つらい過去にとらわれ、周囲との交流を拒絶するダルマは、酒とたばことチャールズ・チャップリンの映画をよりどころにした日々を送っていた。そんなダルマの家に、悪徳ブリーダーのもとから逃げてきたラブラドールレトリバーの子犬が住み着き、ダルマは子犬をチャーリーと名付けて飼い始めるが、チャーリーは血管肉腫の病があり余命わずかだと判明する。雪が好きなチャーリーに広大な雪景色を見せようと、ダルマはバイクのサイドカーにチャーリーを乗せ、南インド・マイスールからヒマラヤを目指す。

シネマトゥデイより


予告編が面白そうだったインド作品を早く観ようと週末にピカデリー新宿にて鑑賞してきました。


孤独な一人暮らしをする男と悪徳ブリーダーから逃げ出してきたワンコが、南インドからヒマラヤを目指して旅に出るロードムービーです。


ストーリーは想像していたよりイマイチでしたが、ロードムービーの良さは最大限発揮されていたと思います。ロードムービー、大好き!それにしてもチャーリーを演じたラブラドールのかわいいことよ!


そして、ウチも保護犬を飼っていますが、この作品には悪徳ブリーダーによって引き起こされる問題も提起されています。毎年200万から300万件の近親交配によって引き起こされる遺伝性疾患による悲劇は無くさないとあかんですね。それが故に売り物にならず保護犬になっているケースもたくさんあると思います。


色々なことを考えてしまいました。


でも両隣のヒトはめちゃ泣いてたけど僕は泣けなかったです。


この作品ですが個人的総評は星3つ

★★★☆☆

自分にはストーリーが合わなかっただけでワンコとのロードムービーとしては楽しい作品でした。