かつて東京都民から迫害されていた埼玉県民は自由を求めて立ち上がり、麻実麗(GACKT)や壇ノ浦百美(二階堂ふみ)をはじめとする埼玉解放戦線の奮闘によって通行手形制度が廃止される。こうして埼玉は平和な日常を手に入れたはずだったが、さらなる自由と平和を求め、そして再び埼玉の心を一つにするため、埼玉解放戦線は次なる野望を実現させようとしていた。やがて関西にも及んだこの事態は日本を東西に分かち、全国を巻き込む大騒動へと発展する。
シネマトゥデイより
今年の映画1本目は正月らしく笑える作品をと思い本作品を選びました。一作目を観ていないので躊躇していたのですが、本作を観た人からの好レビューが多く、行こうと思った次第です。
東京から虐げられている埼玉の自由を求めて立ち上がった埼玉解放戦線の戦いが、関西へと飛び火する様はなかなかに面白かったです。
僕は西の人間で大阪にも住んでいたので、大阪と神戸、京都、滋賀、奈良、和歌山の微妙な距離感は理解しているつもりですが、上手く表現できていたと思います。途中でそうそうと頷ける場面が多々あり笑えました。
片岡愛之助はすっかりイヤな関西人キャラが定着しましたね。あと、藤原紀香もええ感じの神戸のおばちゃんを演じていました。
あと、甲子園の地下工場で出現したユリヤン・レトリバーの妖精ダンスは、最近観た「チャーリーとチョコレート工場」のウンパルンパのギミックであり爆笑してしまいました。
この作品ですが個人的総評は星3つ
★★★☆☆
ちょい期待しすぎたので大爆笑まではいかなかったのですが、楽しめる作品でした。