妊活ジプシーで1,000万円使ったわたしが「44歳で妊娠できた理由」 | わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。

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ずぼら子育て。45歳で高齢出産した三つ子ママ。「わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。」(サンマーク出版)の著者です。

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妊活ジプシーで1,000万円使ったわたしが「44歳で妊娠できた理由」

産婦人科医ではないのでアドバイスはできませんが、39歳で結婚して、45歳で三つ子を出産した妊活について振り返り、わたしが44歳で妊娠、45歳で出産できた理由を分析してご紹介します。


結婚したのが39歳だったので、すぐに妊活をスタートしました。


すぐに不妊治療専門の産婦人科へ通いましたょ。ネットで調べるとたくさん見つかったのですが、妊娠する確率が高そうなクリニックを選びました。(途中で転院しましたので、2件の病院にかかりました。)


最初から体外受精ではなく「顕微授精」をしました。体外受精では卵子が入っている培養液に精子浮遊液を加えて受精するのを待ちますが、顕微授精では細いガラス針の先端に1個の精子を入れて卵子に顕微鏡で確認しながら直接注入します(日本生殖医学会のHPより引用)


顕微授精をトータルして10回以上(しょっちゅうしていましたので、途中から数えられなくなったほどです。)そして、3回は妊娠反応があったのですが、2・3週間で成長が止まってしまうんですよね。


妊娠します。
妊娠しやすい体になります。


の宣伝がたくさんありますよね。妊娠すると書いてあるもの、ほぼすべてに飛びつきました。


足裏マッサージ
漢方(煎じて飲むほう)
アロマトリートメント
鍼灸
妊活体操
妊娠しやすくなるCDを聴く
ヨガ
酵素風呂
よもぎ蒸し
足浴器
ハンドマッサージ





あるとき、妊娠しやすい体になるコースが300万円で販売されていて、そのときはもう「これに行かないと妊娠できない!」と思い込んでいましたので、夫に「どうしても行きたい」と相談しました。



そこで、冷静な夫に「内容をよく見て。ただの体操じゃない?」と言われて、今までした体操やアロマトリートメントと似てるなぁと思い、300万円コースは断念しました。それくらい、妊活中って追い詰められるんですよね。


もう頭の中は「妊娠」でいっぱいでした。当時は仕事も手につきませんでした。


妊娠できそうだと思うと、自宅から2時間かかっても行きました。だから、いつも体はクタクタで疲れていました。漢方はツムラの粉の漢方ではなくて、煎じて飲むものでしたので、苦くて苦くて。妊娠しやすくなると知ってもさすがに飲めませんでした。すると、飲めない自分を責めてしまうんですよね。妊活ジプシーでした。


ありとあらゆる妊活をして、妊活に1,000万円以上のお金を使ったわたしが、「高齢出産の秘訣を教えてください」と聞かれたら、こう答えています。