国際テロ組織によって妻の命を奪われたCIAの分析官チャーリー(ラミ・マレック)は、たった一人で組織へ復讐(ふくしゅう)することを決意する。殺しのスキルを持たないチャーリーは、CIAも予測できない方法でテロリストたちを始末していくが、その復讐(ふくしゅう)にはある陰謀が隠されていた。
シネマトゥデイより
以前よりチェックしていたラミ・マレック主演の新作をTOHOシネマズ新宿にて鑑賞してきました。殺しのスキルを持たないCIA分析官が、妻の命を奪ったテロ組織にたったひとりで復讐するアクションサスペンスです。
この作品、面白かったです。マッチョな主人公と違いCIA分析官が主人公のため、通常のアクションと違い相手への復讐が直接殴り合うとかナイフで差し合ったりしないのです。ITを使いこなす復讐、つまりは間接的に憎き敵を殺していくのです。密室でアナフィラキシーショックをさせるとか、箱に手を付けたら、その箱を動かすと爆破するとか…まあ、そのトリックときたらよく手が込んでいました。
そして、そのCIA分析官を演じたラミ・マレックはハマり役でした。決してマッチョではない彼が演じることでリアリティがありました。そして、目線で魅せる演技が上手い。また、謎の内通者インクワラインを演じたカトリーナ・バルフはすっぴんなのに妙に色気があり、独特の存在感がありました。
この作品ですが個人的総評は星4つです。
★★★★☆
復讐のためのトリックに固唾をのむ、期待した通り楽しめた作品でした。