亀を飼育するにあたって用意しなければならない物は、意外と沢山ある。アカミミガメやクサガメ自体は安価だが、設備を整える方がお金がかかる。
縁日で手に入れた、とか川で拾ってきた、という人も沢山いるだろう。
ちなみに私の地域では亀は生息していないし縁日でも見た事が無い。北海道は割と亀とは縁遠い地域だと思う。
まず必要な物は亀を飼育する容器だ。子亀は小さいので始めは小さめの水槽やケースでも問題無いだろう。ただ、亀はあっという間に成長するのでそこを考慮するなら始めから大きめの容器を用意してあげても全然問題ないだろう。
それと、亀の餌や世話をするための道具。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240502/00/nao1230-pon/8f/48/j/o1080070015433140897.jpg?caw=800)
バケツに汲み置きした水とスポイト、網など。スポイトはGEXから出ているロングを愛用している。100均のスポイトもたまに使うが、吸い取りが弱いので使用頻度は少ない。ダイソーの水換えポンプは必需品
あとは水槽を洗うスポンジやフィルターを洗う細いブラシなど諸々だ。フィルターに関しては使用する人としない人がいるのでそこは好みだろう。私は使用しているので多少お金がかかるが、投げ込み式のみなので数千円程度。フィルターを使用するならは替えのろ材も必要になる。
あとは、室内飼育の場合はライトも必要になる。私はバスキング用と紫外線ライトを併用している。水中ヒーターも必要だ。これがないと亀にとっての適温が保てないので、餌の食い付きが悪くなったり子亀なら特に弱りやすいので水中ヒーターは秋~春は必須だろう。北海道は寒い日も多いので、5月になったが私はまだヒーターを使用している。それに伴い電気代も多少かかって来る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240502/00/nao1230-pon/21/27/j/o0889108015433140903.jpg?caw=800)
バスキングライトと紫外線ライト。ソケットは別売りなので家になければ購入しないといけない
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240502/00/nao1230-pon/ea/9c/j/o1080098815433140904.jpg?caw=800)
紫外線ライトはLEDのものを使用しているが、結構重たいので取り扱いは要注意。価格は3000円程度
あとは甲羅干しをする為の陸地も用意しなければいけない。レンガや石を重ねたり、専用の陸地を購入する事も出来る。
何だかんだ用意する物が結構あるので、予備知識なく亀を飼育するのは良くない。
今使用している道具だけで2万円は超えている。もっと安く済ませても5千~1万円程度はかかるだろう。
亀が病気や怪我をした時の事も考えておいた方が良い。
明らかに病気なのに質問だけして頑なに病院に行かない人SNSとかで見掛けるけど…そこ渋る?って思う。近所に爬虫類診てくれる病院が無いとか言い訳してるけど、ちゃんと探したのかな?と疑問。いい大人なら少し遠くても連れて行くでしょ、本当に心配だったら…
症状が酷くて病院行った方が良いとアドバイスされても無視か、病院以外で…とか。そんなに亀にお金かけたくないなら最初から聞くなって思う。軽度で自宅で療養出来そうならまだしも、明らかにヤバいのに何故病院に行かない?そういう人は病院をちゃんと探したり電話すらしてない人が殆どな気がする(偏見すみません)
もし飼っているのが子供なら、親を説得するしかない。そもそも子供が亀を飼うのを許可したのなら親がちゃんと下調べをし責任を持つべきだろう。それが出来ないなら子供に飼わせるべきではない。
私の場合はたまたま近くに病院があったが、元々亀を診てくれる病院は近くにないと思っていたので、何かあった場合は片道2時間以上かけて(往復200キロ超え)連れて行く覚悟はある。
1番大事なのは、亀を飼う前にその生体や環境についてしっかりと調べた上で自分でも飼育可能かどうかを判断する事だと思う。亀だけでなく全ての生き物に言える事だ。
ちなみにぽんちゃんはホームセンターで当時980円だった。アカミミガメも売られていたが580円だったと思う。圧倒的に飼育費の方が高くつくが、長年の付き合いになるのだから出来るだけ快適な生活を送ってもらいたい。