シネマトゥデイより
男にだらしなく自堕落な生活を送るシングルマザーの秋子(長澤まさみ)は、息子の周平に異常に執着する。秋子以外に頼れる存在がいない周平は、母親に翻弄(ほんろう)されながらもその要求に応えようともがくが、身内からも絶縁された母子は社会から孤立していく。やがて、17歳に成長した周平(奥平大兼)は凄惨(せいさん)な事件を引き起こしてしまう。
毎日映画を観れる幸せを感じます。でもまたコロナ感染者が増えてきました。このウイルスに対してはワクチンができない限り、油断するとすぐに人びとに侵入してきます。国も経済を止めれないから緊急事態宣言はださないでしょう。あとは国民の自衛あるのみでしょうか?映画館もボチボチ封切りが増えてきましたが、愛知県では観客はポチポチです。
昨日は長澤まさみ主演の「MOTHER マザー」を鑑賞しました。重い…重過ぎる社会派ドラマ。実話ベースらしいですが、本当にこんな母親がいたのでしょうか?子の母親を思う気持ちはこれほどまでに強いのでしょうか?でも結局こんな母親を作ってしまった社会、両親が悪いのか?いろいろと考えさせらる作品です。
クソな母親を演じる長澤まさみには注目。このひとは本当に上手い。これほどまでに酷く感情移入できない主人公を実に憎らしく演じています。この演技をして、この後は「コンフィデンスマン」ですか!あといろいろな感情が渦巻く息子役を好演した奥平大兼は今後注目ですね。
個人的総評は星4つです。
★★★★☆
正直、覚悟してみないとしんどい作品です。