三つ子虐待死事件に署名くださったみなさまへ | わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。

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ずぼら子育て。45歳で高齢出産した三つ子ママ。「わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。」(サンマーク出版)の著者です。

三つ子虐待死事件に署名くださったみなさまへ

 

 

こんばんは。大阪の三つ子の母、直島美佳です。

 

 

昨日3月17日で、わたしが三つ子虐待死事件の署名をはじめてちょうど一年経ちました。

賛同してくださったこと、本当にありがとうございます。おかげさまで言葉に言い尽くせないほど心強かったです。

 

 

一年はあっと言う間ですね。今もふと「あのお母さんはどうしているのかな」と思い出して涙が出ます。(いつかお会いすることができるのでしょうか。明日、裁判所にお電話して面会できるか聞いてみますね。)

 

 

裁判はご存知のとおり実刑になりましたが、もうあんな事件が起こらないよう、私ごとで恐縮ですが、実刑が確定しました令和元年10月8日、みんなで子育て研究所(通称:みんこそ)という任意団体を作りました。

 

 

みんなで子育て研究所

http://minnadekosodate.org/

 

 

今日は少し取り組みを聞いていただきたくてメールさせていただきました。よかったら最後まで読んでいただけると嬉しいです。設立して取り組んできたことと、少しお願いです。

 

 

①子育ての日を作る取り組みを始めました。

 

「子育てには休みはない」と思っているひとが多いように思いますが、そういういわゆる「子育て神話」がなくなったら、子育てがしんどいとき「しんどい」と人に言いやすくなって、ひとりで「しんどい」を抱えるひとがいなくなるのではと思い「子育ての日」を作ろうと考えました。(母の日、子どもの日みたいに子育ての日があって、その日は子育て中の日をまわりのみんなで労われるといいなと思いまして。)

 

 

まず「子育ての日フェス」を大阪万博公園で開催を予定し、クラウドファンディングで資金調達する準備をしていました。「子育ての日フェス」を全国に広げて、同じ日に一斉に全国でフェスをします。その日は全員子育てを少し休憩します。子育てにも休みが必要、、、それが浸透したらいいなという願いを込めて。でも、コロナの影響で今年は中止となりました。(もちろん、来年に順延です!計画続行です。)

 

 

②みんこそカードを作りました。

 

街で子育て中のひとを見かけたとき、そっと渡せるカードを作りました。わたしが虐待をせずにいられた理由のひとつは、外出をしたときに(大阪在住だということもあるかもしれませんが)たくさんのひとから「かわいいね」と声をかけていただいたからだと思っています。かわいいカードが完成しました。カードを渡してちょっと会話をするだけで、温かい気持ちになれたり、子育ての孤独なら開放されるのではないかなと考えました。ただ、こちらもコロナの影響で、渡しづらい状況となってしまいました。

 

 

2つ連続でボツになり少し残念なのですが。

 

 

みんなで子育て研究所は、みんなで子育てする社会の実現を目指す団体で、子育てに関するムーブメントを起こすためのアドボカシー(政策提言)活動をしていきます。

 

 

子育てを取り巻く環境を変えるのは、そう簡単なことではないのかもしれません。だからといってあきらめるのではなく、大きな壁にボールを何回もぶつけて、まずヒビを入れて、、、そして壊すみたいな感じで(すみません、たとえがよくないかもですが)何回も何回も壁にボールをぶつけていこうと思っています。100個のアクションを目指しています。100個で壁は壊れると期待しています。

 

 

実は、外出がままならない今でもできる③の企画を準備しております。みなさまにお願いなのですが、よかった一緒に参加していただきたくて、もう少し形になりましたらぜひお知らせさせてくださいませ。

 

 

署名に賛同してくださったみまさまには勝手ながら「つながり」を感じており、よかったらまたご報告メールを読んでいただけると嬉しいです。お忙しいところ、長いメールを送ってしまい申し訳ございません。コロナが早く終息して、思いっきり外出を楽しめるようになるといいですね。最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。

直島美佳