定年退職後にニュージーランドで探偵をしていた鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)が、横浜に帰ってくる。その夜、横浜で香港在住の日本人弁護士が殺害される事件が起き、鷹山は事件に違和感を覚える。ある日、二人のもとに行方の分からない母親を捜してほしいと永峰彩夏(土屋太鳳)がやってくる。彩夏の母親を知る鷹山と大下は、それぞれ彼女が自分の娘かもしれないと疑う。
シネマトゥデイより

休日出勤の代休が取れた昨日、話題になっている「あぶデカ」をTOHOシネマズ新宿にて鑑賞してきました。平日の映画館は大きな混雑もなく過ごしやすいですね。水曜日だと1,300円で鑑賞できるのも嬉しいです。

さて「あぶない刑事」ですが、86年から87年にかけて日曜日21時から放送されていたので、1971年生まれの僕はドンピシャ世代です。タカとユウジのコンビ…大好きでした。

そして、時は過ぎ去り現在のタカとユウジ…かっこよかった〜正直、舘ひろしも柴田恭平も70歳を超えていると聞いていたので、あまり期待していなかったのですが、アクションバリバリでキマっていました。バイクアクションの舘ひろしなんて、トム・クルーズかと思いました。柴田恭平もジャブを打つシーンや飛び蹴りをするシーンは当時のまま。二人のコンディションの良さにまず感動です。

そして、タカとユウジに加えて仲村トオル演じる透も含め、セリフまわしが当時のまま。透なんて年はいって役職もあがっているのにタカとユウジの前ではペーペーの扱いってのがいいです。あと、当然ですが浅野温子演じる薫の怪演ぶりも当時のまんま…いや、少し度が増しましたかね。

今回は特にストーリーも良かったです。行方不明の母親を探す土屋太鳳演じる彩夏を巡って、自分の娘かもしれないと愛情たっぷりに動くタカ&ユウジとライバルであり友情もあるフェイロン、敵になる海堂とのストーリーが上手く練られていました。

この作品ですが、個人的総評は星4つ
★★★★☆

ふたりの愛車レパードの登場も懐かしく、息つく間もなく楽しく鑑賞できる120分です。