こんにちは。JGM赤坂スタジオ水曜日。木曜日担当。プロゴルファーの太田直己です✨
今回はウェッジのバウンス角について。
ウェッジは、100ヤード以内のショートゲームで使う使用頻度の高いクラブ。つまり、スコアメイクに重要なクラブです。

ウェッジに苦手意識を持ってしまうと良いスコアを出すことは難しくなってしまいますから、それだけに使用するウェッジはこだわりたいところです。
さて、昨今のウェッジの多くには、他のクラブとは違って、ロフト角のほかにもうひとつ数字の表記バウンス角が表示されていますよね。
実はこのバウンス角、結構勘違いされていますが、やさしい・難しいを表す数値じゃありません。ちゃんと自分に合わせて選ぶことで、ウェッジのミスが軽減できるポイントなのです。
まず、バウンス角が大きいとどうなるのか?
それはクラブのソールが芝に刺さりにくくなり、ソールが滑りやすくなります。
例えば、何かを刺すときに薄いものと分厚いものでは当然薄いもののほうが刺さりやすいですよね。それと同じで、バウンス角が大きいとヘッドが接地した時に抵抗が大きくなるので、ヘッドが地面に刺さりにくくなってそのぶんだけ滑ってくれます。
ハイバウンスが合うゴルファーは、ウェッジをハンドファーストで構える方や、ボールを右足寄りに置きたい方ですね。
そういった方はダウンブローの度合いが強いので、バウンス角が大きいと刺さりづらくなります。またダフりのミスが多い方は、ソールが滑りやすくなるのでハイバウンスがおすすめです!
続いて、バウンス角が小さいとどうなるのか?
ソールの滑ってくれる度合いが減りますが、そのぶん芝生への接地タイミングがギリギリまで遅くなるので、ボールを直接打つといったテクニックが使いやすくなります。
こう書くと難しくて色々なテクニックを操れる上級者向けの仕様と捉えられがちですが、そうではありません。
技術の有無よりもハンドファーストの弱い方がオススメです。クラブとしてのお助け度は多少減ってしまいますが、シャフトを垂直に構え、ボールを左足寄りに置くような方は、ローバウンスでも十分に滑ってくれます。
むしろ、こういった構えの方がハイバウンスを使うと、逆にバウンスの抵抗が大きくなりすぎてしまい、跳ねてしまってトップというようにミスの原因になってしまうこともあるのです。クラブ本来のお助け度が邪魔してしまい、逆に難しくなってしまう組み合わせになってしまうわけですね。
テクニックを使いたいならローバウンスの方が向いている、というところがあるのは前述の通り。
しかし、バウンス角はやさしい、難しいではなく打ち方に対して、合うか合わないかというポイントを重視して選んでくださいね。

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お客様のご使用のクラブのバウンス角が、現在の打ち方に合っているか?
また、適正な芝生への入射角。傾斜地からの打ち方は、芝生の上からの練習でないと出来ません。
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