姉を失ったことで空虚な日々を送っていた暗殺者のエレーナは、謎多きCIA長官ヴァレンティーナからの指令を受けて、ある施設へ向かう。そこで同じくヴァレンティーナによって集められたジョン・ウォーカー、ゴースト、タスクマスターが一堂に会し、記憶を失ったボブという謎の男も現れる。思わぬ危機が訪れたことで一同は協力して窮地を乗り切り、エレーナを助けに来た父のアレクセイ、ヴァレンティーナの真の目的を探るバッキー・バーンズも合流し、「サンダーボルツ*」という即席のチームを組むことになる。やがてニューヨークの町に次々と市民を消し去る脅威の存在が出現。当初はバラバラだった「サンダーボルツ*」は、危機に直面する中で次第にチームとして結束していく。
シネマトゥデイより

週末にマーベルの最新作をTOHOシネマズ新宿にて鑑賞しました。正直、中弛みなのか観たい作品がなかったのですが、行ってしまうのが映画好きの定め。

結果として観て正解でした。本作で結成されるアベンジャーズですが、マーベル作品にしてはどんな敵も跳ね除ける最強軍団ではないし、生身の身体で戦うのがどうかなと思いましたが、人間臭くて案外良かったです。最初は皆んなそれぞれに主張がありまとまらないのですが、次第にチームワークが良くなっていくなんてベタですが、これも良かった。

主人公のエレーナは「ブラック・ウィドウ」のナターシャの妹ですね。ナターシャを無くした後で闘い続けることの虚しさをフローレンス・ピューが見事に演じています。最強じゃないけど、生身で戦う姿が良いですね。戦いの中でアイラインの崩れ方もグッドです。

記憶を無くした男ボブが次第に存在感を増してくるのは読めましたが、その戦い方も良かった。あと、にっくき司令官ヴァレンティーナ…おばちゃんですが、美しくて、本当に憎らしくて良かった。

この作品ですが個人的総評は星4つ。
★★★★☆
巷で酷評されるほど悪くなく、僕はアクションエンタメ作品としては楽しめました。続編も楽しみです。