江戸の鍼医者で仕掛人の藤枝梅安(豊川悦司)は、相棒の彦次郎(片岡愛之助)と京都に向かう。彦次郎は道中、妻と子を死に追いやった浪人・井坂惣市(椎名桔平)を見かける。京都に到着した梅安は元締に彦次郎の敵の殺しを頼まれるが、そのとき梅安は自身と因縁のある浪人・井上半十郎(佐藤浩市)とすれ違う。

シネマトゥデイより


パート1が最高に良かった「藤枝梅安」のパート2です。パート1の最後で今作の導入部分がありましたが、気になっており、封切りすぐに新宿ピカデリーに向かった次第です。


結論として、今回も良かったです。梅安と彦次郎のバディとしてのレベルが前作より上がっており、期待を裏切らない内容でした。トヨエツ梅安は今回もカッコいいですし、片岡愛之助の彦次郎も脇役としていいスパイスになっていました。


少し難点を挙げるとすれば、前回の予告からの繋がりの彦次郎を苦しめる椎名桔平演じる浪人・井坂のやられ方が呆気なかったこと。井坂は残虐で最強のワルっぽい感じだったのでもっと緊張感が欲しかった感じでした。


まあ、でもその分、佐藤浩一演じる井上半十郎との絡みがギリギリくるくらいの圧迫感があったので良しとしましょう。佐藤浩一はどんな役をやらせても上手いですね。


この作品ですが個人的総評は星4つ。

★★★★☆

今作も良い仕上がりです。