18日の公示 鷹スアレス&グラシアル、西武本田、楽天田中、燕高梨らを抹消
18日のプロ野球公示で、西武は本田圭佑投手、ソフトバンクはスアレス投手、グラシアル内野手、オリックスはマレーロ内野手、ロッテは東妻勇輔投手、小島和哉投手、楽天は田中和基外野手を抹消した。西武の本田は17日のロッテ戦に先発し7回6安打1失点で5勝目をマークしていた。
【公示一覧】NPB出場選手登録および登録抹消一覧
また、ヤクルトは高梨裕稔投手、西浦直亨内野手、田代将太郎外野手の3選手を抹消した。
【パ・リーグ】
■出場選手登録
なし
■出場選手登録抹消
西武
投手 本田圭佑
ソフトバンク
投手 R・スアレス
内野手 Y・グラシアル
オリックス
内野手 C・マレーロ
ロッテ
投手 東妻勇輔
投手 小島和哉
楽天
外野手 田中和基
【セ・リーグ】
■出場選手登録
なし
■出場選手登録抹消
ヤクルト
投手 高梨裕稔
内野手 西浦直亨
外野手 田代将太郎
DeNA・今永―中日・ロメロ…スタメン発表
ひさびさスタメン中島は打率.157…巨人“あぶれた補強組”の行く末
巨人・中島宏之(36)が久しぶりにスタメンに名を連ねた。
17日のヤクルト戦で5月22日のDeNA戦以来となる2カ月ぶりのスタメン出場。ヤクルト先発が左の山田大だったため、今季7度目の起用だったが、2タコに終わり、1点差に追い上げた六回2死一塁で代打を送られた。打率は.157である。
中島は先月19日のオリックス戦で移籍1号を放ってから、1カ月近く安打が出ていない。久しぶりに訪れたアピールのチャンスだったが、原監督の起用に応えられず、チームの連勝は5でストップした。
巨人はオフに総額40億円といわれる大補強を敢行した。FAで獲得した丸は打率.307でチームを牽引。同じくFA入団の炭谷も出場は38試合ながら打率.267。リード面で投手陣や首脳陣の信頼が厚く、昨季までの正捕手・小林を脇に追いやり、「第1捕手」の座をゲットしている。
が、大補強組の中でも、この2人以外は実はパッとしない。正三塁手のビヤヌエバは、中島同様、2打数無安打で代打を送られた。打率.226で大事な場面では常に代打を送られる。三塁手として守れるという評価はあっても、年俸2億2000万円の助っ人としては、ずいぶん“燃費”が悪い。
1カ月も安打のない中島の費用対効果はさらに悪く、年俸は1億5000万円。「中島さんって(原)監督と仲いいんですか?」などとささやく一、二軍の若手がいること自体、“縁故入団”“縁故出場”が疑われている証拠だ。さらに二軍には、同じく今季加入した年俸5000万円の岩隈、年俸3億円で2年目のゲレーロらがくすぶっている。
「優勝マジック点灯が秒読みの状況で、原監督は後半戦からCSなどのポストシーズンへ向け、戦力の絞り込みに入っています。今季の“戦力外”を見極める意味合いもある。久しぶりに中島をスタメンで使ったのも、最終テストだった可能性がある。中島はいよいよ苦しい立場に追い込まれそうです」(球界関係者)
一言で補強組と言っても、チーム内でくっきり明暗が分かれている。

