ニューヨーク在住のユダヤ人デヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)と従兄弟のベンジーは(キーラン・カルキン)は、亡くなった祖母の遺言に従い、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは、行く先々で衝突を繰り返しながらも、個性豊かな人々と出会いながら祖母と縁のある場所を巡る。40代を迎えて言いようのない苦しさを感じていた二人は、旅を通じてそれらに向き合う力を養っていく。
シネマトゥデイより

予告編が面白そうで観たくなった作品「リアル・ペイン」をTOHOシネマズシャンテで鑑賞してきました。

兄弟のように育った従兄弟ふたりが、彼らのルーツであるポーランドを旅するロードムービーです。

ちょい慎重派のデヴィッドと自由奔放に発言するベンジーが織りなす掛け合いが面白いです。この二人がポーランドの名所を訪れるツアーに参加するのですが、そのツアーメンバーも微妙に闇を抱えていて、彼らとベンジーの掛け合いも見どころです。

旅って、その期間だけ非日常になるからいいんですよね。そして旅が終わると、またいつもの世界に戻っていく…こんな感じをよく表現できていた作品でした。

この作品ですが個人的総評は星3つ
★★★☆☆
僕自身がユダヤの歴史にもう少し詳しければ星4つになる作品だったと思います。よい作品です。