています
いろいろ 記事を載せていきます
どうぞ よろしくお願いします。

キタサンブラック産駒唯一のクラシックホース “規格外” の3歳馬が有馬記念Vへ

有馬記念に出走予定のソールオリエンス(撮影:下野雄規)

 12月24日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。年の瀬を飾る大一番にソールオリエンス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が川田将雅騎手とのコンビで出走を予定している。  ソールオリエンスは父キタサンブラック、母スキア、母の父Motivatorという血統。半兄に20年の富士Sを制したヴァンドギャルドがいる。  22年11月に東京競馬場でデビューして初勝利。2戦目の京成杯で重賞初制覇を果たし、3戦目には皐月賞に出走。道中後方に構えると、大外から一気に追い込み、見事GIタイトルをつかんだ。 【写真】有馬記念の名場面を振り返る  続く日本ダービーでは皐月賞と異なり先行策をとり、惜しくもクビ差2着に。休養を挟み秋初戦のセントライト記念で始動すると、クラシック最終戦の菊花賞では3着となった。通算成績は6戦3勝。  これまで複勝率100%と現3歳世代トップクラスの実力を見せるソールオリエンス。特にファンの印象に残っているレースといえば皐月賞ではないだろうか。同レースの走りがまさに規格外であったか、裏付けるデータをいくつかご紹介したい。 ◆史上最少キャリア  2歳戦が実施されるようになった1947年以降では史上初となるキャリア2戦での優勝。これまでは20年コントレイルや21年エフフォーリアなどが記録したキャリア3戦が最少だった。 ◆最内枠からの勝利  1枠1番からの勝利したのは88年ヤエノムテキ、94年ナリタブライアン、20年コントレイルに続き4頭目。 ◆レース史上最大の逆転劇  4コーナー17番手からの優勝は史上初。これまで最も後方から差し切ったのは93年ナリタタイシンの12番手だった。 ◆上がり1位・2位の差が最大  ソールオリエンスの上がり3Fは35.5で、次位のファントムシーフなどよりも0.9秒速く、皐月賞史上最大。93年ナリタタイシンと15年ドゥラメンテが記録した0.6秒差を大きく更新した。 ◆キタサンブラック産駒初のクラシック制覇  父にとって初のクラシックタイトル。昨年、皐月賞とダービーで惜しくも2着に敗れたイクイノックスの雪辱を果たした。 ◆京成杯勝ち馬の直行  京成杯からの直行組は2度の3着があったが、勝利したのは史上初。京成杯勝ち馬のクラシック制覇は10年エイシンフラッシュの日本ダービーに次いで2頭目となる。 ※データはグレード制が導入された1984年以降。  上記のデータからわかるように皐月賞で見せた走りは衝撃的なものだった。クラシックで火花を散らしたタスティエーラや初対戦の古馬たちを相手に、中山で再び鬼脚炸裂なるか。ソールオリエンスの走りにぜひ期待したい。

 

 

 

 

 

【有馬記念】仙波広雄の血統ノート③ ドゥラメンテ産駒2頭にチャンスあり

 

タイトルホルダー(22年6月撮影)

 24年目のリベンジなるか――。今年のリーディングサイアー1位、2位を占める「父ミスタープロスペクター系」は00年の初出走以来、有馬記念で未勝利。いったいなぜか。過去の出走を振り返り、種牡馬勢力図が一変したエポックメーキングな年に「初V」があるかを検証しよう。 【動画】イクイノックス引退式  今年の有馬記念で、父ミスタープロスペクター系の有力馬はスターズオンアースとタイトルホルダー。 いずれもドゥラメンテ産駒。ドゥラメンテ自身は皐月賞、ダービーの2冠馬。21年夏に世を去ったので、5世代を残したのみに終わったが、活躍馬はまさに続出。父が見せていたスケールの大きさと勝負強さ、この父系全体に見られる万能性や継戦能力は大方の一流馬に、いろいろと形を変えて受け継がれているとみていい。リバティアイランド、ドゥレッツァといった超A級のみならず、ダート転身からJBCレディスCを勝ったアイコンテーラー、穴党の星ドゥラエレーデ(ホープフルS1着、UAEダービー2着、チャンピオンズC3着)、小倉巧者アリーヴォなど超A級に続くグループの個性が産駒の幅広さを裏付ける。  有馬出走予定の2頭は超A級ドゥラメンテ産駒だ。タイトルホルダーは父のスケール感を受け継いだG13勝馬。有馬記念は過去2年5、9着と結果が出ていないが、3歳時は力負け、4歳時はフランス遠征帰りで万全に至らず。中山芝2500メートルでは日経賞を連覇しており、コース適性に疑いはない。前走ジャパンC(5着)は絶対ハナを譲らないパンサラッサがいて2番手になったが、今回はマイペースのハナが見込める。夏には「秋3走」を発表し、自他ともに有馬記念が最大目標と認めるところ。3回目の挑戦で一番の臨戦態勢。ラストランでミスタープロスペクター系に初の有馬記念Vを届けられるか。なおこの馬は、天皇賞・春を初めて勝った父ミスプロ系でもある。  スターズオンアースは競馬場を問わない万能性、これまで馬券圏外のない安定感、2~3歳時8カ月6走した継戦能力の高さと、父系に見られる良さを詰め込んだ4歳牝馬。天皇賞・秋は態勢が整わず自重したが、そのぶんジャパンC3着に続いて秋2走目と鮮度も十分。久々の中山となるがコーナーワークが不得手ということもないタイプで、問題なくこなすだろう。母の父がミスタープロスペクター直子のスマートストライクでミスプロ4×3。父系初の有馬記念勝ちには、これぐらい濃い方がふさわしいかもしれない。 この2頭なら――。今年の有馬記念は、ドゥラメンテ産駒による「父ミスタープロスペクター系で初の有馬記念V」の機運が高まっていると言えよう。(仙波広雄) ○...ミスタープロスペクター 1970年1月28日、米国ケンタッキー生まれ。父レイズアネイティブ、母ゴールドディガー(母の父ナシュア) 現役時代は14戦7勝、重賞未勝利。75年クレイボーンファームで種牡馬入り。活躍馬を多数出したほか、「種牡馬の父」としても後継が多くいる大種牡馬。世を去る29歳のその年まで種付けをこなしたタフガイ。

 

 

 

 

 

 

【有馬記念予想オッズ】スターズオンアースが予想1番人気

 

有馬記念で1番人気が予想されるスターズオンアース(撮影:下野雄規)

 12月24日に中山競馬場で行われる、第68回有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)に20頭が登録。競馬ファンの予想などを元にnetkeibaが独自に開発したAIによる予想オッズは19日時点で以下のようになっている。 【写真】スターズオンアースこれまでの軌跡  昨年の牝馬二冠馬で休み明けのジャパンCで3着のスターズオンアース(牝4、美浦・高柳瑞樹厩舎)が単勝4.5倍で1番人気に推されており、今年のダービー馬で前走・菊花賞2着のタスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)、天皇賞(春)の覇者ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)と続いている。  左から人気、馬名、予想オッズ 01 スターズオンアース 4.5 02 タスティエーラ 5.1 03 ジャスティンパレス 6.5 04 ソールオリエンス 8.2 05 ドウデュース 10.8 06 スルーセブンシーズ 11.7 07 タイトルホルダー 13.7 08 ハーパー 21.5 09 ライラック 23.7 10 シャフリヤール 32.5 11 ドゥラエレーデ 36.2 12 プラダリア 40.7 13 ブローザホーン 42.3 14 ディープボンド 43.4 15 ヒートオンビート 52.2 16 ホウオウエミーズ 55.0 17 ウインマリリン 67.3 18 ディアスティマ 77.2 19 マテンロウレオ 82.7 20 アイアンバローズ 86.7