若き王子アムレート(アレキサンダー・スカルスガルド)は、叔父フィヨルニル(クレス・バング)に国王オーヴァンディル(イーサン・ホーク)を殺され、グートルン王妃(ニコール・キッドマン)を誘拐される。父の復讐(ふくしゅう)と母の救出を誓い、アムレートはボートで島を出る。ところが数年後、ヴァイキングの戦士となって東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返していた彼は、預言者(ビョーク)との出会いを機に自身の運命と使命を思い出す。アムレートは奴隷に変装し、フィヨルニルが経営している農場があるアイスランドに向かう。

シネマトゥデイより


今週末は特に映画鑑賞を予定していませんでしたが、年末年始の映画サイトで本作が話題になっていたことを思い出しTOHOシネマズ新宿で鑑賞した次第です。


9世紀の北欧を舞台に国王である父を叔父に殺された元王子の叔父に対する復讐を描いたアクションですが、この系統の作品にありがちな終始続く薄暗いシーンには少々疲れました。


ただストーリー自体は起承転結が上手くまとめられているので分かりやすいし、その復讐劇は迫力があります。約2時間の作品ですが、集中して観ることができました。


主役のアムレートを演じたアレキサンダー・スカルスガルドはマッチョでグラディエーターを演じたラッセル・クロウみたいな俳優になっていくかもしれませんね。あとニコール・キッドマンがいかにもらしい配役だったのがよかったです。アニヤ・テイラー・ジョイは最近多くの作品に出ていますがよい演技をします。


この作品ですが個人的総評は星3つ。

★★★☆☆

よい作品だと思いますが、日本人には西洋のこの時代は少し入り込みにくいなと感じました。