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バイエルンに完敗のレアル…スペイン紙が“無気力選手”を名指しで批判
レアル・マドリーは20日、インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)でバイエルンと対戦し、1-3で敗れた。スペイン『アス』は1失点目のシーンを動画で取り上げ、“無気力なプレー”を見せた選手を「受け入れがたい」と批判している。
問題のシーンは0-0で迎えた前半15分。バイエルンが左サイドを崩し、PA内左に抜け出したDFダビド・アラバの折り返しから、最後はフリーのMFコランタン・トリッソが先制ゴールを決めた。その後、3失点目を喫したレアルはFWロドリゴ・ゴエスの直接FKによる1ゴールにとどまり、1-3の完敗を喫している。
先制点を献上した場面で、PA内に走り込む前のトリッソの近くにいたのはMFイスコだったが、ゴール前に向かった同選手を追いかけることはせず、ボールの行方を見ながらゆっくりと歩いていた。
スペイン『アス』は1失点目について「守備の大惨事」「全てが間違っている」と指摘。トリッソを見送ったイスコに対しては「彼の“無気力”は受け入れがたい」と厳しくレポートした。
リバプールがセビージャに黒星、クロップ監督は悪質ファウルに激怒
【AFP=時事】サッカー親善試合が21日、米マサチューセッツ州ボストン(Boston)で行われ、リバプール(Liverpool FC)は試合終了間際にアレハンドロ・ポソ(Alejandro Pozo)に勝ち越しゴールを許し、10人のセビージャFC(Sevilla FC)に1-2で敗れた。
【写真10枚】悪質なファウルを受けるラローチ
この試合ではリバプールのヤセル・ラローチ(Yasser Larouci)が76分に負傷交代となっており、チームを率いるユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、同選手に悪質なキックを見舞ったヨリス・ニャニョン(Joris Gagnon)に怒りをあらわにした。ドリブルをしていたラローチは片脚を下から蹴られてピッチに倒れ、頭を強打。ニャニョンは一発退場となった。
クロップ監督は試合後の記者会見で「チームの状況についてコメントし、紙面を飾るにはあまりにも早すぎる」と話し、深刻なけがを免れた18歳のラローチは「幸運」に思えると補足した。
「もちろん、こうした時は少し待つ必要がある。現時点で100パーセントは分からない。彼は幸運だったように思える。直後にチームドクターに話しかけると、彼らは深刻ではないと言っていたが、様子を見なければならない」
リバプールのジョン・ヘンリー(John W. Henry)オーナーは、米大リーグ(MLB)王者ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)の代表も務めており、この試合はレッドソックスの本拠地フェンウェイパーク(Fenway Park)で行われた。
リバプールでは、コパ・アメリカ(2019 Copa America)に出場したブラジル代表のロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)やアリソン(Alisson Ramses Becker)、またアフリカネーションズカップ(2019 The Africa Cup of Nations)に参加したモハメド・サラー(Mohamed Salah)やサディオ・マネ(Sadio Mane)がチームに同行しておらず、客席を埋め尽くしたリバプールファンはスター選手の多くを目にすることができなかった。
決定機の数でリバプールを圧倒したセビージャは前半の30分間でプレッシャーを与え続けると、37分にはノリート(Manuel Agudo Duran “Nolito”)の強烈なシュートが決まり、先制に成功した。
しかし44分、トレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)のCKにナト・フィリップス(Nat Phillips)が合わせると、フリーになっていたディボック・オリジ(Divock Origi)が押し込み、試合を振り出しに戻した。
その後、退場者が出たことでリバプールは数的優位になったが、逆転の糸口を見つけられずにいると、90分にはムニル・エル・ハダディ(Munir El Haddadi)のパスからポソに決勝点を流し込まれた。【翻訳編集】 AFPBB News

