シネマトゥデイより
1970年代、パンクムーブメント真っただ中のロンドン。デザイナー志望のエステラ(エマ・ストーン)は、夢と希望を胸にデザイン画の制作や裁縫に全力で取り組み始める。しかし、カリスマ的なファッションデザイナー、バロネス(エマ・トンプソン)との出会いをきっかけに、エステラは狂気に取りつかれた“クルエラ”へと変貌していく。
週末に娘のオススメである『クルエラ』を鑑賞してきました。101匹わんちゃんのストーリーも知らないし、ディズニーだし、まったくノーマークの作品でした。
でも、観て良かった〜やっぱり個人の価値観だけで鑑賞する作品を決めてはいけませんね。
まず、1970年代という時代設定から挿入歌がいいんです。QUEEN、BEE GEES、The Clash、SUPERTRAMP、DOORS、Blondie、Electric Light Orchestra…と聞き馴染みのある名曲がバンバンかかり、クルエラの奇想天外な行動が展開されるのは痛快でした。
そして、ストーリーはなぜ少女エステラがロンドンに出ることになるのか?どうしてエステラがデザイナーの仕事にありつけるのか?そして、そのエステラがなぜクルエラになるのか?が詳細にかつシンプルに描かれており、分かりやすいのです。これって大事なことですね。
最後のエンドロールでクルエラがあのエマ・ストーンだと知りましたが、完全にクルエラに成り切っていましたね。また、憎きカリスマファッションデザイナー・バロネスを演じたエマ・トンプソンもらしさ全開で上手かったです。
もちろんワンコ達の活躍も微笑ましく、素晴らしい娯楽作品に仕上がっていました。
個人的総評は星5つ
★★★★★
ファッションセンスも抜群で、シンプルに万人が楽しめる作品だと思います。

