宋代の中国。共同体である丐幇(かいほう)の幇主・喬峯(ドニー・イェン)は、誰からも慕われていたが、ある日、副幇の馬大元が何者かに殺害され、そのぬれぎぬを着せられる。さらに漢民族ではなく契丹人であるという自身の出自まで明かされ、丐幇を追放された彼は、自らを陥れた人物を捜し出すと同時に、自らの出生の真実も突き止めようと旅に出る。しかしその道のりは決して平坦ではなかった。

シネマトゥデイより


ジャッキー・チェンが大好きだった世代なのでカンフーアクションには目がないのですが、現代のカンフーマスターであるドニー・イェンの新作をTOHOシネマズ新宿にて鑑賞しました。


ドニー・イェン…イップマンを観て以来ファンになってしまいました。イップマンはそもそものストーリーが古き良きカンフー映画を継承していて良いのですが、今回は少し大河ドラマのような主役のルーツを巡る展開で新鮮ではありました。


そして、アクション…『キングダム』かよって思いましたね。カンフーアクションなんですが、ワイヤーアクションって言うんですかね…空中をスイスイグルグルと飛ぶアクションがキツすぎて、それはそれで良いのですが、肝心のカンフーアクションが薄く感じました。


そして前日に観た『アクアマン』もそうなのですが、主人公と敵のアクションがズギューン、ドキューン、バキューンのまるで『ドラゴンボール』の世界なんです。建物も土地もグッチャグチャ…カメハメ波みたいな技もありましたからね…CGのクオリティーが上がっていくのはいいのですが、ちょいやり過ぎなのかなという想いは強くなります。


昔のカンフーアクションがみたいな〜


この作品ですが個人的総評は星4つ

★★★★☆

エンタメ作品としてはあっという間の130分間ではないでしょうか。香港映画が好きな人には楽しめる作品だと思います。