アフガニスタンの砂漠で、武装組織タリバンが23人の韓国人を拉致する事件が起こる。彼らは韓国軍の同国からの撤退と、収容中のタリバン戦闘員23人の釈放を要求。現地に派遣された外交官チョン・ジェホ(ファン・ジョンミン)は、アフガニスタン外務省に戦闘員の釈放を要請するも同省から拒否される。韓国国家情報院の工作員パク・デシク(ヒョンビン)とアフガニスタンのフィクサーの交渉も決裂したため、チョンとパクは手を組み人質を救おうとする。
シネマトゥデイより
予告編からずっと観たかったのですが、すっかり観る機会を逃して、いよいよ上映回数が減ってきたため慌ててTOHOシネマズ日比谷に行ってきました。
アメリカでもタリバン関連のテロ事件がありましたが、その当時に実際に起こっていた韓国人の人質解放に伴う実話をベースに作成されたサスペンス作品です。
これって事の発端になっているのは危険な武装地域で布教活動をしていた韓国のキリスト教団体がタリバン勢力に拉致されたことにあります。なので、日本でもそうなのですが、行ってはいけない地域に行きヤバいことになっている人たちの救出なので、なんだかしっくりはきません。やっぱりヤバい場所に行ったらダメですね。
ただし、ストーリーは面白かったです。人質解放の交渉をする外交官と韓国国家情報院の工作員が織りなす人質救出のバディモノ…緊張感もありヒリヒリします。
しかし、僕がこんな場面に遭遇したらチビってしまうでしょうね。そして命が縮まります。戦争の最中の交渉人はスゴい仕事ですね。
この作品ですが、個人的総評は星4つ。
★★★★☆
緊迫した場面が続くので、あっという間に時間が過ぎる作品です。
それにしても、ここまでではないにせよ湾岸戦争直前にイラクへ単身で乗り込み人質解放をした我らがアントニオ猪木はスゴい!

