亀を病院に連れて行った事のある人はどれくらいいるのだろう。リグガメなら比較的いるのかもしれないが、水棲ガメに至ってはどうなのだろうか。私の周りには亀を飼っている人間がいないのでそこら辺の事情はわからない。

一応、何かあった時の為に亀も受診可能な病院は予め見付けておいた方がいいとは思う。


かなり前になるが、亀を飼っていると知り合いに言った時に失笑されたのが正直今でもモヤっとしている。明らかに馬鹿にされたような、そんな感じがした。

だが、正直言って爬虫類というのは世間的にはそんなものなのだろう。ここ数年では昔よりも扱いはマシになっているかもしれないが、それでもまだまだペットとしての認識が薄いのは否めない。


今月の中頃、初めてぽんちゃんを病院に連れて行った。きっかけは、尿酸のような物が出続けていたからだ。20年飼育して来て初めて目にしたのもあり不安になったので、受診する事にしたのだ。

犬猫の他にエキゾチックアニマルも扱っている病院がここ数年で割と近所に出来たらしく、本当に良かった。


診察の結果はやはり尿酸だった。原因は水質の悪化や蛋白質の摂取過多との事。

飼育環境を話すと、すぐに見直しが必要な環境では特にないと言われ、しいて言えば沢山食べるのであれば餌を低蛋白質の物に変えてみるのが良いというアドバイスを受けた。

おそらく尿酸は数日で治まるだろうと投薬などは無し。


排泄口に綿棒を突っ込まれたぽんちゃん、痛かったのかびっくりしたのかお漏らし…他の予約が多く結構待たされたので、きっとその間もかなりストレスだったろう。狭いケースの中でずっと暴れていた。

ついでに爪切りと、体もチェックしてもらったが問題も無く健康体らしいので安心した。


明細書。料金も想像したより高くなかった。

家にあったキョーリンのカメのエサが少なくなっていたので代わりに別の餌をホームセンターで購入。

他に比べて低蛋白質な亀の餌。600グラム1200円だったのでこのシリーズはやはり安い。ただ、1粒がかなり大きい…

案の定一口では食べきれずボロボロに。ただ食い付きは結構良かった。配合飼料は何でも食べてくれる偉い子だ

うちのクサガメは大体の餌を噛んでから食べるので口から沢山零す。どのクサガメもそうなのか、単に食べ方がヘタクソなだけなのか…

通院から2、3日で尿酸は出なくなり一安心だ。近くに爬虫類を診てくれる病院も見付けられて、本当に良かった。