マンUのCLグループステージ突破の可能性は7.2%? バイエルンに勝利し予測を覆す奇跡を起こすことができるか

 

最終戦はバイエルンと対戦

CLグループステージで崖っぷちに立たされているマンU photo/Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ5試合を終えて、1勝1分3敗でグループAの4位に沈んでいるマンチェスター・ユナイテッド。 11月30日に行われたガラタサライとの一戦でも2度の2点リードの状況を守り抜くことができず、3-3のドローに終わってしまった。 2位のコペンハーゲンと3位のガラタサライが共に勝ち点5で、マンUが勝ち点4のため、まだ2位での決勝トーナメント進出の可能性は残されているがかなり厳しい道のりとなっている。 最終戦はマンU対バイエルン、コペンハーゲン対ガラタサライとなる。マンUが突破するにはバイエルンに勝利することが前提条件としてあり、さらにコペンハーゲンとガラタサライが引き分けに終わる必要がある。バイエルンに勝つだけでも厳しい戦いではあるが、他のチームの試合結果も重要となってくるのだ。 そんななか、「Bettingexpert」のスーパーコンピューターである『BETSiE』は第5戦までの結果を受けて、マンUの決勝トーナメント進出の可能性を算出している。 スーパーコンピューターはCLのグループステージの試合を10万回シミュレーションし、すべての大会、すべての参加国において、これまでに行われたシーズンのすべての結果を考慮に入れているという。 そして算出されたマンUの決勝トーナメント進出の可能性は7.2%であるという。コペンハーゲンが53.84%でガラタサライが39.03%という結果になったようだ。またマンUはグループAの最下位に終わる可能性が高いという結果になった。 しかし、これはあくまでも数字であり、覆される可能性は十分にある。相手はバイエルンという強敵ではあるが、ホームで戦うことができ、サポーターの後押しをマンUは受けることができる。 他会場の結果次第なところもあるが、まずはサポーターの前でドイツ王者に勝つところを見せたいマンU。いくつもの試練を乗り越えてきた赤い悪魔なら、スーパーコンピューターの予測を覆すこともできる力はあるはずだ。

 

 

 

 

 

旗手怜央のアジア杯出場に暗雲。セルティック指揮官が明かす怪我の状況「出場できるか分からない」

 

【写真:Getty Images】

 現地時間1日、セルティックの指揮官ブレンダン・ロジャーズが日本代表MF旗手怜央の怪我の状況について説明した。同氏によると、旗手が1月12日から2月10日までカタールで開催されるアジアカップに出場できない可能性があるという。現地メディア『Football Scotland』が報じた。  旗手は、10月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦でハムストリングを負傷し、戦列を離れている。『Football Scotland』が報じたところによると、年内の復帰は難しく、その場合は12月30日にパークヘッドで行われるレンジャーズとの「オールドファーム」は欠場する見込みだ。  また、ロジャーズは「(旗手が)アジアカップに出場できるか分からない」と述べ、「恐らくその時期は代表チームに関与しないだろう」と見解を示している。 「私としては月末までに彼が戻ってくることを期待している。私たちはプロジェクトを進めながら判断しているが、彼が帰ってきた暁には新加入選手のような存在になるだろう」  なお、セルティックには古橋亨梧前田大然のような日本代表選手のほか、オ・ヒョンギュやヤン・ヒョンジュンなど、韓国代表としてアジアカップに出場する可能性のある選手もいる。

 

 

 

 

 

 

久保建英、注目の去就は? 「リーグ全体でトップレベル」の急成長…オファー殺到を地元記者予想「来夏には…」【現地発】

 

ソシエダはCLザルツブルク戦で主力温存、途中出場の久保は好プレーも0-0ドロー

久保建英はザルツブルク戦の後半途中から出場【写真:Getty Images】

 オーストリアリーグの首位チームをホームに迎えたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にて、久保建英は短時間で効果的なパフォーマンスを見せるも、スコアレスドローで終了した。 【動画】「貫禄ありすぎて」 久保建英がベンチ前で戦況を分析した「まるで監督」の瞬間  レアル・ソシエダは、インターナショナルウィーク明け最初の一戦となった週末のセビージャ戦で、苦戦しながらも2-1と貴重な勝ち点を挙げ、良い流れのまま現地時間11月29日のCLグループリーグ第5節レッドブル・ザルツブルク戦に臨んだ。  前節ベンフィカ戦で10季ぶりとなるラウンド16進出を決めていること、中2日のタイトな試合日程による疲労を考慮し、イマノル・アルグアシル監督は6人を入れ替える大幅なターンオーバーを実施。久保、アマリ・トラオレ、ロビン・ル・ノルマン、ミケル・メリーノ、アンデル・バレネチェアといった主力を温存して臨んだ。  ザルツブルクはすでにグループリーグ突破の可能性が潰え、次の目標となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)への参加を目指し、激しい戦いを繰り広げてくると予想された(※CL各グループ3位の8チームはEL決勝トーナメントプレーオフに出場)。しかしアルグアシル監督が試合後に「相手は普段どおりのプレーをしていなかった」と語ったとおり、立ち上がりから試合の主導権を握ったのはソシエダだったが、決定力を欠き得点を奪えなかった。  後半もソシエダの有利な展開は変わらなかったが、0-0の状況を打破できなかったため、アルグアシル監督は後半29分に久保を投入。スタンドから送られる力強い拍手に背中を押されながら公式戦2試合ぶりにベンチからピッチに入ると、いつもどおり4-3-3の右ウイングでプレーを開始した。  徹底的に警戒され、簡単にはプレーさせてもらえなかったが、後半40分に会場の空気をガラリと変える。右サイドでDFを突破してスルーパスを通し、それを受けたバレネチェアが中に入れ、マルティン・スビメンディがダイレクトで合わせたが、残念ながら枠外となった。  さらに後半アディショナルタイム、自らが獲得したフリーキック(FK)をゴール左上隅に飛ばしたが、惜しくもGKにファインセーブされ、その2分後に右サイドから放ったシュートも防がれてしまう。スコアは最後まで動かず0-0で終了となった。