1972年。チリに向かうラグビー選手団45名が搭乗したウルグアイ空軍の571便が、アンデス山脈の氷河に墜落する。多くが命を落とす中で九死に一生を得た29名は、雪に覆われたアンデス山脈の過酷な環境で生き残ろうと団結する。救助を待つものの食料がなく、状況が厳しさを増す中、彼らは生き延びるためにあることを決意する。

シネマトゥデイより


1972年に起こったウルグアイ航空機の墜落事故を映画化したパニックムービーでありヒューマンドラマですが、多くの方が高評価されていることから朝イチにシネマート新宿で鑑賞した次第です。


新年より日本でも震災や航空機事故が起こっていますが、まさに過酷な状況におかれながらも生きることの大切さ、意欲をリアルに実感できる作品です。


序盤の墜落シーンからとってもリアルでその衝撃に心が痛みます。そして、生き残ったものの冬のアンデス山脈の容赦ない寒さと飢えが襲いかかる様は強烈です。


それでも生き残ったメンバーで何とか寒さと飢えを知恵を振り絞り、凌ぎ励まし合って耐える姿が胸を打ちます。その中には寒さと飢えから脱落するものも…そして生き残るための究極の選択…これが実話だということが凄すぎます。


この作品ですが個人的総評は星4つ。

★★★★☆

こんなときだからこそ見るべき作品なのかもしれません。