両親を早くに亡くし、大阪の下町で二人きりで暮らす兄・加藤俊樹(鈴木亮平)と妹・フミ子(有村架純)。フミ子の結婚が決まり、これまで親代わりとして彼女を守ってきた俊樹は、ようやく肩の荷が下りるかに思われた。しかし結婚を目前に控えるフミ子は、兄に伝えていないある秘密を抱えていた。
シネマトゥデイより
週末に鈴木亮平、有村架純の主演作「花まんま」をTOHOシネマズ新宿にて鑑賞しました。両親を早くに亡くし、二人きりで生きてきた兄妹の不思議な体験を描いたヒューマンファンタジーです。
最初は何だかよくわからず、大阪の人情喜劇くらいに見ていましたが、途中から色々な話が噛み合い出してきて引き込まれました。結婚式のシーンからは涙でしたね。
こういう甦り系って、話自体はあんまり得意ではありませんが、ストーリーがよく出来ていました。
何よりキャストが秀逸。俊樹とフミ子の兄妹を演じた鈴木亮平と有村架純は当たり前なのですが、繁田家の面々を演じた酒向芳、キムラ緑子、六角精児、そして、兄妹がずっと付き合っているお好み焼き屋の家族を演じたファーストサマーウイカとオール阪神といったキャストの自然な演技がストーリーをグッと良くしています。
この作品ですが個人的総評は星4つ。
★★★★☆
泣けますよ。