1920年代のアメリカ・ハリウッド。スターを夢見る新人女優のネリー(マーゴット・ロビー)と映画製作を目指す青年マニー(ディエゴ・カルバ)は、大スターのジャック(ブラッド・ピット)が開いたパーティーの会場で出会い、親しくなる。恐れを知らないネリーはスターへの階段を駆け上がり、マニーもジャックの助手となる。そのころ、映画業界はサイレント映画からトーキー映画への転換期に差しかかっていた。

シネマトゥデイより


これまで見損ねていた作品「バビロン」を航空機内で鑑賞しました。飛行機の中の映画鑑賞なんて憧れてましたが、かなり集中して観れてよい感じです。


さて、作品は1920年代のハリウッド黄金時代の内幕を描いたドラマです。サイレントからトーキーに移り変わる時代ですね。まさに喧騒の場面から物語はスタートするのですが、大スターのジャックの落ちぶれる姿、スターへの道を駆け上がる新人女優ネリーの成り上がり、映画制作に情熱を燃やすマニーの純粋な気持ちがよく描かれた作品でした。


特にネリー役のマーゴット・ロビーはその美しさを全面に出して、破天荒ながらも大女優の座を掴む様がとても魅力的でストーリーの場面、場面で軸となっていました。彼女の映画といっても過言ではないような気がします。


この時代ならではの独特のグロいシーンもありますが、結構リアルに描かれているので賛否両論あるかも…


それよりもそれぞれの人物の栄枯盛衰がしっかりと描かれていることがとても印象的でした。


この作品ですが個人的総評は星4つ

★★★★☆

色々と見方はあるようですが僕は好きな作品です。189分は長いですがね…