過激な仕掛け人こと新日本プロレスの黄金期を支えた新間寿さんか亡くなられました。


ちょうどいまアントニオ猪木の弟さんの本を読んでいるところですが、随所に新間さんが登場します。


アントニオ猪木と言えば名参謀・新間寿…くっついたり、離れたり…もう切っても切れない関係でしたね。


最大の功績はアントニオ猪木とモハメド・アリの試合を実現させたことでしょう。他にもタイガーマスクを登場させたこと、IWGPを立ち上げたことなど多くの企画をまとめてきた手腕はまさに「過激な仕掛け人」


また猪木がスポーツ平和党で国会に卍固めを掛けに行ったときも幹事長として猪木の参議院議員当選のために活躍した功績は絶大でしょう。


アントニオ猪木という素晴らしいプロレスラーがビッグネームになる過程において新間寿さんがいなかったら、ここまでの名レスラーにならなかったかもしれません。


そして、僕らアラフィフの世代はやっぱり旧UWFの立ち上げでしょうか。「プロレス界に万里の長城を築く」とアドバルーンをあげながら、蓋を空けたらポスターに載っているほとんどのレスラーが来なかった…でもそのUWFが後にムーブメントを起こすことになるのですから不思議なものです。このポスターは最も記憶に残っています。



享年90歳とのことですが、直近まで元気な姿を見せてくれていただけに残念です。色々と言われますが、プロレス界を世に知らしめた功労者でしょうね。


ご冥福をお祈りします。